goo blog サービス終了のお知らせ 

東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

菅沼光弘氏が死去 元公安調査庁調査第2部長 インテリジェンスを基に提言数々、中国の「非公式警察署」問題でも注意を呼び掛け

2023-02-01 | 日本の安全保障
菅沼光弘氏

菅沼氏は1936年、京都府出身。東大法学部卒業後の59年、公安調査庁に入庁。旧ソ連や北朝鮮、中国の情報収集に約35年にわたって携わり、対外情報の総責任者である調査第2部長を最後に95年に退官した。

その後、アジア社会経済開発協力会を主宰しつつ、国内外のさまざまな問題について評論活動を行っていた。

夕刊フジでも、北朝鮮による日本人拉致事件や、朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)、中国による諜報活動などについて、豊富な経験をもとに独自の分析を披露した。

最後の登場は昨年12月19日発行号で、中国が、日本を含めた世界53カ国に「非公式警察署」の拠点を設置している問題について解説した。

菅沼氏は、非公式警察署について、「以前から存在していた。日本に住む中国人をひそかに監視していた」「公然と中国人を監禁するなどすれば主権侵害」と指摘したうえで、他の中国の工作機関による活動にも注意を呼び掛け、「(日本も)世界の常識である、スパイ防止法が制定されれば結構だ」と語っていた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

東アジア歴史文化研究会で9回講演していただいた。インテリジェンスというものが日本にないとつねづね語っておられた。戦前、戦中の諜報戦を甲谷大佐(参謀本部第2部ロシア班班長)から学び、公安調査庁に入庁された。北朝鮮情報は誰よりも正確に情報収集されていた。本を出版されると電話があり、そのつど事務所に出向いてお話しをうかがった。懐かしい思い出となってしまった。

『ヤクザと妓生がつくった大韓民国 日韓戦後裏面史』(ビジネス社)『日本人が知らない地政学が教えるこの国の進路』(KKベストセラーズ)『戦争を作り報道を歪める者たちの正体』(ヒカルランド)など多数。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