大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

奥多摩縦走の富士など

2018年04月22日 | 奥多摩
一昨日から今日の二泊三日で歩いて来た。
昨日はタフ過ぎる歩きだったが
今日は絶好の眺望だったから載せてみる。
歩きの詳細は明日アップする。

昨日から暑くらいの天気で何時もの折り畳み傘が
大活躍だった。
昨日は富士の展望も大して無く、おまけに圏外では
電源を落として歩くしかなかった。

今日は最終日で珍しく富士も南アルプスもバッチリ。
それと堂所から下の新緑が素晴らしかった。

雲取山荘前からの日の出


雲取山下りからの富士と南アルプス











新緑を見ると嬉しくなるな





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プレ祖母傾に奥多摩縦走

2018年04月17日 | 奥多摩
いよいよ近付いたな。
一応宿も確保できそうだし、後は歩き通す体力気力だな。

当初は小屋と小屋の間で野宿して、三泊四日の積もりだった。
しかしネットで色んな人達の記録を見て、
何とか普通に二泊三日でやれそう。

天気が四日間晴れるのはちと厳しいだろうし、
荷も軽くなるから可能なら三日で歩きたい。

前々回の丹沢表尾根と前回の鷹ノ巣山で
脚の張りは出来上がったから、距離の似たコースを歩いてみよう。

アップダウンとか岩場などは考慮せずに選ぶと
奥多摩に丁度のがあった。

東日原からヨコスズ尾根で上がり酉谷避難小屋まで。
翌日は長丁場だが雲取経由で鷹ノ巣山の小屋まで。
最終日は石尾根の尾根ルートで下山。

距離的には祖母傾コースとほぼ同じか長い。

この九州一長い縦走の肝は二日目の九折越小屋から祖母九合目小屋だ。
15キロと長いのに加えて、前半の小さなアップダウンの連続。
後半は古祖母への大きな登りと障子・祖母への険しい登り。
コースタイム9時間半。

奥多摩の二日目は17.2キロ・8時間半ぐらいだからまあまあ。
ここを普通に歩けたら本番も大丈夫だろう。

このコース探しで13年前にキレット小屋から扇沢を
ほぼコースタイムで歩いていて驚いた。
17キロ8時間40分なんだから今では考えられない速さ。

五十前後だったらどんなロングコースでもやり遂げたろうに、
計画性の無さが今更ながら悔やまれる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲村岩コースから鷹ノ巣山

2018年04月14日 | 奥多摩
久し振りに鷹ノ巣山に行った。

前回は15年6月だったからほぼ3年振りか。

いつもの稲村尾根コースだったが大分荒れたな。

平日で中日原まで乗れたからちょっと得したが、
やっぱり稜線までは1時間20分もかかった。

このコースは結構な斜度をひたすら登るから、
奥多摩のコースでは一番辛いかも。

その出足の稲村岩基部の歩き途中にコウモリがいて驚いた。

何か黒くて仔猫位のがじっとして、時々変な泣き声を出してた。
足に石が乗ってるのかと思ってどけたら
転がってコウモリだと分かった。
手足の独特のが分かったから。

どうしてこんな事になっちまったのか不明だが、
とにかく明るくて動けないらしい。

触れるわけにもいかず放置するしか無かったが、
歩き途中に降りてきたトレランにはその旨言った。

頂上で遭ったロシアの若者グループには言い忘れてしまった。

4時近かったから早く降りろと言うのしか気が回らなかった。
ヘッドランプが無いと言うし早く降りさせないと危険。

別れて稲村岩コースへ向かったのが意外で意表を突かれた。
素直に石尾根と思ってしまったんだが、
二時間で降りるなら稲村岩コースしかないか。

小屋は独占で良かったが室温四五度なのに結構寒かった。

小屋まで5時間半で着いたから俺としてはまあまあ。
12キロの荷と30分の食事を考慮すれば今の俺なら上々。
これにストックのキャップ探しまであったが、これは別に書く事にする。



新緑の稲村岩


鹿が食わずに増えたハシリドコロ(左下の濃い緑)


