
室内でごろごろしていた。
雨はやまない。
そのまま、日が沈んだ。
ビールとお茶を交互に飲む。
つい、ホラー映画、都市伝説の動画、などを見て、ネットで検索をする。
ついつい、久々に怖さが身にしみた。
すっかり、目が痛む。

それでは収まらなくなって、脳の状態を転換させるために、
伊集院光さんのラジオのmp3を聴いていた。
睡眠薬を飲んだにも関わらず、眠れない。
伊集院さんの話を暗闇で聴きながら・・・
それでも一向に眠りに堕ちていかない。
そうしているうちに、鳥さんが鳴き出し、外は青白く・夜明けへの序奏をはじめる。
日が長くなっていくこの時期。
すっかり、朝が来るのが早くなった。
起き上がって、近所にタバコを買いに行くついでに散歩となった。
雨はすっかりやんでいた。
月が浮かぶ空。
人が居ない風景が、とてもたおやか。
すずめさんやカラス。
たまに走り抜けるクルマ。
電灯が消え始めて、朝がやってくる。
かなり歩いて戻る。
そろそろ、眠ろう。
***



















***

■TOKYO NO-1ソウルセット「夜明け前」 '98■
日々更新されていく東京の風景というか情景を楽しんでいます。
タッコングは覚えています。何しろ僕は子供のころ、七夕の短冊に「MATの隊員になりたい」と書いたくらいです。帰ってきたウルトラマン世代。でもいま見ると、この3作目のウルトラマンはテーマやデザインを含め、路線がおかしくなっていますね。やはり初代とセブンが上かと。
東京スカイツリーが嫌でも視界に飛び込んでくる生活を送られていますね。あの物体、デザイン的にはどう感じていらっしゃいますか?僕は東京出張ときに列車の窓からちらりと見たりしますが、浜松町界隈で観る先輩タワーと見比べてしまいます。
先週北海道のマラソンに出て、それまでは気分高揚のためヴァンヘイレンやキンクス、ピンクフロイド、ボウイなどを聴いていた僕は、昨日からなぜかイーノばかり。かたちんばさんの影響は否定できない。
イーノを聴きながら東京の街を走ってみたいです。夜の皇居一周がいいかな。
ではまた。
写真の寂しい感じが好きです。(人が写っていないからでしょうか。色のせいですかね。)
あと文も好きです。
ランニングを続けているようですね。
自分が熱中できる情動に従うのならば、そこには開放感。
一方で、わたしは、街をくねくね。
スカイツリーには、愛と憎悪が入り混じった想い。
東京タワーは、よく怪獣の迫り来る危機に会いかけましたが、今でも東京を望楼する、火の見やぐらとして、我々の中にあります。
くもおさん同様に、ウルトラシリーズの子供は、当時、あの世界観にあこがれていました。
タッコングは自分も好きで、ブルマアクの怪獣を持っていました。
自分が生まれ育った家の近くには、千住のガスタンクがあって、いつか怪獣に襲われるんじゃないか?
と恐れていた記憶があります。
イーノの世界は、やはり自分も原点。
なんやかんやと、離れられないですね。
明日からも、しんどいことになりそうですが、せいぜい肩のチカラを抜いていきましょう。
「人が居ない」。
確かに、そうですね。
日々、黄泉の場所を漂っている感覚。
常に葦のように、たゆたい旅をしている。
東京生まれの人には、共通しているのでしょうが。
・・・それが一つの背景でもあります。
そんな際に、頼りになる座標軸が、古き街とそこを横切るネコ。
今は、そんな感じでしょうか。