米蔵の壁に影おく夏欅
( 秋田・山形俳句行 )
一通り旅の写真と拙い句をご紹介してきました
まだ撮り溜めた写真はまた随所で掲載できればと思います
俳句の方は5日間で47句、推敲に至ったのは32句です
旅吟はとかく固有名詞にたよる傾向にあると言われていますが
それを意識して詠み進めました
俳句は一句完結 素直な感動は平明な句になることを実感しました
過去の自分の句が如何に頭の中で作られ、言葉に頼っていたか
それはそれで、今日の自覚との比較にはなっているので無駄にはなって
いない 「事」俳句は体験「物」俳句は体感そこの違いが分かっただけでも
今回の旅が有意義だったと思っています