昨日、チェコを代表するモグラのキャラクター「クルテク」について書きましたので、今日は、モグラにまつわる思い出話などを書いてみます。
ひと昔前、子供の頃は周りに田んぼが多くあって、モグラがいたようですが、実際に見た(死骸も)ことはなく、お年寄りからモグラの話を聞いたぐらいです。
(モグラ画像はWikipediaから)
モグラは、「ウンゴロ」とも呼ばれていて、田んぼの畦に穴を開けて、水田を干上がらせる悪さをする害獣とされていました。ただ、モグラをつかまえ、黒焼きにして飲むと、「薬(漢方)」としての効能があるとのことでした。何に効くのか知りませんが、いかにも怪しい薬ですね。
「病気は、気から」と言われたりするので、良く効くと思って、「気」を頂くことで良くなる、いわゆる「偽薬」による、プラシーボ効果とでも言うのでしょうか。変わった薬では、近代以前には、エジプトのミイラの粉末がヨーロッパ人に愛用され、その後、江戸時代の日本にも輸入されて使われたという話があります。
また、イモリの黒焼きを女の子に降りかけると自分に惚れてくれる、という言い伝えがあったりしますので、変わった動物の加工品は、魔法の薬と思われていたのでしょう。昔から、何にでも効く万能薬や不老長寿の薬は、人間の究極の夢を叶えてくれるものなので、得体の知れないものを、飲んだり食べたり、アブないと思いながらもやってしまう、のが人間なのかも。
そんなことを考えていると、新型コロナウイルスが、中国での野生動物 (コウモリやゼンザンコウなど) を食べる習慣から発生したという由来説も、あながち間違いではないのかも。
ひと昔前、子供の頃は周りに田んぼが多くあって、モグラがいたようですが、実際に見た(死骸も)ことはなく、お年寄りからモグラの話を聞いたぐらいです。
(モグラ画像はWikipediaから)
モグラは、「ウンゴロ」とも呼ばれていて、田んぼの畦に穴を開けて、水田を干上がらせる悪さをする害獣とされていました。ただ、モグラをつかまえ、黒焼きにして飲むと、「薬(漢方)」としての効能があるとのことでした。何に効くのか知りませんが、いかにも怪しい薬ですね。
「病気は、気から」と言われたりするので、良く効くと思って、「気」を頂くことで良くなる、いわゆる「偽薬」による、プラシーボ効果とでも言うのでしょうか。変わった薬では、近代以前には、エジプトのミイラの粉末がヨーロッパ人に愛用され、その後、江戸時代の日本にも輸入されて使われたという話があります。
また、イモリの黒焼きを女の子に降りかけると自分に惚れてくれる、という言い伝えがあったりしますので、変わった動物の加工品は、魔法の薬と思われていたのでしょう。昔から、何にでも効く万能薬や不老長寿の薬は、人間の究極の夢を叶えてくれるものなので、得体の知れないものを、飲んだり食べたり、アブないと思いながらもやってしまう、のが人間なのかも。
そんなことを考えていると、新型コロナウイルスが、中国での野生動物 (コウモリやゼンザンコウなど) を食べる習慣から発生したという由来説も、あながち間違いではないのかも。