2018年9月10日(月)曇、霧雨
⬛「皇海山(すかいさん)」
栃木県と群馬県の県境にある「日本百名山」の一つ、山頂からの展望はよくない。苔むした樹林帯や木々、東西に長い頂稜があり、侵食で北側は500m以上切れ落ちています。
旅館05:20~皇海橋07:00~出発07:15不動沢のコル09:15~皇海山・昼食10:45~不動沢のコル11:30~皇海橋13:00~
白沢高原温泉「望郷の湯」入浴・食事~沼田IC ~東京駅前解散(☔☔☔)
▼「根利栗原川林道コース」
約26キロ、所要1時間20分の非舗装木材搬送道路です。雨降れば崩壊する危険な箇所多数あり、切り岩の悪路走行の慎重運転が必要。谷深く仙境の装いが段々と増し、ガタガタ走れどもなかなか登山口に到着しなく心配になった。途中、ヤマドリ、テン、シカに遭遇しました。

▼悪路の栗原林道を走ること約1時間20分で皇海山登山口駐車場に到着。

▼「朝食タイム」旅館で作っていただいたお握り🍙弁当です。美味しくいただきました。


▼皇海山登山口と表示されたポールを横目に樹林帯に入る。



▼Iさんの登山靴のソール(靴底)が剥がれてしまった。応急処置をしたが片方も剥がれそう・・寿命?下山して待機となる。

▼すぐに沢筋の道となり何度か渡渉を繰り返しながら徐々に標高を上げていく。


▼カラマツ林の下に広がる熊笹や沢沿いのなだらかな登り道となる。やがて涸れた沢のガレ場を詰めあがると、やや荒れた急な斜面を登るようになる。


▼約1時間ほどで中間地点となるカラマツ林内の斜面広場に到着。小休憩


▼登山道は少しずつ傾斜を増し、沢は細くなり、登りの勾配も更に増してくる。所々にロープが設置してあるのでスリップに注意しながら登っていく。

▼岩がゴロゴロした辺りで沢が2つに分かれ、標識に導かれながら右手の沢に取り付き、水量がほとんどなくなった涸れ沢のガレ場を登る。

▼主稜線直下の急登を終えれば不動沢のコルに到着する。斜度が急で一番の難所、苦しい所となる。中間地点より約40分、不動沢のコルに到着した。


▼不動沢のコルを左折し、皇海山に向かう。直ぐに深い森となり、登るにつれ勾配はどんどん増し、木の根、倒木をかわしながら展望のない道を進む。


▼この辺から樹木はオオシラビソ、シラビソ、コメツガ、ダテカンバといった高山針葉樹林帯となってくる。


▼皇海山山頂付近の「青銅の剣」。これは明治時代に「庚申講の先達」であった木林惟一という方が奉祀したものという。

▼こんなキノコを発見しました。

▼不動沢のコルから1時間ほどで皇海山の山頂に到着する。山頂には二等三角点の石柱の他、”渡良瀬川水源碑”と彫られた大きな標識が建っていた。



▼昼食タイム、樹林に囲まれ展望はない。天気に恵まれれば、アルプスや富士山も遠望可能らしい。昼食を終えて下山開始です。

~駐車場無事戻ってきました~
▼ガタガタと林道をゆっくり走る。先に出発した夫婦連れのマイカー、悪路のためにパンク、仲間がタイヤ交換のお手伝い。やっとの思いで林道を出た。その後、沼田市内の白沢高原温泉「望郷の湯」へ。



温泉♨で汗を流しリフレッシュ、お蕎麦を食べ、沼田ICから関越道に入り、無事に帰宅しました。


~お疲れ様でした ~