先月23日は上京区にある日蓮宗寺院を4ヶ寺拝観しました。
まずは妙蓮寺です。
山門を入ると右手に鐘楼、左手には日蓮上人が出迎えてくれます。
広い境内の一角には"御会式桜"があり今から春先に掛けて咲く珍しい品種です。
庫裏で受付を済ませ伽藍内を拝観します。
最近はこの時期に夜間拝観もされていて和傘を使ったりと趣向を凝らした演出をされています。
今年はお寺の方曰く"ライトダウン"をされ、ほのかな灯りのみでお寺を楽しんで頂く趣向のようです。
"コロナ禍"の中、自分自身の事、家族の事、友人の事、会社の同僚の事、、、お庭と向き合い静かに想いを巡らすのもいい機会かもしれないですね。
十六羅漢の石庭です。
桂離宮の作庭に携わった妙蓮寺の僧・玉淵坊日首の作です。中央の青石は"臥牛石"と呼ばれ秀吉公により伏見城から移された名石です。
この石をお釈迦さまに例え、周りに15個の石が配置されています。十六羅漢なのに何故十五個?と思われるでしょうが十六個目はあなた自身なのです。
奥の深い庭園ですね。
部屋には芸術作品も展示されています。
なかなかの存在感です。
"南無妙法蓮華経"のお題目の御朱印を授与して頂き、次に妙覚寺へと向かいます。
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