京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

あぶり餅 一和(一文字屋和輔)

2024年06月27日 08時03分00秒 | 日記
 6月23日、大徳寺三門(金毛閣)を初めて拝観し、13時から仕事が入っていましすが13時からで時間があるので今宮神社の門前名物"あぶり餅"を頂きに一和(一文字屋和輔)さんに来ました。







あぶり餅の歴史は驚くほど古く、初代一文字和助が、香隆寺という寺の名物だったおかちん(勝餅かちもち)を今宮神社の神殿に供えたのが始まりといいます。

一和さんの創業は平安時代(天保2年/1000年)。
かざりやさんは江戸時代の寛永14年(1637年)と日本でも最古の和菓子屋さんとして知られています。

どちらが美味しいか?と尋ねられても「どちらも美味しい」です。と答えは「両方美味しい」と答える方が大半だと思います。









黄な粉をまぶしたお餅を親指サイズに千切って竹串に刺し、炭火であぶって香ばしい焦げ目をつけたら、絶妙な甘さの特製白みそだれを絡めて仕上げる今宮神社の門前名物のあぶり餅。

お腹が空いていたので二人前をお願いしました。

奇数が縁起が良いとされる日本ならではの一皿13本入り600円ですが、13本では足りず、僕の様に一人で2皿以上注文する方もたくさんおられます。

もちのお焦げに白味噌とだれがよく絡み、なんとも言えないくらいに美味しいのです。

初めての方をお連れすると、ほぼ100%の確率で「美味しい」と「また、来たい」の二言を聞く事になります。



一和さんのお店の中には井戸があり、お声かけしたら、下まで降りる事が出来ましたが、何か事故でもあったのでしょうか?今は竹で柵がされています。





一和さんの向かいには、江戸時代創業の「かざり屋」が同じくあぶり餅で商売をされています。

お互いに客引きをする訳ではなく、店に来られたお客様を大切にもてなしてくれます。
これぞ「共存共栄」ですね。
定休日も同じく水曜日なのです。

飢饉の時には、地域住民の方にあぶり餅を振る舞ったそうです。
立派に社会貢献もされている両店です。


















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1 コメント

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Unknown (たいぴろ)
2024-06-27 11:30:22
あー食べたいなああぶり餅。私今まで2回食べた事ありますがかざりやさんばかり。次行ったらもう一軒の方に行きたいな。
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