年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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JR町田駅:「小陽生煎饅頭屋」      目の前で調理するライブ感とシズル感が楽しい焼き小籠包屋さん

2010-11-01 23:04:46 | 関東
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町田へ移動し、とっても話題になってる「焼き小籠包」のお店へ向かいます
東急ツインズと109の間から東南に伸びる商店街を300mほど歩き進んでいくと、昔懐かしい町田仲見世商店街と言うものがあり、その入り口に凄い行列が出来ていますから、その存在はすぐにわかると思います


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中途半端な時間でありましたが、20人ほどが並んでいましたし、多いときには2時間ほど並ぶこともあると聞いています
某ドーナッツ屋さんも開店当時はかなりの行列であったようですが、今ではそれほどでもなくなってることを考えると、コチラの行列は凄いことですよね

かなりご近所さんからの妬みともいえるようなクレームが入っているようで、小姐が一生懸命に、隣のお店の入り口を塞がないよう、声を掛けてます


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ガラス越しに、小籠包を焼いている姿が見えますので、並んでいる時間も退屈をすることがありません
換気扇から出る香りや、調理のライブで、期待感とともに、ドンドンお腹が空いてきます
これもコチラが繁盛を続ける秘訣となっているのでしょう


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テイクアウトが中心なのでしょうが、軒先に数人が立って食べられるカウンターがあります
ワタシ達も6個入りをお土産に買い、4個入りをコチラでいただくことにします

レンゲが一杯になるほどのジュースが包まれています
そして、そのジュースがとっても美味しいこと 
肉汁に、ちょっとだけ醤油のようなもので味付けがされているようですね
これだけを飲んでも満足できるほどのモノです

これだけ、熱々のジュースが含まれていますので火傷される方が多かったのでしょう
食べ方の注意書きが、ソコラじゅうに貼られていますね


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このお店の繁盛は、やはり手作りであることでしょう
小さな店内で5人ほどのスタッフが休む間もなく小籠包を握っていて、その握りたてを焼き上げている
だからこそ、この美味しさが出せるのでありましょう

眼の前で調理するライブ感とシズル感、それに一つ80円ほどのリーズナブルさ
外食産業における、久しぶりのヒットコンセプトになりそうな予感であります




【小陽生煎饅頭屋】
東京都町田市原町田4-5-19 町田仲見世商店街

JR渋谷駅;「パンチョ」   ナポリタンとミートソースがあればいい

2010-11-01 14:54:19 | 関東
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渋谷で待ち合わせ
ハチ公の尻尾辺りで… なんて、なんとメジャーな場所なのでありましょう

修学旅行の学生さんや、海外からの観光の方たちが、代わる代わるに、ハチ公をバックに記念撮影
ココにいちゃ、どんだけの写真にフレームインしてしまうことか…
ってことで、ちょっと避難であります


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待ち人と合流し、渋東シネタワーの脇にある路地を入ったトコロにある「パンチョ」さんへお邪魔してみますと、店頭に若い女性がふたり、じっと看板を見ているではないですか
この娘たちも、ここに入るのかなぁ なんて思っておりましたが、ちょっとした好奇心で看板を見ていただけのようですね

お店に入ると、そこは男性天国
12:00を少し回っていたこともあり、お店がある地下へ向かう階段にまで、席待ちのお客さまが・・・


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食券を買って、待つこと5分強
25席ほどの小さなお店ではありますが、商品の提供が早いことと、お客さまの回転が早いことで、それほど待たされることは無いようですね

席に座る順番が近づくと、接客担当のスタッフが食券を受け取ってくれます
少しでも商品を早く提供しようと、このタイミングで調理が始まるのですね
ですから、席に着くと間もなく料理が運ばれてきます

その姿を見てビックリ
大盛りのお店でありますし、メニュー看板や階段など至るところに量が多いことが記されていましたので、ある程度、心の準備は出来ていたのですが・・・

ケチャップ色に染まったプリップリの太麺が、ピーマン、玉ねぎ、ソーセージを抱いていて、そのお味は懐かしのナポリタンそのものであります
「改めて、ナポリタンは旨いと言わせたい」って書かれた看板に偽り無し!でありました


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コチラは同行者がいただいたミートソースであります

お店の特徴としましては
①大盛りスパゲッティーのお店であること
②スパゲッティーの種類はナポリタンとミートソースだけであること
③目玉焼き、ハンバーグ、厚切りベーコンなどと、いくつかのトッピングメニューが50円~200円で用意されていること 
④麺の量は、普通、大盛り、兄貴・・・ と増やすことができ、基本メニューと同一価格でいただくことが出来ること
でありましょう

人気は圧倒的にナポリタンであるようでして、ほとんど全ての方がナポリタンを召し上がっていらっしゃいました
それも、ほとんどの確率でトッピング付であります

お値段が一緒だからと、麺の量を増やしてお腹を満たすのではなく、料金を払って、しかも麺の量を小盛にしてまでもトッピングを買うお客さまが多いこと
つまり、お腹を満たすことも大切な要素ではあるけれでも、色んな味を楽しみたいっていう贅沢感を味わう気持ちも大切なことなのでありますね



【スパゲッティーのパンチョ】
東京都渋谷区道玄坂2-6-2 藤山恒産道玄坂ビルB1F
03-5489-2522