防衛省はこのほど、2020年度第4期(2021年1~3月)の艦船軽油15万7千klの入札を実施したが、前期落札価格帯に比べやや上昇する結果となった。
ここ最近の艦船軽油落札価格は、新型コロナウイルス感染拡大で乱高下した原油価格の影響を大きく受けている。20年度第1期(4~6月)は、新型コロナ感染拡大やOPECプラスの協調減産交渉決裂などで油価が急落する中で3万円台に下落。第2期(7~9月)は、欧米の経済活動再開とOPECプラスの協調減産再合意で油価が回復し4万円台を回復。第3期(10~12月)は、4万円台後半をうかがう展開となり、第4期(1~3月)は世界的な新型コロナ再燃で石油需要の下振れリスクがあるものの、ワクチン開発報道が株価と油価を押し上げる中で全体的には前期価格に比べボトムアップされている。
石油通信社
ここ最近の艦船軽油落札価格は、新型コロナウイルス感染拡大で乱高下した原油価格の影響を大きく受けている。20年度第1期(4~6月)は、新型コロナ感染拡大やOPECプラスの協調減産交渉決裂などで油価が急落する中で3万円台に下落。第2期(7~9月)は、欧米の経済活動再開とOPECプラスの協調減産再合意で油価が回復し4万円台を回復。第3期(10~12月)は、4万円台後半をうかがう展開となり、第4期(1~3月)は世界的な新型コロナ再燃で石油需要の下振れリスクがあるものの、ワクチン開発報道が株価と油価を押し上げる中で全体的には前期価格に比べボトムアップされている。
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