こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

joy division 「Closer」'80 ~80年代で、最もうさん臭いアルバム~

2007-10-28 22:49:14 | 音楽帳


1. Atrocity Exhibition
2. Isolation
3. Passover
4. Colony
5. A Means To An End
6. Heart And Soul
7. Twenty Four Hours
8. The Eternal
9. Decades

***

8・9は名曲ですが、アルバム全体としては、たいしたアルバムではないと思います。
むしろ、出来の悪さばかりが、目立つ、質の低いアルバムです。
自分は、この2曲以外を聴くことはないです。

いかにももっともらしいジャケット。
そして、イアン・カーティスが、首吊り自殺をした後に出たアルバムという背景。
そして、それを「食いもの」にしようとした音楽メディア。

そういうトライアングルのウソが、このアルバムには、いつまでもつきまとっています。
実に、うさん臭いアルバムです。

***

死をもってでしか、神格化出来ない音楽・死を売り物としないと成立しない音楽というのは、音楽として最低だと、自分は確信しています。

だから、確信犯としての尾崎豊も、ニルヴァーナのカート・コパーンも、そして、このジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスにも、全くシンパシーも感じないし、割り切れない思いがします。

必ず音楽そのものより「死」が先に来るしかない音楽家というのは、結局、その程度の能力しか無いのだと思わざるを得ません。

本来、素晴らしい音楽であるならば、その音楽を作った人が死のうが死ぬまいが、そういうこととは別に、音楽が音楽として、独立してあるべきなのを、その「音楽そのもの」よりも、「死に方」が先に来ること自体、愚の骨頂です。

自分には、このアルバムが、様々な音楽雑誌で、80年代のベスト10枚に選ばれていたことに、実に、キナ臭い思いをし、情けなくなりました。

多くの記事は、その「死」について語るばかりで、そういう雰囲気で、他人の死に酔っているだけです。

あまりにも音楽を馬鹿にしている。
あまりにも80年代を馬鹿にしていると思ったものです。

そして、そういう音楽雑誌はゴミであり、こういうものを選ぶ人というのは、結局、何も聴いてこなかった、音楽を聴く耳を持たない愚劣な人なのだろうとしか思えないのです。

また、そういうメディアにだまされてしまう人々というのも、音楽を聴く資格は無いものと思います。

***

PS:よく、人が死ぬと、急に評価をする人、急ににわかファンになる人がいます。
自分は、本田美奈子について、死に際して、批判的なことを書いた際に、このブログに言いがかりをつけてきた人々がいました。

が、こういう人間こそ、危険人物であり、一番信用がおけない人間だと思ったものです。
こういう人とは、永遠に、友達にはなりたくないですね。
コメント (10)
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10月27日 土曜日 台風の中、上野に「ムンク展」を見に行く。

2007-10-28 12:03:48 | 写真日和
台風も来ているひどい雨の中というのに、ハブ噛み師匠、MZ師と、いつもの3人で、「ムンク展」を見に行くことになりました。

上野のむかしの佇まいを未だに残した駅前のビル。
その中にある「じゅらく」でごはんを食べようということになりました。



大雨というのに、「げーじつの秋」ということ、給料日後ということか?
「じゅらく」は大混雑。
お座敷に通されました。



今週、ずっと<情けないが>便秘に苦しんできた自分は、腹部飽満感があるが、2人に勧められて、ちゃんとごはんを食べることにしました。

「五目やきそば」を食べました。



めちゃめちゃ美味しかったです。
来たときは量が少なく感じた見た目も、食べてみれば、たんまり。
というか、カラダの中に、モノが詰まっているので、上から入らないというのもありましたが。。。。

ハブ噛み師匠、MZ師の2人は、「西郷丼(さいごうどん)」というのを頼みました。
上野の西郷さんにちなんで、九州の食べ物、さつま揚げ・明太子・豚の角煮などが乗っている、どんぶりものでした。



しかも、とてつもない量で、2人は、かなり苦しんで食べていました。
自分は、さつま揚げだけを、ちょっとつまませてもらいましたが、とても、これもまた美味しかったです。


