少し日にちが経ってしまった話ですが、「中国国際放送局」が、東京の私書箱「目黒郵便局私書箱78号」を今年8月1日をもって廃止した、とのことです。
まあ、すでに4月から、受信報告は紙によるレポートではなくEメールのみの受け付けになり、残るは、手紙のお便り分だけになったでしょうから、日本に私書箱を設けるメリットは、ほぼなくなった、と言えるでしょう。
かつての、海外局による日本語放送の私書箱と言えば、東京麹町郵便局私書箱29号 (BBC)、東京赤坂郵便局私書箱64号 (R.A.)、 東京中央郵便局私書箱1055号 (FEBC)、東京中央郵便局私書箱1000号 (KTWR)、大阪中央郵便局私書箱180号 (VOFC) などで、これらの私書箱の番号だけは、今でも不思議と覚えています。
1975年頃の郵便料金は、国内の封書が20円、海外への航空便はアジアあて60円、ヨーロッパは100円でした。おまけに、重さは10gまでで、それを超過すると+50円、+90円が必要でしたので、気安く受信報告が出せない、となってしまっていました。ですので、私書箱があることで、ずいぶんと助かりました。
今では、国内封書が、80→82→84円となり、中国 (アジア) あて航空便は90円のままですので、料金差はほとんどなくなり、直接差し出した方が早く着きます。
それに、今やもう、海外局へ受信報告を航空便で出すこと自体が、少なくなってしまいましたね。
最後に、蛇足になります。こんなのがありました。1970年頃の「ラジオ・オーストラリア」の局紹介パンフです。番組表のほか、受信報告はこんな風に書いてほしい例、そして、最後に東京の私書箱も書かれています。
表紙、見開き、受信報告例、あて先です。
受信報告例の、受信機名「コアラ8T」は何でしょうか。きっと、8石トランジスタラジオなのでしょう。受信状態は、聴いたままの、文章での記述です。この頃は、「SINPO」はまだ馴染みがなく、一時期、「SINFO」(F=fading) がありましたね。
まあ、すでに4月から、受信報告は紙によるレポートではなくEメールのみの受け付けになり、残るは、手紙のお便り分だけになったでしょうから、日本に私書箱を設けるメリットは、ほぼなくなった、と言えるでしょう。
かつての、海外局による日本語放送の私書箱と言えば、東京麹町郵便局私書箱29号 (BBC)、東京赤坂郵便局私書箱64号 (R.A.)、 東京中央郵便局私書箱1055号 (FEBC)、東京中央郵便局私書箱1000号 (KTWR)、大阪中央郵便局私書箱180号 (VOFC) などで、これらの私書箱の番号だけは、今でも不思議と覚えています。
1975年頃の郵便料金は、国内の封書が20円、海外への航空便はアジアあて60円、ヨーロッパは100円でした。おまけに、重さは10gまでで、それを超過すると+50円、+90円が必要でしたので、気安く受信報告が出せない、となってしまっていました。ですので、私書箱があることで、ずいぶんと助かりました。
今では、国内封書が、80→82→84円となり、中国 (アジア) あて航空便は90円のままですので、料金差はほとんどなくなり、直接差し出した方が早く着きます。
それに、今やもう、海外局へ受信報告を航空便で出すこと自体が、少なくなってしまいましたね。
最後に、蛇足になります。こんなのがありました。1970年頃の「ラジオ・オーストラリア」の局紹介パンフです。番組表のほか、受信報告はこんな風に書いてほしい例、そして、最後に東京の私書箱も書かれています。
表紙、見開き、受信報告例、あて先です。
受信報告例の、受信機名「コアラ8T」は何でしょうか。きっと、8石トランジスタラジオなのでしょう。受信状態は、聴いたままの、文章での記述です。この頃は、「SINPO」はまだ馴染みがなく、一時期、「SINFO」(F=fading) がありましたね。