京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

清水寺 多聞閣特別拝殿

2020年12月24日 06時06分00秒 | 日記
 12月6日は清水寺を拝観しました。寺務所の隣りに多聞閣と言われる大講堂があり、そこがこの6日まで公開されています。実に10年振りの公開だそうです。



外側からは想像出来ませんが吹き抜けの大空間があり大きな仏足石がお祀りされています。



清水寺大講堂「多聞閣」は、寺の開創1200年を記念して昭和59年に建立されました。
現代の観音信仰の宣揚の場として建てられた大講堂の中央棟が多聞閣です。

内部の空間は高さ20mあり、4面の壁が取り囲んでいます。
高さ約10mの所から下にある仏足石を覗き込むように拝観します。

受付時に散華を頂きましたが実際に撒く散華は5枚組500円の志納で販売されています。
東面には薬師如来、西側には阿弥陀如来、南面には釈迦如来、北面には多宝如来の浮彫像が、合計4000体以上がお祀りされています。

こちら多聞閣の仏足石は黒大理石に刻まれた4mもの巨大なもので、刻まれた「瑞祥十一相(ずいしょうじゅういちそう)」と言われる11個の美しい紋様は、お釈迦さまの指紋と言われており、お釈迦さまの教えと仏徳を表しています。

(室内は写真撮影が禁止なのでネットから転載させて頂きました。)

次に境内を巡ります。









子安の塔から始まった清水寺の修復工事も本堂前の舞台の床板の張り替えでようやく完成しました。
本堂屋根の葺き替え工事の現場を見学させて頂いたり、お坊さまの案内で境内を巡ったり、また、8月の千日詣りにお祀りした事など思い出の多い清水さんです。







有名な音羽の滝もコロナ対策で杓が撤去されていて"ただ見るだけ"の状態で残念な事です。







舌切茶屋も紅葉の時期の週末には開けられています。



最後に西国さんの御朱印を授与して頂きました。