京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

奈良町にぎわいの家(登録有形文化財)

2024年07月24日 08時57分00秒 | 日記
 奈良公園の南に広がる奈良町に、常時公開されている町家があるのをご存知でしょうか?

奈良町の一角に築100年を超える町家があり「なら町にぎわいの家」として公開されています。





奈良町にぎわいの家は、1917年築(築100年を迎えた)の町家(表屋造)です。

大正6年(1917)に建築された古美術商の町家を改修し、平成27年4月に24節気の自然観を大切に季節を愛で、昔ながらの手仕事の良さを体感できる施設としてオープンしています。

現在の所有は奈良市で、運営は奈良町にぎわいの家管理共同体が行っています。









●二十四節気をテーマにした行事やしつらえ・・・
季節を感じる町家です。
二十四節気・・・旧暦で、きめ細かく季節を読み取るために使われ、かつては農作業や日々の暮らし
(春分、秋分などは今もおなじみ。)にぎわいの家
●住まいの知恵と伝統の技・・・日本の暮らしを伝える町家です。 座敷、茶室、通り庭、かまど、吹き抜け、庭など、昔ながらの手仕事と工夫が残る空間。にぎわ
いの家は、自然と共生し、伝統の知恵を生かした、町家建築の良さを発信します。 ●町家空間から生まれる文化・・・
人が集い、学び、楽しむ、参加体験する町家です。
講座、茶会、かまど体験、落部、コンサート、語り、手作り体験など、気軽にご参加下さい。
にぎわいの家は、奈良町から新たな暮らし文化の創造を目指します。














古美術商の方が所有されていただけに、細部まで造り込まれた町家です。













金箔が貼られた仏間や豪華な天井画や茶室、江戸時代の蔵、大正時代のかまど、寺社の古材を用いた床の間など、贅沢な造りです。

こんな素晴らしい奈良の町家が無料で見学出来ます。
(水曜日は定休日、開館時間は9時〜17時までです。)





有喜屋 先斗町店

2024年07月22日 08時28分00秒 | 日記
 7月17日、祇園祭前祭の山鉾巡行を観覧した後、昼食に有喜屋先斗町店へと来ました。







何故か蕎麦が食べたくなり、すぐ近くにホテルオークラ京都があり、その地下に京都では蕎麦の名店のひとつ"有喜屋"さんが出店されています。

真っ先に行きましたが待ち方が8名程並んでいてこちらのお店は諦めました。

河原町通を下り、三条通を東へ、、、

やって来たのが同じ有喜屋さんの先斗町店です。
先斗町歌舞練場の直ぐ北側にあります。

客待ちは4名で15分程で2階に通されました。



オーダーしたのは"天ぷら盛合せ御膳"









エアコンが効いているので熱い蕎麦も美味しく頂けます。

揚げたての天ぷらは美味しいですね。
季節の野菜に大きな海老が2匹入っています。

蕎麦の茹で加減も丁度で、蕎麦つゆとの相性もバッチリです。

かやくご飯も美味しいですが14時を過ぎた昼食なのでおかわりが欲しかったです。







店内には小磯良平の絵も、、、

帰りは先斗町通を四条までそぞろ歩き、、、
細い道の両側には飲食店がびっしりとひしめいています。

花街はどこも同じ傾向ですが、昼間の顔と夜の顔とでは全く表情が違います。


マロンの森(京都市山科区)マールブランシュ

2024年07月19日 08時13分00秒 | 日記
 7月14日、MIHOミュージアムの帰り、京都東インターを出て"マロンの森"へと来ました。





今までずっと行ってみたいと思っていましたが、なかなか機会がなかったです。





国道1号線に面していますが、緑に囲まれ館内は車の音は全く聞こえません。





館内にはガラス越しにお菓子工房が併設されていて、マールブランシュご自慢の美味しいスイーツの出来立てが頂けます。







オーダーしたのは"マロンの森"限定の「マール・ザ・チーズケーキ 〜とろとろ生仕立て〜」とアイスカフェ・オ・レ。

ロマンの森の人気商品「マール・ザ・チーズケーキ」が喫茶限定のとろとろ生仕立てで登場します。

クリームチーズの濃厚なコクはそのままに、よりレアな食感が大きな特徴です。

思わずすくいたくなる程の柔らかさが楽しめるのは、工房併設店ならではですね。

横に添えたベリーのソースには苺とブルーベリーの果肉を加え、甘酸っぱい酸味がチーズケーキの美味しさをより一層引き立てています。

このとろとろ食感のチーズケーキは今まで食べた事がないです。









他にも限定商品が多数あり何度も訪れてみたいです。





京都駅に隣接しているJR伊勢丹3階にある"マロンの森"に雰囲気は似ています。





祇園祭前祭 山鉾巡行

2024年07月18日 12時28分00秒 | 日記
た 7月17日は、祇園祭山鉾巡行を京都市役所前の観覧席から見学しました。





毎年頂く京都市文化観光資源保護財団の招待券です。
河原町御池の辻回しが見れる絶好の場所です。

9時からの受付ですが8時過ぎに到着し5番目で最前列を確保しました。

先頭の長刀鉾が通るのが10時20分頃の予定、、、この日は曇天で、ここ最近では最も楽な観覧です。
しかし、地上は暑いので10時まで地下街のゼストに避難?していました。







