堀川寺の内界隈の日蓮宗寺院の拝観も四ヶ寺目の妙覚寺で最終回です。
妙覚寺は室町時代の永和4年(1378)に四条大宮に日実により創建されました。
その後の移転や天文法華の乱の法難にあいましたが後奈良天皇の綸旨により天文17年(1548)に現在地に再建されました。
妙覚寺の大門は豊臣秀吉が築城した聚楽第の裏門を移設したものと伝わり大徳寺方丈、唐門とともに貴重な遺構です。
しかし、聚楽第の裏門の遺構にしては武者隠しのスペースが狭すぎる点で疑問を呈する学者の方もおられます。
こちらにも木村英樹さんの作品が、、
「法姿園」の紅葉です。
だいぶんと散っていましたが敷き紅葉もまたいいものです。
"美濃の蝮"と呼ばれた斎藤道三の遺言状です。今まで道三は油売りから身を起し、一代で美濃を治める国主になったと言われて来ましたが、最近の研究で道三の父との二代にわたっての業績だった事が分かってきました。
こちらでも「まるごと美術館」でアート作品が展示されています。
元"らくたび"に居られたAさんとも久しぶりにお会いできました。