( 乞巧奠・きこうでん・きっこうでん )
今日は七夕・下界では雨模様であっても雲の上では織姫・彦星の逢瀬の日
先日、東京杉並の大宮八幡宮で平安の七夕・乞巧奠飾りを観て乞巧潜りを
体験してきました。
乞巧奠は我が国の棚機つ女の信仰や中国の織女・牽牛の星祭りが重なり、宮中を中心に技芸の上達を祈る七夕行事として行われていたもので、短冊のルーツと云われる梶の葉や紙垂を四方にめぐらせ、詩歌・管弦・裁縫などの上達を祈り筆硯・雅楽器・糸などをお供えしてお飾り致します。併せて、神門前には梶の葉や五色の布を垂らし平成の七夕・大宮八幡「乞巧潜り」が設えられ、これを潜ることにより技芸の上達を祈ります。(大宮八幡宮HPより)
今昔のためしをひきし乞巧奠 筑紫磐井
(乞巧潜りの五色布)