ミツバツツジが咲いてた


頂上に大層な山名板ができていて呆れた


小屋は綺麗で広々
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七ツ石小屋良さげ

2018年02月14日 | 奥多摩
奥多摩小屋が取り壊す方向らしいが、
ネットで調べていて通年の営業小屋だと知った。
昔は週末しかやってなかっと思う。

一昨年の四月から丹波山村の管理下で再出発した由。
奥多摩町は金を出せないと言うのに、丹波山村は良く
思い切ったもんだ。


素泊まりで定員12名・料金四千円ではなかなか厳しいな。
予約制と言うのも何だかなあだな。
2月10日は本当に12人で予約締め切ってた。

冬場は鍋焼きうどんでも出せば良かろうに。
丹沢の鍋割山荘並みに有名になるだろうし、
リピーターも増えると思うがなあ。

定員12名と言う山小屋とは思えないアットホームさを
活かさない手は無いよな。
朝夕の食事を質の良いのにすれば
高齢の登山客には絶対に大受けすると思うぞ。

ここのトイレはバイオトイレらしくて、奥多摩では
一番綺麗らしい。
大菩薩のまるかわ荘と同じ微生物を入れるやつかな?

一度テント泊しに行ってみたいが五月半ばだな。
その前に小屋泊まりしてみるか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥屋戸尾根からヨコスズ尾根

2016年05月16日 | 奥多摩

5月14日に日帰りで行ってきた。

蕎麦粒山まで行く予定だったが、
疲れたのと時間が押したので分岐から巻いた。
当然ながら仙元峠も登らずに一杯水へ。

9:50に登山口で笙ノ岩山13:08・
蕎麦粒山分岐14:50・一杯水の小屋前16:45
東日原バス停18:25

以上のタイムレコードだが、結構写真撮ったりしたから時間がかかってしまった。

このコースは鳥屋戸尾根の東側は植林帯が続いて面白くない。
笙ノ岩山以降で西側が自然林の所は極力西側の縁を歩く事。
道が植林帯の縁に付けられているからこれを歩くとつまらない。

シロヤシオ・ミツバツツジの競演を独り占めして最高の歩きだった。

電車の中から山屋だらけだったが、予想通りに御嶽で大半が降りて奥多摩へはその半分程度だった。
ところが駅前のバス停で仰天!
東日原行きは長蛇の列で臨時バスが一台出たが、次の定時のにどうにか座れた。
丹沢みたいに臨時が3台とかはバスの数が少なくてできないらしい。

その電車の中に地下足袋を履いた老人山屋がいたが、ベレー帽に職人ズボンとなかなか決まっていて感心。
山ボーイ・山ガールの画一化されたのと違って格好良い。
その内植木屋の格好で歩いてみようかな。

人だらけの東日原行きバス停(ぐるりと折り返してる)


登山口はバス停から5分ほどの所にある二番目のカーブミラー前から取り付くが、蕎麦粒山への道標もあるから分かる。

こんな壁状態でなくなる地点から取り付く


登山口とバリエーションとは思えぬ道
 


眺望ゼロの笙ノ岩山頂上



分岐までに堪能したシロヤシオとミツバツツジ
 

  

蕎麦粒山分岐・この時点で巻き道を選択


一杯水への巻き道は結構細いし少し谷側に傾いてるしで少し緊張する。
登る途中の1268ピーク先で下山のオジン二人組と遭遇。
道から何分かかったかと訊いて45分とかだったから3時までには着くと安心。

仙元峠分岐で降りてきた青年に巻き道で峠に出るかと訊いたら、どうも峠はドッケの変形でないかとの事だった。
地形図を見ると1444のピークなんだから峠と言うのはおかしい。

巻き道を歩いたが仙元峠分岐から一杯水までの間で、道を外れて稜線へ二度上がってみた。
するとシロヤシオとミツバツツジの大競演と、ブナの巨木があちこちあり感動。
仙元峠から秩父側に歩いてみたいと思ったが、そのまま降りると電車が大変。
途中まで歩いて引き返すかしないとだがやってみよう。

シロヤシオだらけだった
  

 
 
 

ヨコスズ尾根上部のミツバツツジと新緑
 

ヨコスズ尾根はミツバツツジだらけだったし、新緑が綺麗だったが下部の東側を巻き出してから長くてウンザリだった。

バス停には誰もおらず、後からオジンが一人来ただけだった。
何処から降りてきたか訊こうと思ったが、かまってくれるなオーラ全開。
時々こんなのがいるな。

しんどかったが新緑と花達に癒されて最高の歩きだった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シロヤシオ・ミツバツツジ真っ盛り

2016年05月15日 | 奥多摩

とりあえず速報。


予想通りのドンピシャだった。

鳥屋戸尾根の西側・蕎麦粒から天目への稜線の秩父側が素晴らしい。


道が植林帯の縁を通っているが、構わず稜線の縁を歩かないとこの景色は楽しめない。

時間と体力面で蕎麦粒山・仙元峠共に巻いたが、一杯水への途中で稜線に上がって新緑と花を楽しんだ。


鳥屋戸尾根へは川乗橋バス停から二つ目のカーブミラーの所に蕎麦粒山への道標がある。
道は一般道と変わらない位に歩かれている。

昨日は遅かったし今日は山仲間とのイカパーティーで詳報は明日アップする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は久し振りの奥多摩

2016年05月14日 | 奥多摩
まだ歩いていない道と言うのはワクワクするなあ。
一般ルートではないが相当に歩かれてるみたいだ。
時期的にシロヤシオやミツバツツジが咲いてると
考えてるがどうかな?

