こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

10月27日 土曜日 台風の中、上野に「ムンク展」を見に行く。

2007-10-28 12:03:48 | 写真日和
台風も来ているひどい雨の中というのに、ハブ噛み師匠、MZ師と、いつもの3人で、「ムンク展」を見に行くことになりました。

上野のむかしの佇まいを未だに残した駅前のビル。
その中にある「じゅらく」でごはんを食べようということになりました。



大雨というのに、「げーじつの秋」ということ、給料日後ということか?
「じゅらく」は大混雑。
お座敷に通されました。



今週、ずっと<情けないが>便秘に苦しんできた自分は、腹部飽満感があるが、2人に勧められて、ちゃんとごはんを食べることにしました。

「五目やきそば」を食べました。



めちゃめちゃ美味しかったです。
来たときは量が少なく感じた見た目も、食べてみれば、たんまり。
というか、カラダの中に、モノが詰まっているので、上から入らないというのもありましたが。。。。

ハブ噛み師匠、MZ師の2人は、「西郷丼(さいごうどん)」というのを頼みました。
上野の西郷さんにちなんで、九州の食べ物、さつま揚げ・明太子・豚の角煮などが乗っている、どんぶりものでした。



しかも、とてつもない量で、2人は、かなり苦しんで食べていました。
自分は、さつま揚げだけを、ちょっとつまませてもらいましたが、とても、これもまた美味しかったです。


しかし、食後、出た外は、すごいどしゃぶりでした。
ジーパンもカバンもビショビショになりながら、国立西洋美術館まで歩きました。



今回の「ムンク展」のポスターは、大好きな名画「不安」でした。
「美の巨人たち」のスポンサーでもあるエプソンがスポンサー。



中は、写せないので、写真はココまで。



今回の「ムンク展」、大好きな「不安」「絶望」が見られたのは良かったですが、はっきり言って、われわれの思う「ムンク展」にはなっていませんでした。

作品の多くは、後期の、つまりは、「光」に代表されるような、神経症が治癒した後の、幸福な画家としてのムンクの作品が大半を占めており、
もっとも重要なムンクの持つ特性=人間心理の陰部・狂気・精神病的なオリジナリティある作品が、ことごとく抜け落ちていました。

重要な「叫び」前後の1900から1905年あたりの作品への軽視、それに、「生命のフリーズ」の作品のばらばら展示など、実に中途半端な展示会でした。


【ムンク 「不安」】

やっぱり。。。という感じもありましたが、こんなにも好い加減な展示会とは・・・
国立美術館にしては、実に情けない展示でした。

3ヶ月のロングランですが、そんな長くやるなら、もっと本格的にやって欲しかった、というか「ムンク」の偉大さについて、かなり「ナメている」と感じました。

***

PS:どしゃぶりで暗い1日でしたが、ひさびさに2人に会えて、有意義な1日ではありました。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
病の真っ只中… (うつ子)
2007-10-28 16:21:22
 ムンク展行かれたんですね。でも、読ませていただくと何だか消化不良のような後味だったみたいですね。
 それは、かたちんばさんが病の真っ只中だからですよ。
 人生、どうせ死ぬなら病から抜け出てから死にたいもんです…。病んだまんまで死にたいですか?
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ムンク (かたちんば→ウツ子さんへ)
2007-10-29 01:15:27
ムンクはこんな程度の画家ではないということです。
展示会の主催者に問いたいです。
本気でやってますか?って。
返信する
西郷丼ですか。 (jimmypage660825)
2007-10-29 09:41:36
トラックバックありがとうございました。
この食堂も改築されるそうです。
その前に西郷丼にチャレンジしないと♂
返信する
上野の象徴 (かたちんば→jimmypage660825さんへ)
2007-10-29 21:47:28
「じゅらく」の建物は、上野の象徴です。
東京の再開発も、好い加減にして欲しいです。
返信する

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