京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

妙蓮寺

2020年12月03日 20時02分00秒 | 日記
 先月23日は上京区にある日蓮宗寺院を4ヶ寺拝観しました。
まずは妙蓮寺です。









山門を入ると右手に鐘楼、左手には日蓮上人が出迎えてくれます。
広い境内の一角には"御会式桜"があり今から春先に掛けて咲く珍しい品種です。





庫裏で受付を済ませ伽藍内を拝観します。
最近はこの時期に夜間拝観もされていて和傘を使ったりと趣向を凝らした演出をされています。
今年はお寺の方曰く"ライトダウン"をされ、ほのかな灯りのみでお寺を楽しんで頂く趣向のようです。
"コロナ禍"の中、自分自身の事、家族の事、友人の事、会社の同僚の事、、、お庭と向き合い静かに想いを巡らすのもいい機会かもしれないですね。







十六羅漢の石庭です。
桂離宮の作庭に携わった妙蓮寺の僧・玉淵坊日首の作です。中央の青石は"臥牛石"と呼ばれ秀吉公により伏見城から移された名石です。
この石をお釈迦さまに例え、周りに15個の石が配置されています。十六羅漢なのに何故十五個?と思われるでしょうが十六個目はあなた自身なのです。
奥の深い庭園ですね。





部屋には芸術作品も展示されています。
なかなかの存在感です。



"南無妙法蓮華経"のお題目の御朱印を授与して頂き、次に妙覚寺へと向かいます。












真如堂(真正極楽寺)の紅葉

2020年12月03日 07時51分00秒 | 日記
 真如堂は天台宗寺院で正しくは真正極楽寺と言います。永観2年(984)、戒算上人が比叡山延暦寺常行堂の阿弥陀如来さまを神楽岡に移し創建されました。





山門付近の紅葉も見事です。







こちらの魅力は広い境内と点在する建築物。お釈迦さまの世界を垣間見れる植栽、
、、本堂前にはお釈迦さまが悟りを開かれた場所に咲いていた菩提樹が、また、入滅された場所にあった沙羅双樹(日本では夏椿)の木が植っています。
桜の花が終わると境内には菩提樹の花が咲き、甘い香りを漂わせます。







本堂裏も魅力的な場所です。本堂を背景にした紅葉や敷紅葉、、、裏参道には紫陽花苑もあり如意ヶ岳の"大文字"を見ながら観賞出来ます。



「京都映画発祥の碑」があり"日本映画の父"と称される牧野省三が初めて映画を撮影した地です。




境内にある弁財天さまです。本堂を背景にした紅葉も見応えがあります。



また、境内には天台宗の開祖伝教大師最澄の像がお祀りされています。


ご本尊さまは秘仏でいつもは厨子の扉は閉まっていますが毎年の11月15日のみ開帳されます。
今回は12月6日に拝観の予定があるので伽藍内の拝観はしていません。

(ご本尊さまの写真はHPから転載させて頂きました。)