西丹沢の檜洞が超有名で人だらけに決まってるから、
歩いてみる気になった。
人の尻を見ながら歩くなんて真っ平だから。

大人気の川苔山や鷹ノ巣山へのバスだから満員に決まってるが、
歩き出して暫くして尾根に取り付けば俺一人だろう。

下山はヨコスズ尾根から東日原だが、最終のバスは
18:52だから間に合うだろう。
登りだしが10時位だし、蕎麦粒山まで4時間としても下山に4日時間は余裕有り過ぎるくらい。

まあ、人だらけの山で一人だけの歩きは最高。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥多摩・鳥屋戸尾根から蕎麦粒山

2016年05月08日 | 奥多摩
前から行こうと思っていたが天気もまあまあみたいだし、
シロヤシオももう咲いてそうだから行こう。

土曜日と言うのがちと嫌だが、一般道ではないから
それ程混んでないだろう。

花のタイミングが難しいし天気も分からないから、
まあまあの天気なら行ける時に行っておこう。

先日の鍋割峠への道でシロヤシオが咲いていたから
多分良い塩梅に咲いていると思う。

日帰りだから早めに出ないといけないが、
6時起きなら大丈夫だろう。

一杯水の小屋にでも寝てゆっくり遊びたいが
翌日が山仲間とのイカパーティーだからなあ。

先日の寄からユーシン・鍋割山への歩きと
大杉谷の歩きでバッチリ山モードになって良かったな。

これくらいのハイペースで行かないと、
鳥海とニペソツをやる体力・山力が付かない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥屋戸尾根から蕎麦粒山

2015年09月08日 | 奥多摩

どうやら台風が前線を連れ去ってくれるみたいだ。

それにしても結構しつこい雨だった。

金曜日までは雨だが、その後は晴れが続き秋めきそう。

梅雨より鬱陶しくて今週は植木仕事ゼロになりそう。

どうにか空木岳用の歩きができそうで、
土日にはどこか泊まりで歩かないと駄目だな。

結局この二日で練習の山は終わりだ。
水曜日はとても山歩きする元気無い。

先日の丹沢の混みようで分るが、山らしい山には客が殺到する。

奥多摩の鷹ノ巣山避難小屋と酉谷山避難小屋はメチャ混みだろうが、
人気の無い一杯水避難小屋なら余裕だろう。

水場もこの雨で勢い良く出ているだろうから、
鳥屋戸尾根から蕎麦粒山に上がりここで寝る。

翌日蕎麦粒山まで戻り、日向沢ノ峰を経て獅子口の湧き水まで。
ここの水を飲んでそのまま上日向のバス停まで歩く。

獅子と言ってもライオンでなくて獅子舞の獅子みたいだ。
なかなか美味そうな湧き水だ。

バス停までは沢沿いの道だから、陽射しがあっても結構涼しいと思う。

蕎麦粒山から一杯水の小屋までが無駄な歩きだが、
テントを担ぐ気にならないしトイレ問題もあるからなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石尾根素晴らしい!

2015年06月14日 | 奥多摩
フラットで巻き道の優等生


笹が復活しつつある?


奥が七つ石山?


雰囲気良い稲村岩への登り


この岩は紅葉が似合う




まだ新緑っぽくて楽しめた。

特に今日の石尾根の巻き道は殆どフラットで楽だし、
周りのブナやダケカンバの大木と緑一色が溜め息モノ。

紅葉も出色に決まってるし、10月中旬から下旬に又行こう。

小屋は何と満杯状態で、入り込む余地無し。
おまけにオバサングループまでいて、仕方ないからテントを張った。

しかし、焚き火跡が二カ所もあって呆れた。

テントは他に3張りで、9年で300名山完登の53歳男・
二年前から山やり出した46歳タープ男・
トレラン練習で石尾根を4時間で着いた58歳鉄人男
(トライアスロンもやってる)とユニークな面々。

