BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

船舶気象通報局 受信証 (その5)

2023-10-08 | 国内局ベリカード
「船舶気象通報」の受信証の続き (その5) です。

高知県土佐清水市の「あしずり」」(高知海上保安部) で、「足摺岬灯台」の写真になっています。
四国最南端とされている、足摺岬の先端に立つ灯台です。
(2010年) (2011年)



長崎県対馬市の「かみつしま」(対馬海上保安部) で、三島 (みつしま) にある「三島灯台」の写真になっています。
データなしの、写真だけの小ぶりなカードです。
(2010年)



長崎県壱岐市の「わかみや」(唐津海上保安部) で、壱岐島の北にある、若宮島の「若宮灯台」の写真になっています。
2012年のは、「若宮灯台」「局の位置図」と、海上保安庁のマスコット「うみまる」と妹の「うーみん」が参加している、唐津くんち・魚屋町の曳山「鯛ヤマ」が描かれています。返信は、第七管区海上保安本部からでした。
(2010年) (2012年)



長崎県五島市の「おおせざき」で、「大瀬埼灯台・ディファレンシャルGPSアンテナ塔」の写真と、「局の位置図」、長崎くんち「龍踊り」の絵が描かれています。
返信は、第七管区海上保安本部からでした。
(2014年)



宮崎県串間市の「とい」(宮崎海上保安部) で、「都井岬灯台」の写真」になっています。  
都井岬灯台と、大隅半島の先端にある佐多岬灯台の気象情報を流していました。
(2010年) 



沖縄県国頭郡東村の「げさし(慶佐次)」(中城海上保安部) で、高さ193mの「ロランC局アンテナ塔」の写真になっています。
この局の船舶気象通報運用は、2014年3月まででした。
(2010年) (2011年)



沖縄県八重瀬町の「やえせ(八重瀬)」(那覇海上保安本部) で、「アンテナ塔」の写真になっています。
「慶佐次」が廃止されましたので、新設されたこの局が、2014年3月26日? から運用を始めました。
(2014年)  (2016年) 




沖縄県石垣市の「みやこじま(宮古島)」(石垣海上保安本部) で、与那国島の「西埼(いりさき)灯台」の写真になっています。
この灯台は、日本の最西端の建築物だそうです。
(2010年)  



「船舶気象通報」は、2016年9月30日で廃止となりました。いただいたベリは、以上です。

【付記】
「船舶気象通報」は、海上保安庁 (交通部) が、船舶の航行安全および航行援助業務や交通業務の一環として行っていました。
また、業務の中の「航路標識」関連では、
「光波標識」(灯台・灯標・灯浮標・電光掲示板など)
「電波標識」(無線方位信号所=中波標識局・マイクロ波標識局[レーマークビーコン・レーダービーコン]・ロランC局・ディファレンシャルGPS局)
「音波標識」(霧信号所)
「その他」(船舶通航信号所=海上交通センター[MARTISマーチス]・潮流信号所=潮流放送) 、と言ったものに分けられます。

電波標識関連では、
「無線方位信号所」(電波灯台) は、2010年3月末で廃止されたようです。
「ロラン局」(LORAN= LOng RAnge Navigation 長距離電波航法)=局からの長波 (100kHz) を受信することで、海上での自船の位置がわかる測位システムで、GPSが普及したことで、南鳥島(2009年12月)、十勝太(2013年2月)、新島 (2014年2月)、慶佐次 (2015年2月) と廃止されたようです。
「ディファレンシャルGPS局」=GPSの測位精度誤差が当初約100mと悪かったことから、DGPSを1997年から運用開始。27の灯台局がDGPS基準局となり、海上の船舶 (移動局) へ位置補正情報を送って、誤差を約10~1m程度にしていました。その後、GPS自体の精度が上がったり、他のサービス提供もあって、2019年3月31日で廃止されました。
「潮流放送」=最後まで放送していた、関門海峡の「火ノ山下潮流信号所」(1625.5kHz) は、2022年12月16日で廃止されたとのことです。
「海上交通センター」は、現在も放送が行なわれています。


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