京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

晩秋の高台寺

2020年12月26日 07時14分00秒 | 日記
 12月6日、清水寺拝観後、三年坂、二年坂を歩き高台寺に来ました。







台所坂、鐘楼、庫裡前の紅葉が見頃を迎えていました。



大雲院境内にある祇園閣、、、紅葉に浮かび上がる様に見えます。大雲院は織田信長の嫡男信忠をお祀りする寺院で大雲院は織田信忠の法名です。



茶室湖月庵です。冬に行われる蝋燭だけでの茶室"夜咄(よばなし)茶会"はこちらで行われます。



茶室"遺芳庵"です。二畳台目の茶室で大きく取られた吉野窓が印象的です。







方丈庭園です。
春には花頭窓の前にある枝垂れ桜が見事ですね。
毎年、春と秋にはライトアップが行われます。
高台寺のライトアップは今や普通になった夜間拝観の先駆けです。


奥に見えるのは開山堂。手前の回廊の中程にあるのは重要文化財の観月台です。
唐破風の屋根が付いたところだけが文化財です。



桃山時代を感じさせる門ですね。







開山堂から霊屋(おたまや)への臥龍廊です。ねねさまは毎日、この臥龍廊を上り霊屋へ通われ秀吉公の菩提を弔っておられたそうです。
上から見ると龍の背中の様に見えます。









霊屋内部には豪華な高台寺蒔絵が施されています。
近年、外装や内装、ねねさま像、秀吉公の像が修復され創建時の豪華さがよみがえりました。

上の写真が修復前、下が修復後です。
(霊屋内部は撮影禁止です。写真はネットから転載させて頂きました。)

内部には向かって左手には、ねねさまの像があり、視線の先には秀吉公が眠っておられる阿弥陀ヶ峰の豊国廟があります。
ねねさまの像の地下2mには、ねねさまが土葬の状態で眠っておられます。





いつ訪れても心癒されるお寺です。

次に高台寺の向かいにある圓徳院を拝観します。