300名山男に九州で一番の山はと聞いたら即座に大崩と返ってきた。

これだけで気に入ったが当然ニペソツにも行っていて、
9時間半で日帰りしたらしい。

14も若いのがこれだけかかるのではテント泊でないと無理だな。

しかし、石尾根は本当にツボに嵌まったなあ。

毎シーズン通う事になりそう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天気はイマイチだ

2015年06月13日 | 奥多摩
雲が全天を占めていて日差しが無い。

熱中症になり難そうだが案外と危ない。

蒸し暑くて結構水分を放出してるから、
定期的に水を飲まないと拙い。

立ち止まる度に一口飲むようにすれば大丈夫だ。

このやり方は風吹大池から蓮華温泉に歩いた時に覚えたんだが、
余りに遅い学習だよなあ、山やり出して17年あまり経ってたんだから。

今日はニペソツの練習だから、
奥多摩のバスも11時発とのんびり。

さすがに電車は空いていて八王子からは座れた。

と書いたらドドーッと山姿の連中が乗り込んできた。

どうやら青梅止まりの快速が着いたらしい。

小屋に着くのは途中食事もするし多分五時頃だな。

コースタイム x 1.5 + 休憩

の公式通りだろうと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久し振りに鷹ノ巣山へ

2015年06月12日 | 奥多摩
明日から2日間雨の心配がないから泊まりで遊ぶ。

今回やってないとニペソツに間に合わない。

初日の前天狗までテント装備を背負って最低4時間登ればよいから気は楽だが。

一泊だけだから食料も少ないし、水も3リットルあれば良いだろう。

どれ位の重さになるか試してみたら10.5キロ。

これで鷹ノ巣の小屋に5時間以内で辿り着けばOK。

これと後一回泊まりの山をやり、日帰りを二回やれば何とかなりそう。

鷹ノ巣山は12年6月以来だから3年振りか。
随分なご無沙汰だな。

翌日は頂上へは行かず、巻き道でサッサと下山だが結構長く、
ニペソツの練習にはまあまあ。

あのズミの花はもう終わってるかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長沢背稜からタワ尾根

2014年10月20日 | 奥多摩

二日目(18日) 一杯水避難小屋から長沢背稜でタワ尾根


朝は4時から同宿人が動き出したが、こっちも目は覚めてたしどうってこと無かったがちと早過ぎかな。
星が綺麗だというので出てみたら本当に凄かった。
アルプスの星に負けない星空で、オリオンや冬の大三角・昴など星が多すぎて良く判別できないほどだった。

昨夜の残り飯に鮭茶漬けの元と湯を入れて食べ、ゆっくりして6時15分に小屋を出た。
因みに昨夜の飯は秋刀魚缶を飯にぶっ掛けた秋刀魚丼とカレー。

天目山に登って伐採して見晴らしが良いと言うのを確認しようと思ってたんだが、直登する道が分らず縦走路を歩いてしまった。
次回タワ尾根からの下山時にでも寄ってみる事にする。

長沢背稜は本当の巻き道だから脚に易しいし、左手が見晴らし良いから
メチャクチャ楽しい道なのに殆ど人に遭わないのがまた良い。

今回もタワ尾根に入るまで一人も出遭わなかったし、タワ尾根では中年男女一組と遭遇しただけだった。

紅葉は楓が色付いており楽しめたが、全体的には1週間は早かったみたいだ。
この道は楓がやたらと多くて、真赤に染まれば凄い事になりそうなんだが黄色い葉の縁が茶色になってるのが多かったからそのまま落ちるかも。
霜が降りると駄目になるみたいで赤の綺麗なのはなかなか見られないらしい。


雰囲気抜群の縦走路


時折出てきた楓の赤

途中酉谷山避難小屋の上(9:00着9:30発)で軽く食べたが、わざわざ降りるのも面倒で水場の確認もしなかった。
一杯水があれだけ出ていたんだから恐らく出ていたろう。

タワ尾根入り口には10:40に到着して、中休止して11:00から降りだした。
直ぐに出てきたモノレールは前より綺麗になってるように見えたが気のせいか?

