今日、今年初めてのエアコンを付けた。
世の中「節電」と叫ばれているが、一般家庭がエアコンを付けないでも、総電力に対する影響力は実は大して無い。
総電力の削減の一助にはならない。
むしろ、外置きから排出される暖気が、街のヒートアイランドを助長する面。
それが、ノラネコたちへ影響することを考えたい。
電力の8割が産業界が占め、残り2割の家庭電力。
そのうち、他の電気機器が発する電力に比較すれば、やっている側の気持ちや気分は良いが、エアコンを切ることのみが節電には直結しない。
捻じ曲げられた流布に基づいて、室内で熱中症にかかり、死んだら元もこも無い。
戦中に、贅沢は敵だ、というスローガンに近いものを感じる。
それを真に受けて死んだ人々を思い出す。
適度に付け・適度に消すこと。
そこに扇風機を絡めて、より滞在する環境の空気温度を効率よく下げる。
それが心身ともに一番良いのだろう。
自分には、「節電」と叫びながら、その一方で、サウナで水をだくだく使うに始まり、観光も含めて、公的場所でエネルギーを消費者気分で使いたい放題の人々への違和感が去らない。
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昨夜、ビールをたんまり飲んで憤死した割には、9時に起きた。
暑さへの「エコ」には、裸族でパンツ一丁に、うちわ。
これが一番良い。
脳に夏のスイッチが入ったのか?
細野さんの1982年作品「フィルハーモニー」を、エンドレスで聴いている。
■細野晴臣さん 「ホタル」( Liminescent)■
この「ホタル」は、当時のドラマ「北の国から」の蛍ちゃんをイメージして、細野さんは創ったという。
【LDKスタジオ】
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先週、老父の兄弟が、趣味で描いていた絵が入選したというので、お付き合いで父と上野へ出向いた。
中国から億単位のカネを払って「借りている」パンダで騒ぐのを一瞥し、美術館に向かった。
館内の方に断りを入れたら、写真撮影は良いと言われて、好きな絵を撮る。