李輝は北京外国語大学卒、カザフスタン大使、外務次官をへて駐露大使、ロシア語が流暢である。ゼレンスキー大統領と電話会談後、習近平は李輝を中国特別代表としてキエフへ派遣するとした。
電話では平和の回復をおこがましくも呼びかけた習に、ゼレンスキー大統領は「領土を取り戻すまで和平交渉はあり得ない」と突っぱねたらしい。
また2月にウクライナはモスクワへ大攻勢をしかける手はずを整えていたが、アメリカの圧力で中止に追い込まれた。
これが意味することは、ロシアvsウクライナ戦争とはロシアvs英米戦争であり、巻き込まれた欧米諸国に歴然たる温度差があるのも当然だろう。
中国は米英が武器在庫を減らすのをにたにたしながら待っている。台湾侵攻のチャンスがくるからだ。
またロシアの疲弊は中国にとって欣快な事態の到来であり、すでにプーチンとの会談から習近平は「兄貴分」風情である。
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