子どもの健康

子どもたちの健やかな成長を願って、子どもに関する小児科医の雑記

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ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの現状

2019-03-27 18:02:30 | 雑記
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(子宮頸がんワクチン)は、
2013年6月14日に厚生労働省の「積極的な接種勧奨を差し控え」通知が出てから5年が経過し、
当初の70%近い接種率から現在では1%未満の接種率となっています。

ワクチン接種自体が中止になった訳ではなく、
今でも接種の希望があれば、定期接種として対象者は無料で接種することが出来ます。

5年が経過している間に日本以外の海外では、
現在日本で導入されている4価ワクチン(ガーダシル)ではなく、
9つの型のHPV感染を抑える9価ワクチン(ガーダシル9)が標準になり、
女性だけではなく男性への接種も勧められるようになっていています。

9価ワクチンは子宮頸がんに対して90%程度の効果が期待されており、
高いワクチン接種率と検診により子宮頸がんは今世紀末には撲滅できる可能性が示唆されています。

この様な世界的な状況から日本は完全に取り残されています。

ワクチンを接種するかどうか、
「子宮頚がんについて」「ワクチンの効果について」「ワクチンの完全性について」
正しい情報に基づいてよく考えてみて下さい。


情報リンク:

1、厚生労働省(予防接種情報)「ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)」

2、NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会「保護者の皆さまへ 子宮頸がん予防ワクチンの接種についての考え方」

3、日本産科婦人科学会「子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために」

4、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種推進に向けた関連学術団体の見解(予防接種推進専門協議会)
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