出光興産とタジマモーターコーポレーションは16日、次世代モビリティサービスの開発を行う「出光タジマEV」を今年4月に設立し、型式指定を取得した超小型EVの市販に乗り出すと発表した。
両社はすでにビジネスモデルの共同開発で協業関係にあり、出光が飛騨・高山や千葉・館山で行っている超小型EVを活用したカーシェア実証などに取り組んできたが、出光の素材開発や再生可能エネルギーのノウハウとタジマの車両開発のノウハウを結集するため、出光がタジマに出資し、6400ヵ所のSSを活用したカーシェアやサブスクリプションなど様々な手法でのサービスを提供することでSSネットワークの維持・強化や地域創生、地域活性化を図る。特に少子高齢化が進む中でラストワンマイルにアプローチする取り組みを活性化させながら、年間100万台ともいわれる潜在需要に相当するモビリティの提供に挑戦する。
超小型EVの価格は100~150万円程度で1人乗り(カーゴタイプの場合)、時速60km以下。8時間のフル充電で120km前後走行する。商用で使用する場合、荷台部分のパーツはSSで交換することを検討している。まずは今年10月の東京モーターショーに生産モデルを発表し2022年の市場投入を目指す。
超小型EVの潜在需要は、電動アシスト自転車需要(約70万台)と免許返納数(年間約60万人)のほか、デリバリーサービスやインバウンド需要をもとに割り出した。特に約2700万人といわれるペーパードライバーに着目。車両の大型化・高機能化で運転を諦めている人が多いのではないかとの観点から、年間100万台もの大きな潜在需要があると分析した。
石油通信社
両社はすでにビジネスモデルの共同開発で協業関係にあり、出光が飛騨・高山や千葉・館山で行っている超小型EVを活用したカーシェア実証などに取り組んできたが、出光の素材開発や再生可能エネルギーのノウハウとタジマの車両開発のノウハウを結集するため、出光がタジマに出資し、6400ヵ所のSSを活用したカーシェアやサブスクリプションなど様々な手法でのサービスを提供することでSSネットワークの維持・強化や地域創生、地域活性化を図る。特に少子高齢化が進む中でラストワンマイルにアプローチする取り組みを活性化させながら、年間100万台ともいわれる潜在需要に相当するモビリティの提供に挑戦する。
超小型EVの価格は100~150万円程度で1人乗り(カーゴタイプの場合)、時速60km以下。8時間のフル充電で120km前後走行する。商用で使用する場合、荷台部分のパーツはSSで交換することを検討している。まずは今年10月の東京モーターショーに生産モデルを発表し2022年の市場投入を目指す。
超小型EVの潜在需要は、電動アシスト自転車需要(約70万台)と免許返納数(年間約60万人)のほか、デリバリーサービスやインバウンド需要をもとに割り出した。特に約2700万人といわれるペーパードライバーに着目。車両の大型化・高機能化で運転を諦めている人が多いのではないかとの観点から、年間100万台もの大きな潜在需要があると分析した。
石油通信社