奈良公園の南に広がる奈良町に、常時公開されている町家があるのをご存知でしょうか?
奈良町の一角に築100年を超える町家があり「なら町にぎわいの家」として公開されています。
奈良町にぎわいの家は、1917年築(築100年を迎えた)の町家(表屋造)です。
大正6年(1917)に建築された古美術商の町家を改修し、平成27年4月に24節気の自然観を大切に季節を愛で、昔ながらの手仕事の良さを体感できる施設としてオープンしています。
現在の所有は奈良市で、運営は奈良町にぎわいの家管理共同体が行っています。
●二十四節気をテーマにした行事やしつらえ・・・
季節を感じる町家です。
二十四節気・・・旧暦で、きめ細かく季節を読み取るために使われ、かつては農作業や日々の暮らし
(春分、秋分などは今もおなじみ。)にぎわいの家
●住まいの知恵と伝統の技・・・日本の暮らしを伝える町家です。 座敷、茶室、通り庭、かまど、吹き抜け、庭など、昔ながらの手仕事と工夫が残る空間。にぎわ
いの家は、自然と共生し、伝統の知恵を生かした、町家建築の良さを発信します。 ●町家空間から生まれる文化・・・
人が集い、学び、楽しむ、参加体験する町家です。
講座、茶会、かまど体験、落部、コンサート、語り、手作り体験など、気軽にご参加下さい。
にぎわいの家は、奈良町から新たな暮らし文化の創造を目指します。
古美術商の方が所有されていただけに、細部まで造り込まれた町家です。
金箔が貼られた仏間や豪華な天井画や茶室、江戸時代の蔵、大正時代のかまど、寺社の古材を用いた床の間など、贅沢な造りです。
こんな素晴らしい奈良の町家が無料で見学出来ます。
(水曜日は定休日、開館時間は9時〜17時までです。)
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