BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

ベリカードこぼれ話 (19)  復刻版ベリカード

2016-12-01 | BCLアラカルト
昨日は、「ベリカードのベリカード」を取り上げましたが、昔のベリカードをそのままにしたような、よく似たデザインで、新しく発行された「復刻版」のカードもあります。

国内局は、「南日本放送」の、2004年のです。



1981年頃に発行されていたのと同じ図案で、局ロゴなどを加えて新しく発行されています。この昔のカードは、持っていません。

海外局では、2013年に発行された、「ラジオ・モニター・インターナショナル」と、「AWR-ASIA」(これは色違い) のカードです。これらは、AWR-KSDAを聴いたものです。



昨日、取り上げた、2012年のAWR「スリランカ中継」のカードに使われているベリカードの2枚が、復刻版になっています。再掲ですが、1983年の「ラジオ・モニター・インターナショナル」のです。ちなみに、カードに署名をしている方は、A. M. ピーターソンさんで、2枚とも同一人物です。



「ラジオ・ネダーランド」から、1997年の「放送開始50周年記念」のです。



オランダ北部ヒルゼンに建てられたアンテナ写真です。世界最初の木製支柱のビーム・アンテナで、2本の同心円状のレールがあって回転できるようになっています。インドネシアなどオランダ領東インド諸島向けの放送に、このアンテナが1937年~1958年9月まで使われたそうです。

1937年当時のカードを、ネットから探して、取ってきました。コールサインはPCJです。



カードをそのまま再現したものと一瞬思いましたが、よく写真を見比べると、アンテナの向きや、写っている周囲の状況がちょっと違っていますので、まったく同じ写真ではないことがわかります。

「ラジオ・プラハ」のは、「放送開始60周年」の1996年に発行されたカードです。

コールサインOLRの、1936-38年に実際に発行された4枚を、そのまま復刻したものです。(局のHPにはHistorical QSL Cardsとして掲載されています) これらは受信したのではなく、プレゼントとしていただいたものです。



プラハは、歴史ある街並みが残っているので、今でも、ヴルタヴァ川に架かるカレル橋、聖ビトー教会、カレル・ブリッジ・タワーは、昔の写真と変わらない姿で見ることが出来るのでしょう。

1988年にいただいた、ヴルタヴァ川のカードを参考に、載せてみました。



以上、復刻版ベリカードのお話でした。


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