このモノレールが大きく右カーブして降っていく所から悪場が始まる。
直進するが大岩が連続して巻くので面倒かつ時間を食う。

何だか道が付け替えてあるみたいで昔歩いたのと感じが違った。
三角点を確認して歩き出したが、あのウトウの彫り物の板が目に付かなかった。
下しか見ていなかったからでここにあったらしい。

その内ロープで通せんぼして右に行けという指示板が出てきた。
降り出したらやたらと急で、地図で確認したら真南に下りている。
昔逆に歩いた時のこんなに急な登りではなかった気がして登り返し、
東側の尾根を下りだしたがこれも変でまた登り返した。
引き返そうと歩き出したらウトウの頭手前で遭った中年男女が降りてきた。
道はさっき降りた方だと言うのでまた降りだしたんだが、先入観がミスの元だったんだ。
地形図を見たら尾根は真南に降りていて道の正しさは一目瞭然だった。


ウトウの頭から少し南下して等高線の密度濃い所が問題の場所・正しさは明白

その後は紅葉にはまだ早い薄黄色の尾根をミズナラの巨樹まで降りてビックリ。
巨樹のあの恐竜の頭みたいな大枝が折れて幹に大穴が開いていたんだ。
これだけ痛んでしまうとあまり永くは保たないかもだな。
ダメージが大き過ぎて樹医の手当ても不可能だろう。


ミズナラの惨状

その後のハイライトの一石山神社への激下りと言うか嫌らしいジグザグの下りをこなして降り着いたが、本当に危険なトラバースで、鍾乳洞側に降りた方が安全なんだがなあ。
小川谷林道は通行禁止とかでそのルートが駄目なんだが、自己責任でそっちを通った方が安全だろう。


やっと降り着いてホット一息

バス停には15:40に着いたが、40分近く待たなくてはならず、汗を拭き着替えてバスに乗った。
ここでもトレランが10人以上おり、山屋よりも多いんだからブームその物。


タワ尾根と長沢背稜、それにヨコスズ尾根稜線と気持ちの良い歩きができるが、一石山神社からの登下山は剣呑だなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨコスズ尾根から一杯水避難小屋

2014年10月20日 | 奥多摩
ヨコスズ尾根から一杯水避難小屋に寝て、
翌日長沢背稜からタワ尾根を降りる一泊二日をやった。

山行日:2014.10.17ー18 (単独)

初日(17)の東日原から一杯水避難小屋までの記録。

一度、滝入ノ峰先まで稜線歩きをやってみようと考えてたのを実行した。

採石場を右に見た後尾根に乗り、その後右に巻き出す地点から稜線歩きを開始。

稜線だと当然ながら木に遮られてもそこそこ眺望が良いし、
植林を見なくて歩くから気持ち良い。

紅葉はまだ早かったがチラホラ赤くなった楓があったし、薄黄色もあってまあまあ。







雰囲気の良い尾根道3枚


急な瘤が二ヶ所ほどあったがそれ程危険な所は無かったし、立木を上手く使えば楽だ。

滝入ノ峰には立派な三等三角点があった。



手書きの山名板 


立派な三角点


水道局の石の標柱がずっと出てくるからこれを目印に歩けば良かろう。
二五二とか漢数字が書かれてる。


外す恐れなどない単純な尾根だが。

滝入ノ峰からちょっとで登山道に合流するが、それからも雰囲気が良い。


登山道との合流点(上手から見てる・右から降りてきた)

時々コシアブラの葉っぱが落ちているが、木を探し出せなかった。

どうせ大木になっていて手など届かないだろうな。

辿り着いた小屋のベンチにザックを置き水場へ。

水はザーザーと勢い良く流れていたが、台風が二つも来た後なんだから当然。


勢い良く流れる水

汲んでたらアラフォー?の男性がやってきて同宿らしい。

小屋は初めて入ったが、棚も無いしマット・毛布も無い、すこぶるシンプルな造りだった。

当然ながらトイレは懐かしいドッポン式だ。
紙を持ち帰らなくて済むのは助かるが、どうやって下ろすのだろうか?

それと他の小屋とのギャップがあり過ぎる理由を考えてみた。

結論は下から近い場所にあるから、綺麗な小屋にすると住み付くのが出てくるからだろう。

昔、ここを塒に強盗をやった野郎がいたくらいだから。

夜は同宿人が口数少なく8時には灯りを消したが、相変わらずウトウトしかしなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一杯水の小屋経由で歩く

2014年10月17日 | 奥多摩
出発が遅くてタワ尾根を登って17:00までに、酉谷山の小屋にたどり着ける自信が無い。

一杯水避難小屋経由で逆ルートを歩く事にする。

時間的に酉谷山避難小屋までが無理なら一杯水の小屋に寝て、明日の朝早く出てタワ尾根から下山する。

14:30までに一杯水避難小屋に着けば酉谷山 避難小屋まで歩くが、どうもイマイチ自信が無い。

一杯水の小屋にはまだ寝た事がないから泊まってみたい気もするが、昔の強盗の話を知ってるからなあ。

できれば先の小屋まで歩き通したいがどうなるやら。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする