佐賀へと移動いたします
利用したのは「かもめ」って在来線の特急なのですが、革張りのシートでありますし、デッキもスタイリッシュでありまして…
JR九州の企業努力が感じられます
佐賀駅から車で10分ほど
1000坪近くはあろうと思われる広々とした敷地に建つ150坪ほどの焼肉店
聞くところによると、その投資額は3億円ほどであるとのことでありまして…
ホテルのような車寄せもありますし、駐車場の遠くに止めたお客さまのためにと、ゴルフ場にあるようなカートも用意されているのだとか
東京では考えられないことであります
会合後の懇親会で利用させていただいたのですが、そこは70人ほどを収容するという宴会場でありまして…
もちろん、3つ4つに区切ることもできるのですが、これだけの場所を埋めるほどの宴会があるのかと心配になったりもしますね
さてさて、その宴はキムチやナムル、それにきれいに盛られた前菜から始まります
単にナムルと言いましても、どこにでもあるようなものだけではなくて…
さらに前菜は、炙られた桜ユッケはレモン汁でいただき、細かく包丁が入れられたイカはコチュジャンソースで、そして蒸し豚にはアポカドが添えられていたりと、手間暇と工夫化されているモノですね
そしてお肉
塩焼きが盛られたお更には、ねぎ塩タンをはじめとして、佐賀牛のミスジと鶏軟骨でありまして、美しく飾られたタンの厚みが魅惑的ですね
片面をじっくりと焼いて、表面に肉汁が溢れはじめたらそれを裏返し、ねぎを乗せたらくるっと巻いて、レモン汁で…
70人近い宴席でありますから、ある程度のものを準備しておかなければならないってことでか、お肉への調味はせずにレモン汁にコショーを加えたしっかりしたモノにしていますね
タレ焼きは薄切りにされたロースにカルビやヒレが…
サシが綺麗に入った上等なロースでありますからサッと炙る程度でいただきますと、蕩けるほどに柔らかく、脂の甘みを堪能することが出来ますね
そんなお肉と対照的に、しっかりとお肉の食感と旨みを楽しむことが出来るのがツラミの格子焼き
これまた丁寧に包丁を入れると言う仕事がされたモノでありまして…
こう言う手間暇をかけた丁寧な仕事がお客さまにも支持されるのでしょうね
お食事として提供されたのは"韓国冷や汁ごはん"なるモノでありまして…
冷たく冷やされたみそ風味のスープにキュウリや大根のキムチが入っていまして、サッパリとした美味しさがいただけますね
冷麺やクッパなども美味しいのでしょうが、ココでしかいただくことが出来ない一品と言うのもうれしいですね
〆には手作りだと言う"きな粉のアイスクリーム"
黒蜜を掛けていただくために、その甘さを調整されているのでしょう
アイスクリームとしてはさっぱりとしたモノでありますが、きな粉の風味がとっても活きていて、それが黒蜜と見事に調和しまして…
コレも素晴らしいですね
こちら大昌園さんは、久留米市を中心にいくつかの支店を持つお店でありまして、佐賀には昨年末に進出したとのこと
これからはこのエリアにも展開を進めていくのでしょうかね?
【大昌園】
佐賀県佐賀市兵庫町大字瓦町951-1
0952-41-1129