10時半過ぎにようやく長刀鉾がやって来ました。

常に先頭を行く長刀鉾、、、凄い威厳を感じます。








祇園御霊会に最も近いと言われている綾傘鉾です。
"棒振り"も見事です。





いつもより山鉾の巡行が遅いと思っていましたが、鶏鉾の後車輪の一部が破損するアクシデントがあり、後の山鉾が抜かして行くのに時間を要した様です。



事前準備を十分にしていても、こんなトラブルが起こってしまうのですね。











孟宗山

平山郁夫筆の胴懸「砂漠らくだ行(日)」「砂漠らくだ行(月)」は、平成20年、21年に新調され鮮やかな青色が目を惹きます。

















各山鉾の懸装品の美しさに目が釘づけになります。



屋根にカマキリが乗る蟷螂山ですが、途中にカマキリの手が取れるハプニングがありましたが、鶏鉾の件で影が薄くなっていました。









最後の三基は"くじ取らず"の放下鉾、岩戸山、船鉾です。

岩戸山には"木乃婦"の高橋さんが巡行に立ち合われています。

毎年、お声かけをするのが僕の中での"慣例"になっています。



最後の写真は京都市観光協会が昨年から設置している"プレミアム席"です。
日除けや送風機が設置され、一段高く設定されています。

お酒の提供の件で八坂神社の宮司さんが役員を辞められ、物議を醸したのは記憶に新しいです。

その影響からか?お酒の提供が中止され、料金も値下げされした。
それでも15万円です。

こんなプレミアム席って必要なのでしょうか?

一部の収益は、保存会はじめ関係団体に寄付されますが、山鉾巡行はショーでは無く八坂神社の御神輿が通られる前の大切な神事のひとつなのです。
来年は再考して欲しいですね。





MIHOミュージアム 奈良のみほとけ

2024年07月17日 07時17分00秒 | 日記
 7月14日は、滋賀県 にあるMIHOミュージアムへ。

いつもの京都仲間のKさんを京都駅八条口で拾って一路、MIHOミュージアムへ。



平成31年年(2019)に大徳寺龍光院の寺宝に来て以来です。













本館へのアプローチはなかなかの風情がらあり「MIHOミュージアム」へとやって来た感じがします。
周りの自然豊かな景観を保護する為に、建築様式の80%以上を地中に埋設し、建設されています。





今回は「奈良大和路のみほとけ-令和古寺巡礼-」に来ました。









トンネルと吊橋を渡り展示棟へと来ました。



法起寺所蔵の聖徳太子立像です。
(14世紀 鎌倉時代)



法隆寺所蔵の金堂天蓋付属 飛天です。
7世紀 飛鳥時代





今回の目玉ではないでしょうか?
薬師寺所蔵の聖観音菩薩立像です。
7〜8世紀 飛鳥〜奈良時代

薬師寺 ではいつでも見れる観音さまですが、360°見渡せるのは美術館展示の最大のメリットです。

背中部分も丁寧に作り込まれ、当時の鋳造技術の高さに驚くばかりです。



長谷寺所蔵の十一面観音立像です。
13世紀 鎌倉時代

光背は後世の補筆かも知れませんが、完璧に美しい十一面観音さまです。



當麻寺奥院所蔵の中将姫坐坐像です。
17世紀 江戸時代

中将姫伝説の聖地・當麻寺奥院らしい像です。
江戸時代まで長い間、大切に信仰されて来たのがわかります。



談山神社所蔵の多武峰曼荼羅です。
16〜17世紀 桃山時代

大化の改新の立役者のひとり藤原鎌足と息子の定慧上人と藤原不比等が描かれています。



東大寺所蔵の弥勒菩薩坐像です。
9世紀 平安時代



西大寺所蔵の阿弥陀如来坐像
13世紀 鎌倉時代

飛鳥時代の金銅仏も多く見れて、MIHOミュージアムまで来たかいがありました。









レセプション棟まで帰って来ました。

こちらのレストラン ピーチバレイで昼食を頂きました。