ブログ「安心院の里」

退職後は、国内・海外旅行、スポーツクラブ、家庭菜園、登山など自由気ままに我が人生謳歌中です!(健康で元気なうちに・・・)

ルーマニア夫婦旅11日目:6/7(日)晴29℃

2015年06月09日 17時26分00秒 | 海外旅行
【モルドヴァ地方:4つの修道院巡り】
乗り継ぎ時間を含めて14時間、本当に長かった。ようやく夜行寝台列車は08:09スチャヴァ駅に到着しました。4つの修道院は、ブコビナの山々に点在して交通便が非常に悪く、事前にホテルを介し、ツアー車両を1日チャーターして巡りました。「AxaTravelDayTours」の運転手付き車両ルーマニア北部、モルドヴァ地方には、500年近く前に建立された城壁に囲まれた教会があります。その壁は、聖書の世界を描いたフレスコ画で埋め尽くされています。 激動の16世紀初頭にモルドヴァ公国を治めたシュテファン大公とペトル・ラレシュ。ヨーロッパを席巻したオスマン・トルコは当時最大の敵国。教会の絵画は、戦争に立ち向かう人民の心をひとつにするイコンでした。
フモール修道院~赤い色が特徴のフレスコ画の小さな修道院で城壁と見張り塔が残っています。コンスタンチノーブル包囲のフレスコが有名です。壁画はかなり色褪せています。正教の本山であるコンスタンチノーブル(現イスタンブール)を占拠したトルコ軍を囲む壁画が有名です。日曜礼拝に向かう村人ヴォロネツィ修道院~4つの修道院の中で一番有名です。『最後の審判』は、モルドヴァ芸術の最高傑作です。 最後の審 判の壁画で知られる円錐の塔があるかなり小さい教会でモルドバの伝統的なスタイルの建物です。外壁は青が特徴的で有名、激しい青いバックグラウンドの色の調和と構成の厳しさを映し出します。モルドヴィツァ修道院~1532年に建てられた要塞のような塔のある城砦に囲まれた女子修道院です。この修道院に有名なフレスコのテーマに「エッサイの樹」と「 コンスタンティノープルの包囲戦」があります。赤いペイント、高い壁と大きな塔が印象的な建物です。 スチェビツァ修道院~統治者以外が建設した外壁画のある唯一の修道院です。周囲を囲む砦は高く頑丈に造られています。
修道院の城壁修道院内の井戸スチェヴィッツァ修道院~大きな城壁に囲まれています。緑色が特徴的です。 壁画の保存状態が最もよく、見ごたえ十分です。壁画「天国のはしご」は善人はこのはしごで天国へ行けて、悪人ははしごから落ちて地獄へ堕ちるという定番です。修道院内部の主礼拝堂にはバロックスタイルの絢爛な装飾が施されていて、これも見事です。ランチは地元ツアー推薦のスープが旨いレストランにてブルーベリーのリキュールルーマニアのデザートの定番パパナッシ 。揚げドーナツに、ジャムとサワークリームをのせたもので、あっさりしていて美味しいです。モルドヴァ地方の門構え、これでも通常作り。門の豪華さは家の格式、金持ちであることを誇りにした造り。すでに冬の家畜の餌となる牧草を大きく丸めた物をそのまま乾燥する作業風景が見られます。電柱の巣でひなを育てるコウノトリウクライナ境にあるモルドヴァから スチェヴィッツア修道院へ向かう途中にあるチウムルナ峠(1,100m)にて、ピックニック中の若い夫婦から自家製チーズいただきました。 チウムルナ峠道路開通記念像陶器工場宿泊ホテルは「デイリープラザ ホテル (Daily Plaza Hotel)」5階です。スチャバ駅から約1.5キロ離れた場所に位置しているので、観光の拠点にするには最適な滞在先です。 ここからは市内へのアクセスも簡単で大変便利で12月22日広場に面しています。宿泊ホテル1Fレストランにて夕食

ルーマニア夫婦旅12日目:6/8(月) 晴

2015年06月09日 13時14分00秒 | 海外旅行
【スチャヴァ観光】
スチャヴァは、ルーマニアの北東部、ウクライナとモルドヴァ共和国との隣接地接に位置します。
自炊の朝食です~スチャヴァ市場を覗く~スチャバの町の離れにある 難攻不落の「大城塞」。壁の厚さは2~4m。1476年のオスマン朝のメフメト2世の攻撃にも、陥落しなかったという。聖ゲオルゲ教会~ブコヴィナ地方を代表する教会のひとつとして世界遺産に登録されています。ボグダン3世がセルビア・ハンガリー軍を退けた記念に、1521年に建てられた、清楚で美しい教会です。外壁には、フレスコ画が描かれていますが、今は風化が進み、本当に僅かしか残っていません。内部は、見事なフレスコ画が描かれています。夕食は、12月22日広場(革命記念)前のレストランにてビッグなピザ&ミックスサラダに挑戦昼間は灼熱の太陽が降り注ぎ日焼けで顔ヒリヒリ、しかし朝晩は涼しい風が吹き過ごしやすいです。
修道院巡りを担したジィジィさんスチャヴァ駅まで送り届け。駅では日本ではありえない光景が・・ホーム上と線路上の二ヶ所で列車を待つ乗客、なんと到着した列車の両側ドアーから乗り込んだのです。ホーム上に野犬ウロウロ。狂犬病の注射などもちろん受けていない。あちこちにタムロしている。日本の犬のようにのほほんと生きてはゆけない。常に神経をはりめぐらしておくのが野犬の生き方らしい。発車OKの合図をする駅長さんスチャヴァ駅22:28(発)寝台列車でブカレストへ!
寝台車(1等車)には、車両専用の車掌がいます。部屋は二人、二段ベッド、簡易な洗面所が設備され、大正ロマンのような雰囲気ある車両です。小さな棚には、アメニティーグッズ(歯ブラシやせっけん)などが置かれています。明日の終着駅ブカレストまでお休み態勢に入ります(-_-)zzz