東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

『教科書で教えない世界神話の中の『古事記』『日本書紀』入門』鎌田東二著(ビジネス社) 『古事記』はスペクタクル映画、『日本書紀』は神話のアーカイブ 西洋の神話と日本の神話を比較。根っこが違う

2022-06-25 | 日本の素晴らしい文化
著者は宗教思想家として知られ、サブカルにも詳しい学者だ。 氏の縁戚にあたる鎌田純一氏は『先代旧事本記』の研究家だったという。血筋は争えないものなのか、著者の鎌田東二(京都大学名誉教授)は世界の神話比較を通じて、日本の神話との類似、その発想の根源にある人間の営み、夢の具象化、英知の凝固を読む込んでいく。 従来の古事記、日本書紀研究は主として文献学、語句の意味、神々の体系化、当時の編者たちの政治的 . . . 本文を読む

中国政府が"宗教団体"を恐れているワケ(『中国ガン』林建良 第4章 「中国ガンは退治できる」より抜粋)

2022-06-24 | 中国の歴史・中国情勢
■中国が一番恐れる団体:法輪功とは? 革命には暴力がつき物だが、このような革命の手段を使わず、中国を平和的に内部から崩壊させようとしている集団が中国にはある。それが、先に挙げた法輪功だ。中国ガン細胞に対抗するNKリンパ球の要素をほぼすべて備えていると言ってよい。 法輪功は1992年5月に李洪志氏が長春で始めたもので、当初はこの気功の学び方を公開していなかったが、それが一般公開されるやいなや、ま . . . 本文を読む

ウクライナ、すべての野党を非合法化、財産を没収 欧米は、言論の自由を奪ったゼレンスキー大統領をなぜ批判しない?(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-06-24 | ロシア・ウクライナ情勢
ウクライナの野党最大の「生活のためのプラットフォーム党」(OPPL)は、2022年6月20日にウクライナ裁判所によって公式に政治活動が禁止された。ウクライナ法務省は当該野党の資産、資金を州に譲渡するとした。 すでに3月20日にウクライナに存在した11の野党はすべてが活動禁止措置となっている。そう、ウクライナには野党がないのだ! 「親ロシア」の政党は存在も活動も認可しない訳だから、自由は失われ、 . . . 本文を読む

金門島と厦門(アモイ)に端をかけると良い(何文哲・台北市長) 台湾を習近平に売り渡すのか、台湾で猛烈な何非難の合唱(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-06-24 | 台湾情勢
以前から提唱されてきたプロジェクトである。 金門島と対岸のアモイに海上大橋を架橋すれば、大陸との交流が加速度的に進展し、わざわざ台北飛行場まで行ってアモイへ飛ぶより、自動車でさっとわたれる。病院も建てれば大陸の人々の療養を受け入れることができると何文哲台北市長は提言した。 この演説は台湾人民党が金門島にオフィスを開所した記念集会でなされた。台湾人民党は何市長が党首を務めるミニ政党だ。 二十年 . . . 本文を読む

全米108の大學にあった『孔子学院』の、104校が廃止された 28校でゾンビ復活。「米中姉妹校交換プログラム」などと改称していた(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-06-23 | アメリカ情勢
ゾンビは復活する。 共産主義は「グローバリズム」と名前を変え、二段構えで国家破壊を狙っている。日本で言えば、皇室伝統廃止を狙う共産主義者等が、当面『女性天皇』、つぎに女系天皇論を推進する長期策謀に似ている。 中国共産党のプロパガンダ機関として、中国のスパイの巣窟と認定された「孔子学院」はトランプ政権の下で、査察が行われ、米国教育省の予算管理下にあるところは徐々に廃校となった。 米国アカデミズ . . . 本文を読む

ロシア、北欧ならびにバルト三国へのガス供給を停止 「なら、カリニングラードを締め上げろ」と鉄道を通せんぼ(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-06-23 | ロシア・ウクライナ情勢
バルト海に面するカリニングラードはロシアの飛び地。ももとはドイツのケーニヒスブルグだ。ポツダム宣言によってロシア領に編入された不凍港。 ロシア海軍の拠点で、人口およそ百万人。琥珀の産地として知られ、世界有数の琥珀博物館がある。 大聖堂の裏手にはイマニエル・カントのお墓。筆者も詣ったことがあるが、花輪が絶えることがないという。カリニングラードは美しい港町である。 地史学的に言えば、カリニングラ . . . 本文を読む

食糧自給を急げと習近平、李克強が農業視察をマスクなしで 「大国『糧』策」をスローガンに、「糧」を「良」とかけて(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-06-23 | 中国の歴史・中国情勢
コロナ禍の過去2年間で世界の食糧価格は55%あがった。 各地から食糧よこせの悲痛な叫び声が上がっている。インドやパキスタン、バングラデシュからは主食のナンが高騰した。 日本では下町の煎餅屋さん、五割近い値上げである。 とくにウクライナの小麦が輸出不能になって、アフリカ諸国には飢饉が襲った。日本でもパン、餃子などが急激な値上げとなっている。 加えて中国では上海都市封鎖などで、家庭ごとに備蓄が . . . 本文を読む

【日本の解き方】「円安・物価高」のデタラメ報道 GDPギャップにも言及せず 「国際経済常識」に外れた滑稽さ(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

