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こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2012年7月9日 月曜日 そして、また休みが明けて

2012-07-09 22:16:10 | 写真日和
昨日、日曜日。
どれだけぶりだか・・・「サザエさん」を久方ぶりに見た。

どーゆーわけだか。

そこで妙な会話がテーマになっていた。
カツオやマスオさんが「ああ、日曜日も、夕方になると憂鬱だよ」などと言う。

明らかに恣意的な隠喩がここには含まれていた。
世間で「サザエさん症候群」と呼ばれていることを意識して、こんな放送をするまでに「サザエさん」は変化してしまったんだなと思った。

もうすでに、作者である長谷川町子が亡くなって、かなりな年月が経つ。
そして、時代は21世紀・2012年の現在。
人気に衰えはないものの、昭和の家族を描いた「サザエさん」の世界は、とうにSFの世界となっている。

今後、どうやってこの番組を維持・終息していくかに、スタッフは色々と喧々諤々・裏側で議論を重ね・迷走しているのだろう。
そんなニュアンスが見え隠れした。

***

そして、カツオやマスオさんが嘆いたような月曜日を、自分も迎えた。
ユーウツなのは自分だけではない、と思いながらも、ココロもカラダもちぐはぐなまま、そろりそろり・・・と大したことも出来ぬまま終わった。

「ブルー・マンデー」は、何もイアン・カーティスだけのことではない。
統計学上でも、自殺者が月曜日が一番多いのは明らかな事実。
休みから活動への立ち上がりにおかしくなるのは、誰かだけの「症状」ではない。



やることがうまく進まない。
リミットまでの時間が迫り、焦る。
追い詰められたような感に陥る。

まあ、よくあることだが。

そんなただでさえ暗い日に、連動する部署がチョンボし、自分の責任でも無いのに足手まといとなる。
ゾンビに足を掴まれて・溺れて水死しそうになる。
いたたまれない気持ちにもなる。

よく「殺されるわけじゃあないんだから」と言うコトバがある。
だが、なかなかそのコトバだけでは救われない日もある。
今日は、このコトバは、ココロに一撃も響かない。

相田みつをの『にんげんだもの』という詞が、何ら自分の一生に響かないのと同様に。

***

こんな殺伐とした夜。
それでも、訪ねて来られたお客様。
雑然として、ロクなおもてなしも出来ないが。

「今夜は、おかずはな~んも無いけど、お新香とご飯とお茶を上がって行ってくださいな。
ささっ。どうぞ、上がってください。」

「こないだ、日本橋富沢町に行く用事がありましてね。
でも、道に迷ってしまいまして・・・。
小伝馬町やら馬喰町やら横山町やら、うろうろしてしまったんですよ。

そんときの写真でもよろしければ、見てくださいな。
ジュリア・フォーダムの歌う、美しい曲を聴きながら。」

■ジュリア・フォーダム 「ポーセレイン」■






































コメント (6)
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