京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

当麻名物 中将餅

2019年12月31日 13時00分00秒 | 日記
 當麻寺、石光寺の拝観を終えいつも帰りに寄るお店があります。
近鉄大阪線当麻駅前に店を構える"中将堂本舗"さんです。



こちらの名物菓子は、一夜にして蓮糸曼陀羅を織り上げたと伝わる中将姫にちなんで名付けられた"中将餅"です。







このエリアを周ると無性に食べたくなるから不思議ですね!

中将餅は当麻の里に昔から伝わる掌大のあんつけ餅を一口の大きさにし、牡丹の花びらを型どった和生菓子です。

お品書きでは、中将餅ふたつとお茶がセットになっていますが、歳を重ねたせいでしょうか?小豆と餅の組み合わせに弱くて、いつも2個プラスしています。

よもぎ風味の柔らかなお餅と甘過ぎないこしあんとの相性が抜群です!
水戸黄門に出てくる八兵衛の気持ちが良く解ります。

お寺に詣でた後に、門前名物に舌鼓を打つのもいいものですね!

PS:令和元年のブログも今回が最終回となりました。
多数の方が訪問して下さったり、コメントを頂いたりと感謝の気持ちでいっぱいです。
つたないブログですが来年も、京都を中心に滋賀、奈良の記事を更新して行ければと思っています。

今後とも、宜しくお願い致します。
              kmyt0794

令和元年 最終拝観④石光寺

2019年12月31日 07時20分00秒 | 日記
 當麻寺の後、石光寺(通称 染寺)に来ました。







石光寺の縁起は、天智天皇の御代670年頃に、この地に光を放つ三大石があり、掘ると弥勒三尊の石像が現れました。天智天皇の勅願により堂宇を建立し「石光寺」の名を賜り役小角(えんのおずぬ)が開山となったと伝わります。





當麻寺でも登場した中将姫がこの寺の井戸で蓮糸を洗い五色に染め、桜の木に掛けて乾かした由緒でこの桜を「糸かけ桜」、井戸を「染の井」と呼ばれています。

こちらのお寺も"関西花の寺に霊場になっています。










令和元年 最終拝観③當麻寺塔頭奥院

2019年12月30日 12時54分00秒 | 日記
 西南院を後にし、境内の一番西側にある奥院へと来ました。






奥院は京都東山にある浄土宗総本山知恩院の「奥之院」として建立されました。
応永3年(1370)知恩院のご本尊としてお祀りされていた法然上人像(重要文化財)を戦乱続く京都から後光厳天皇の勅許を得てこちらに遷座し建立されました。




西側には浄土庭園が広がっています。
石組と渓流で現世を表現し、上段には阿弥陀如来の石仏がお祀りされ浄土の世界が広がっています。
庭園の多くの場所で菰(こも)の傘に守られた冬牡丹が寒風に負けず大輪の花を咲かせています。











また、大方丈の前には「二河白道」の庭園が目を引きます。







二河白道とは浄土教における阿弥陀仏の救いを説く比喩で、火と河と水の河を人の貪欲と怒りにあとえ、その間にある白い道は、極楽に向かう通じる道で往生を願う信心に喩えられています。







最後に御朱印を授与して頂き、最終目的語の石光寺(しゃっこうじ)へと向かいます。







PS:最後の写真は當麻小学校の横から撮影した二上山です。
太古から変わらない風景でお気に入りの撮影ポイントです。





奈良県吉野山④吉野神宮

2019年12月30日 07時07分00秒 | 日記
 金峯山寺、吉水神社、如意輪寺と巡り最後に吉野神宮へとやって来ました。
自動車で来るたびに前は通りますがお詣りするのは初めてです。 







創建のきっかけとなったのは明治天皇が後醍醐天皇の"建武の新政"の偉業を思われ明治22年に吉野神宮の創建を仰せられました。





吉水神社にお祀りされていた後村上天皇の御製と伝わる後醍醐天皇の御尊像も吉野神宮本殿へと移されました。

明治34年には社格が官幣大社に昇格され、大正11年には社殿改築造営が始まり、昭和7年に完成しています。
実に、明治、大正、昭和の三時代に渡り造営された国家事業でした。





境内には約400本の山桜があり例年4月10日前後に見頃になるそうです。
また、大鳥居の横には紅垂れ桜🌸があり、その美しさは全山一と言われいるそうで一度是非にも見てみたいものです。





最後に御朱印を授与して頂きました。





令和元年 最終拝観②當麻寺塔頭西南院

2019年12月29日 14時01分00秒 | 日記
 當麻寺の本堂、金堂、講堂を拝観した後、西南院(さいないん)に来ました。







関西花の寺 第21番霊場で、春は石楠花、牡丹が、秋はもみじ、冬は椿、蝋梅、千両と一年を通して何かの花々が咲いているお寺です。




境内の西には"みはらし台"があり国宝の東塔、西塔が、、東に目をやると大和三山が、、北には遠く若草山まで見渡せる絶好のビューポイントです。






 
池泉回遊式庭園で江戸時代初期に作庭され、中期に改造が加えられたようです。
いずれにせよ天平時代創建の西塔が庭園のポイントですね!

園路二ヶ所に水琴窟があり、透明感のあるいい音を奏でています。 



最後に、ご本尊さまの御朱印と関西花の寺の御朱印も授与して頂きました。









次に奥院へと向かいます。