2022-06-22 | 日本の政治・経済
2022.06.21 為替の円安をめぐっては、「輸入価格の上昇で家計や中小企業の負担が大きい」と強調する報道が目立つ。また、「米国が利上げしているのに、日銀は金融緩和を継続している」と批判したり、「以前に比べると円安メリットは限定的」といった報道や分析もみられる。 こうした論調には、経済全体をとらえるマクロ経済の視点がないものが多い。家計の負担が大きい、中小 . . . 本文を読む

フランス下院議員選挙、マクロン与党惨敗。過半数にも届かず 国民連合のルペン、議席を15倍に大躍進。極左政党も伸張した(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-06-22 | ヨーロッパ情勢・歴史
「マクロンしてますか?」 意味は「何もしない」、或いは「中味のないお喋り」「心配するふりをする」。 6月19日におこなわれた仏下院選挙はマクロン与党の惨敗となった。 選挙結果は予想よりは激しい敗っぷりで、350議席が234議席と110議席以上を減らした。「マクロンしてますか?」の結果である。 サルコジ元大統領は悪評が高かったが、グルジア停戦では仲裁のお膳立てをした。サルコジが懐かしいという . . . 本文を読む

【スクープ最前線】米国の「最高機密」日本から流出か 中国空母に採用された最新技術 岸田首相のNATO首脳会議出席に中露が激怒、スパイ防止法の制定急げ

2022-06-22 | 日本の安全保障
2022.06.21 中国は3隻目の空母「福建」を進水させた(共同) 日本周辺が騒然としている。ロシアはウクライナ侵攻を続ける一方、海軍艦艇を日本列島を周回するように航行させている。中国は3隻目となる空母「福建」を進水、ミサイル駆逐艦2隻が宗谷海峡を通過した。北朝鮮はミサイル発射を繰り返し、近く核実験を再開する可能性が取り沙汰されている。中露が、岸田文雄首相によるNATO(北大西洋条約機構)首 . . . 本文を読む

国内死亡数が急増、1~3月3.8万人増 コロナ感染死の4倍

2022-06-21 | 日本の事情
  2022年6月4日 1~3月に国内の死亡数が急増したことが厚生労働省の人口動態調査(速報値)で分かった。前年同期に比べ3万8630人(10.1%)多い、42万2037人に上った。同期間に新型コロナウイルス感染者の死亡は9704人で、増加分を大きく下回る。コロナ以外の要因があるとみられるが詳しい原因は不明だ。行動制限などの影響がないか検証が急務だ。 & . . . 本文を読む

ロシアと対峙するバルト海沿岸諸国 ラトビア共和国 苦難の歴史を経て独立回復 懸念すべきロシアの十八番「自国民保護」掲げた武力侵攻

2022-06-21 | ロシア・ウクライナ情勢
2022.6.19 ラトビアの首都リガの旧市街 ラトビア共和国は「バルト三国」の真ん中に位置する。日本の6分の1ほどの国土(約6万5000平方キロメートル)に、約190万人が暮らしている。 ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻に対し、携帯型地対空ミサイル「スティンガー」をウクライナに提供した。さらに議会は開戦 . . . 本文を読む

中国海軍、三隻目の空母「福建」が進水式 電磁式カタパルト、運用は米軍でも難しいとされるのだが(宮崎正弘国際情勢解題)

2022-06-20 | 中国の歴史・中国情勢
「江蘇」と命名される予定だった。突然「福建」となった中国の第三号空母。 そういえば二隻目の空母は「毛沢東」の筈だったのに、突然「山東」になった。遼寧、山東、そして三隻目が福建なら、たぶん次(もし、次があるとすれば)の空母は「江蘇」だろう。北から海軍基地のある地名をつけていく方針らしい。米軍の空母命名が歴代大統領か将軍(海軍提督)であるように。 6月17日、上海の造船所で空母「福建」の進水式がお . . . 本文を読む

名大名誉教授が指摘、ワクチンによる免疫力低下の可能性

2022-06-19 | 日本をダメにする勢力
2022.6/19 ポストセブン 3回目接種で日本は世界各国に後れをとっている(共同通信社) 「もう4回目の接種券が届いたのよ。2回目は40℃近い熱が出たし、3回目は副反応は弱いって聞いていたのに腕があがらなくなったし。それでもやっぱりコロナは怖いから、打たなきゃダメよね……」 60代女性のそんなつぶやきに、友人が答える。 「えっ、4回目も打つつもりなの? も . . . 本文を読む

にわかに浮上した李克強待望論、「北戴河会議」に集う長老たちの本音とは 習近平の続投で中国共産党は生き延びる

2022-06-19 | 中国の歴史・中国情勢
2022.6.17 訪中した国連人権高等弁務官とビデオ会議を行う習近平国家主席の映像(2022年5月25日、写真:ロイター/アフロ) 毎年夏になると渤海湾に面した保養地、北戴河(ほくたいが)に中国共産党の現役指導部とOBが集まり、話し合いが行われる。これは水泳好きの毛沢東が夏になると避暑をかねて北戴河に滞在し、そこでお気に入りの幹部と密談したことが起源とされ、俗に「 . . . 本文を読む