BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

「BCLマニュアル」付録、世界主要放送局 IS集ソノシート

2019-12-28 | BCLアラカルト
昨日の続きで、引き出しの中から、こんなものが出てきました。

電波新聞社発行の、「ラジオの製作」別冊「BCLマニュアル」(発行日は1986年1月1日) に付録として付いていた、「世界主要放送局IS集ソノシート」です。



ソノシートは、レコードの代用として、70-80年代の雑誌に「音の付録」として普及していましたので、この雑誌にも当然のように付けられたのでしょう。片面だけが多いソノシートですが、これは両面盤になっています。ナレーターは、山田耕嗣さんです。収録局を紹介しますと、

A面は、①ドイツ海外放送 ②オランダ放送 ③ポーランド放送 ④ラジオ・スェーデン ⑤ラジオ・プラハ ⑥ラジオ・デンマーク ⑦オーストリア放送 ⑧バチカン放送 ⑨イスラエル放送 ⑩ラジオ・オーストラリア ⑪ラジオ・ニュージーランド ⑫カナダ放送 ⑬国連放送 ⑭アンデスの声

B面は、①ボネイアのトランス・ワールド・ラジオ ②ラジオ・ボツワナ ③南アフリカの声 ④ラジオ・南アフリカ ⑤ナイジェリアの声 ⑥ボイス・オブ・ゴスペル ⑦アメリカの声 ⑧モスクワ放送

当時、レコードプレーヤーを持っていませんでしたので、知り合いのところで聞いてみよう、と切り離したようで、その後、どこへいってしまったかわからないままでした。結局、今もプレーヤーを持っていませんので、一度も聞けていません。



ところで、この雑誌「BCLマニュアル」の裏表紙を改めて見てみると、当時の世相が表現されていて、なかなか面白いものになっています。広告主は、アド・カラー社です。

イラストの背景は、大気圏外を飛行する宇宙船で、BCLラジオを肩からぶら下げている少年は、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の歌詞のような言葉を発していますし、名刺の名前例は「山口百恵」になっています。

私も当時、アド・カラー製の受信報告書、レポート用箋、ログノートを使っていました。実際、山田耕嗣さん監修と言われるログノートは重宝していて、その後BCLブームが下火になり、電器店でこの商品が販売されなくなったので、本社へ直接買いに行ったことがありました。

そんなことで、受信ログについては、今だに紙に記入していて、同社のログ用紙をコピーして、ずっと使っています。紙の方がパソコンに入力するより簡単で、使いやすいからです。


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