しかし、食後、出た外は、すごいどしゃぶりでした。
ジーパンもカバンもビショビショになりながら、国立西洋美術館まで歩きました。



今回の「ムンク展」のポスターは、大好きな名画「不安」でした。
「美の巨人たち」のスポンサーでもあるエプソンがスポンサー。



中は、写せないので、写真はココまで。



今回の「ムンク展」、大好きな「不安」「絶望」が見られたのは良かったですが、はっきり言って、われわれの思う「ムンク展」にはなっていませんでした。

作品の多くは、後期の、つまりは、「光」に代表されるような、神経症が治癒した後の、幸福な画家としてのムンクの作品が大半を占めており、
もっとも重要なムンクの持つ特性=人間心理の陰部・狂気・精神病的なオリジナリティある作品が、ことごとく抜け落ちていました。

重要な「叫び」前後の1900から1905年あたりの作品への軽視、それに、「生命のフリーズ」の作品のばらばら展示など、実に中途半端な展示会でした。


【ムンク 「不安」】

やっぱり。。。という感じもありましたが、こんなにも好い加減な展示会とは・・・
国立美術館にしては、実に情けない展示でした。

3ヶ月のロングランですが、そんな長くやるなら、もっと本格的にやって欲しかった、というか「ムンク」の偉大さについて、かなり「ナメている」と感じました。

***

PS:どしゃぶりで暗い1日でしたが、ひさびさに2人に会えて、有意義な1日ではありました。
コメント (4)
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地上波テレビ・大手マスコミ・大手新聞(朝日など)の崩壊と終焉

2007-10-28 01:19:55 | 雑記帳


「政治とカネ 与党・公明党と創価学会との献金問題」

誰も触れない、そして、もはや「終焉」を目の前にしている「地上波テレビ」「大手マスコミ」「大手新聞(朝日など)」が、まったく「その真実」を隠蔽しているが、こないだの国会中継 予算委員会質疑で、民主党 新緑風会の石井一(はじめ)さんが、質問をしたもののYoutubeが、下記アドレスにあります。

http://jp.youtube.com/watch?v=8FlqFWGpHrM

ネット社会の進行が、この日本社会を変えようとしています。
それは、今まで「暗部」として温存されてきた「真実」を、ごまかしてきた「地上波テレビ」「大手マスコミ」「大手新聞(朝日など)」が、一般民衆から捨てられ、真実を光の下にさらすネットや、抑圧されてきた多くのミニ・マスメディアに、民衆の目が移行しようとしてきている事実です。

いまだ、それは逆転までは行きませんが、「みんなバカではない」ということです。

「政治とカネ」などと大騒ぎしながら、誰も、池田大作=創価学会=公明党=与党のカネの流れについて、ちゃんとした議論をしない中、やっと民主党が力を持ったことによって(別に自分は民社党のシンパではない)、「池田大作の証人喚問」などというセリフが出てくる、面白い事態になってきています。

しかし、この、国会であった質疑応答は、新聞やテレビから「抹消」されている。
なぜか?
今更言うまでも無い。
新聞もテレビもグルであり、マスコミ全体が、創価学会に汚染されているからであります。

今後、これが面白い事になればいいと思っています。
しかし、まあ、ウラ取引で、大作の証人喚問などないでしょうがねえ・・・。

***

今夜、珍しく、面白い「地上波テレビ」に出会いました。

「たけしの日本教育白書 楽しくマジメに生放送」。
大好きな、たけしさん・爆笑問題の2人・久米宏さん・テリー伊藤さんなどが出て、対談をした部分が最高に面白かったです。

ひさびさに、ちゃんとした「真実」を語る場面のある、ナマ放送番組でした。

ここで語られたことを、大きくくくると、自分などが思うのは、やっぱり、もう「地上波テレビ」は、「終わり」ということと思います。
そういいながらも、暗躍する「電通」だけは、ちゃんと黒幕として生き残るでしょうが。

多様なメディアのあり方が可能になっていく社会において、今まで、この世界を牛耳ってきた、「腐れマスコミ」の「死」がまじかに迫ってきたことを、印象付けました。
コメント (2)
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