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8月 27日

2010-08-26 23:31:40 | Weblog

         ( 百日紅 )

 

何恃めとや躍り咲く百日紅            岡本 眸

 

女来と帯纏き出づる百日紅           石田波郷

 

百日紅火屑の落花掃かれけり          深見けん二

 

百日紅その一日の真盛り             辻桃子



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百日紅   (こう)
2010-08-27 11:06:42
何恃めとや躍り咲く百日紅     岡本 眸

何という暑さでしょう。日本は熱帯と化したようですね。

揚句、躍り咲く・・が利いていますね。
淋しい句、孤独を感じる句です。内面と外面との乖離を思わせられる秀句だと思います。
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百日紅 (ころころ)
2010-08-27 21:19:07
本当に良い句ですね
はるか昔に詠んだ拙句に
百日紅プリマドンナの休演す

二句一章の句ですが先生にとても誉められた
ところが百日紅からの発想とつき方でした
その頃は何のことやら分かりませんでしたが
眸さんの句を鑑賞する時に自分の感性が間違って
いなかった事が自覚できました
百日紅は一見華やかな花ですが、なぜか寂しい
花に見えるのです
返信する

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