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突然『オープンAI』を率いることになった「ミラ・ムラティ」ってWHO? 35歳、アルバニア人の才媛は嘗てテスラで新車開発を担当した(宮崎正弘国際情勢解題)

2023-11-22 | 中国の歴史・中国情勢

世界の顔だった。オープンAIは生成AI、チャットGPTで最有力のAI企業として注目され、CEOだったサム・アルトマンは世界を飛び回った。

『エルサレム・ポスト』は「世界を動かすユダヤ人50」のトップにサム・アルトマンを選んだ。アルトマンは時の人となり、議会証言では「AIに規制が必要」と発言し、日本にも二回やって来て岸田首相とも面会し、慶應大学では講演もおこなった。

11月18日、オープンAIの緊急取締役をひらき、サム・アルトマンを解任した。その理由はコミュニケーションの悪さ、同社のイメージにそぐわないとするものだった。暫定CEOに抜擢は35歳、南欧系の美女ミラ・ムラティCTO(技術責任者)と発表された。

彼女は1988年アルバニア生まれ、カナダに移住し、バンクーバーの高校を卒業した後、ダートマス大學で機械工学を収め、インターシップではゴールドマンサックスでも研修した。

2012年にテスラに入社し、新車開発で注目を浴び、18年にオープンAIに移籍した。当時、イーロン・マスクも同社に出資していたが、意見が対立し、手を引いた。オープンAIには、マイクロソフトが110億ドルの開発資金をぶち込んでいた。つまりバックはMSなのである。

マスクはアルファ囲碁を開発して技術者等を引き抜き「X─AI」を立ち上げた。

さてミラ・ムラティだが、母国語のアルバニア語とイタリア語、もちろん英語も流暢に喋る。バックグラウンドは宇宙航空、スパコン、vrと幅広い。TIMEのインタビューにも応じたことがある。


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