2月11日は地下鉄烏丸線今出川通を上がった西側に店舗を構える俵屋吉富さんの烏丸店に伺いました。
と言っても和菓子を買いに来た訳では無く"京の冬の旅"を"3箇所まわってちょっと一服"の特典でお抹茶とお菓子が頂けます。
創業は大正13年ですから京都でも立派な"老舗"の和菓子店です。
現在地に昭和8年に新築の店舗を構えられ、和菓子の伝統と継承を目的に「和菓子博物館」を併設されています。
代表する銘菓「雲龍」は当代の祖父が相国寺の管長猊下から以来され考案された和菓子です。「雲龍」の名も管長猊下が命名されたそうです。
国産の大粒小豆を使った小倉餡をしっとりと仕上げた村雨餡を手巻きして雲にのる龍を表現しています。
お抹茶と「雲龍」とを本格的な立礼席「祥雲軒」で頂けるので、こちらを選ばない手は無いですね。
満足度の高い"ちょっと一服"です。
また、坪庭には水琴窟があり、茶室「明清庵」も備わっています。