7月8日は、飄亭本店へ。
飄亭では名物の"朝かゆ"は普段は別館で提供されますが、7月と8月は本店で頂く事が出来ます。
別館に比べて2千円ほど高いですが、人気があります。
昨年も来ましたが、やはり本店と別館とでは雰囲気がまるで違います。
この茶庭のような独特の雰囲気は飄亭本店独自のものです。
離れが点在していて、どの部屋になるのかも、当日仲居さんが案内して頂くまでわかりません。
今回は飄亭で一番広い広間を障子で二分割された部屋で10畳はある広い部屋をふたりで独占させて頂きました。
暫くすると最初の御膳が運ばれて来ました。
芋茎、煮物、賀茂茄子、ぐじの寿司に名物の"飄亭たまご"が三段の器に盛り付けられています。
どの料理もいいお出汁で焚かれ「これぞ飄亭の味」を堪能出来ます。
椀物のお出汁、鮎の塩焼きも非常に美味しいです。
最後の"かゆ"です。
熱々のものが提供され、出汁の効いた餡を掛けて頂きます。
既に、ご当主が高橋英一さんから義弘さんに代替わりしていますが、伝統の味は引き継がれ、変わらぬ味で提供されているのが嬉しい限りです。
お会計を済ませて、お庭を散策しました。
庭園内には琵琶湖疏水によって運ばれて来た琵琶湖の水が巡っています。
庭園の散策を終えて、店を出ると十五代目ご当主の高橋義弘さんがおられ、記念に写真をお願いしました。
お父さま同様に気さくな方で、今後のご活躍が大いに期待されます。
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