東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

『ジャパンズ・ホロコースト解体新書』大高未貴著(ビジネス社) 世界中どこでも飛んで行って真実を探ろうとする大高未貴は さしずめ「おんな・カールソン」、そのド迫力は驚歎に値する

2024-09-10 | 歴史の書き換え

慰安婦、南京、731等々。悪質なプロパガンダが日本を貶めているが、日本政府は正式な抗議もしない。メディアは無視する。

だから誰も本当の裏側を知らない。日本を貶めている集団は、様々な形に扮しているが同根の、グローバル・ユダヤ団体、しかも活動歴を閲覧すると、同じ人物達が重なっている。

プロパガンダによって中国と韓国を動かす。その正体とは戦後賠償マフィアである。このグローバル・ユダヤ団体が撒き散らした荒唐無稽な政治宣伝は、歴史的証拠も根拠もない。

反論すると、まともな論駁を逃げて、歴史修正主義のレッテルを貼り、レイシスト、ファシスト、そしてネオナチとくる。反駁の底の浅い方法も共通である

本書のなかに次の指摘をみつけた。

タッカー・カールソン氏の原爆に関する発言、「わたしの『側』は過去80年間、民間人への核爆弾投下を擁護してきた。冗談でしょ? もし貴方が、人々に核兵器を落とすのは良いことだったと言い張るのなら、貴方は邪悪だ」(2024年4月20日)が物議を醸した。(236p)

しかしタッカー・カールソン・バッシングが起こるや、保守派の女性論客キャンディズ・オーウェンスが、異様なバッシングに対して「タッカー錯乱症候群」となづけ、擁護に立ち上がった(ついでだがオーウェンズのベストセラー『ブラックアウト』は我那覇真子訳で方丈社からでている)。

本書は世界中どこでも飛んでいって真実を探ろうとする大高未貴女史(さしずめ「おんな・カールソン」)のド迫力が行間に滲み出ていて、その行動力は驚歎に値する。

さてこの稿ではちょっとだけ話題をずらしてタッカー・カールソンのことである。

9月1日、タッカー・カールソンはXのインタビュー番組に、ホロコーストに疑問を投げかけた歴史家ダリル・クーパーを招いた。この番組は2月に収録されたらしいが、ユダヤ系左派の神経を逆撫でし、バイデン政権は9月5日になって、「不快であり、全ての米国人に対する嗜虐的な侮辱」と非難した。

アメリカは歴史修正主義をまだみとめようとはしない。したがって、大東亜戦争は太平洋戦争であり原爆は戦争の早期終結を目的としたものであり、また南京大虐殺はあったとする。正しい歴史の真実を絶対に承認せず、かれらは悪魔であると断定し議論を避ける。ひたすら歴史修正主義を批判するだけで真実が暴かれることは回避するうえ、そうした言論活動を封じ込め、発言者にファシストのレッテルを貼ってメディアの情報空間から排除する

日本で起きていることがアメリカでも起きているのである

カールソンはダリル・クーパーを「恐らくは米国で最高にして最も誠実、かつ人気のある歴史家」と紹介した。クーパーは海軍出身の歴史好きで左翼的なマスコミやアカデミズムの世界とは無縁ゆえに自由は発言ができるのだ。

クーパーは、「ナチスのホロコーストが意図せざる結果だった。ある種の計画の不備によって起きたのであり、系統的な絶滅政策ではなかった」との認識を示した。

それより悪いのはチャーチル英首相だとし、「チャーチルこそ、第2次世界大戦の首謀者である。戦争が拡大し、単なるポーランドへの侵攻とは別物になった戦争の結末に責任がある」と指弾した

イーロン・マスクが賞賛し、「非常に興味深い。見る価値がある」とXに投稿したが、やがてこの投稿を削除した。

ダリル・クーパーは「ナチスは単に手に負えない状況にあった」と語りはじめた。「1941年、彼らは何百万人もの戦争捕虜や地元の政治犯に対処する準備が全く整っていないまま戦争を始め、何の計画もなく戦争に突入し、人々を収容所に放り込んだ。そして何百万人もの人々がそこで死んだ」

クーパーは、英国の参戦について「金融業者、メディア複合体が、戦争によってイギリスを裨益させるにはチャーチルを首相ポストにつけたいと考えていた。チャーチルがシオニズムを受け入れたことで経済的に利益を得た」とまとめた。

カールソンとの二時間を越えるインタビューは、クーパーの意見を広く知らしめ1,370万人を超える人々がみた。

カールソンはイスラエル政権への批評でも知られ、ガザでの軍事作戦はパレスチナのキリスト教徒を不当に標的にしていると主張してきた。7月の共和党全国大会絵は主賓格で基調演説もこなした。共和党の熱狂的ファンのなかには「カールソンを将来の大統領候補に」と呼びかける一群の人々がある

本書にもどると、この迫力に満ちた本は大いに読まれるべきである。


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