こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2011年12月24日 土曜日  山椒魚の夜間飛行 とある拾陸夜 - 鎮魂としての聖夜 -

2011-12-24 19:45:50 | 音楽帳


兄からの「クリスマスCD」のプレゼント。
全21曲。幼い頃聴いたカーペンターズはともかく、それ以外は聴いたことの無い曲が多く入っている。

このコンピレーションCDは、とても穏やかで静かに満ちた曲が多い。
特に気に入った曲を、今夜は送る。
まるで冬の外気・空・樹木・雪のしんしんと降る音が聴こえてきそうな。

バーブラ・ストライザンドの「アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス」。

昨夜、TBSラジオで、小さなコドモが独白するCMがあった。
「サンタさん。
今年はお母さんが居ません。
お母さんが居ないクリスマスなんか、ボクはサンタさんにお願いなんかしてないですよ。

ねえ、サンタさん。
来年は、ちゃんとボクの願いをかなえてくださいよ。」

それが、何を意味し・何を言おうとしていたのかは明白。
2011年という、とんでもない事態に突き進んだ、異例なる年のクリスマス。
亡くなった魂への鎮魂と祈り。

自然を越える神などは居ない。
未来がまったく見えなくなった中、それでもあえてウソ臭いことを言う。

「どうか、ご加護を。
来年こそは・・。」

■Barbra Streisand 「I'll be home for Christmas」■
コメント
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