故安倍元首相の回想録が発売と同時に売り切れという。これは外国も購入しているのではないか。
というのは安倍首相が会った各国首脳についての印象が書かれているからだ。中でもウクライナで残酷な戦争を続けているプーチンについて好感の持てる面白い人であると記されているというのが注意を引く。これは米国のポンペオ国務長官も同様の印象を記しているというから我々素人には不思議に思われる。
そこで思い出したのがプー . . . 本文を読む
米国における中国のスパイ活動は私立中学にも及んでいた。
私立の小・中学校のなかで、連邦政府が資金提供する軍事訓練を提供している学校があり、中国軍と密接な関係にある中国企業が所有している学校がふたつあるという。
この指摘はマイケル・ウォルツ下院議員によるもので国防総省に対し、国の将来の軍事指導者を輩出する外国所有の私立学校を見直すよう求めた。
「私たちが懸念しているのは、次世代のアメリカ人に影 . . . 本文を読む
植田和男という名前は筆者にとって「過去の人」だった。
1980年代のレーガン保守革命のときにシカゴ学派総帥格のミルトン・フリードマンという巨大な存在があった(フリードマン自身は152セントの小男だったが)。
植田はMIT(マサチューセッツ工科大学)で博士号。「留学帰りの論客」として脚光をあび、盛んに日本経済新聞の経済教室コラムなどで健筆を振るった。
日本の経済学はアメリカを見ていた。
いま . . . 本文を読む