こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2011年12月5日 月曜日 山椒魚の夜間飛行 とある漆夜 - アモン・デュール周辺 -

2011-12-05 22:29:42 | 音楽帳
80年代の始めに、ジャーマンやイタリーなどのユーロ・ロックのレコード再発が続いた。
雑誌の白黒のページを穴が開くほどに眺めて、中身の音楽を想像した。
LPレコードは正規に買えば2,500円(その後値上げで2,800円)のところ、2,000円での再発だった。
当時のおこづかいが月3,000円。
いかにレコードというものが高価だったかが分かる。

そんな中、せっせせっせといそしむのはラジオでのエア・チェック。
しかし、なかなか、FMラジオでもかからないものばかり。
そこに現れた貸しレコード屋さん。有名だったのは「友&愛」だったが、あるレコードは底の浅いものばかり・・
そして・・・1981年に神保町に出現したのがジャニスだった。
ジャニスの出現は、当時革新的だった。

でも、ユーロ・ロックも結局のところは、アフロディテス・チャイルドやタンジェリン・ドリームの過去の作品、それにエドガー・フローゼやピーター・バウマン、クラウス・シュルツのソロ、カンやブライアン・イーノと繋がりある音楽には傾倒して聴けたものの、それ以外のものは聴けずじまいだった。
近時、やっと当時聴くことが叶わなかったものを聴いている次第。
それは、24時間を費やしても追いつかない80年代ニューウェイヴの隆盛のせいでもあり、自分の耳の狭さでもあった。


昨年出会ったポポル・ヴーの素晴らしさに続いて、最近はアモン・デュールを聴いている。
そんな中、偶然ネットで出会ったHaboobというユニット。
アモン・デュールの一員だったジミー・ジャクソンという人が作った1971年の作品という。
「イスラフィル(Israfil)」という曲がなかなか良いので、紹介する。

■Haboob 「Israfil」■


追い詰められたら、自分を逃がすこと
違う場所にそらすこと

生き詰まったら、そこからクラゲのようにふらふらと回遊し、適当に移動すること
リゾームを志向すること
コメント (4)
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