認知症の早期診断 介護並びに回復と予防のシステム

アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病なので、発病を予防でき、早期治療により治せるのです

アルツハイマー型認知症に関する「テーマ」とその検索のための一覧表-(B- 28)

2015-01-15 | アルツハイマー型認知症に対する正しい知識

 塵も積もれば山となる ・ 涓涓塞がざれば終に江河となる ・ 雨垂れ石をも穿つ ・ 積羽舟を沈む

もうやめてしまおうかという気持ちを何度も押さえ込んで此処まで来ました。テレビに出てくる認知症の専門家とか名医とか紹介される人たちが話す内容に、抑えきれないほどの憤りを覚えるのです。その気持ちがここまでこのブログを続けてくる原動力にもなっています。その人達が話す内容をこのブログでテェックしてみてください。このブログに書かれている内容が正しいのです。その人達は、「アルツハイマー型認知症」については、ほとんど知らないのです。よくもあんな内容を知ったらしく話す気になると、驚きあきれるばかりなのです。プライドをどこかに置き忘れてしまっている人たちなのでしょう。

認知症全体の90%以上を占めていながら、認知症の専門家とされる人達(研究機関を含む)から、発病の原因もわからないし、治すことも出来ないし、発病を予防することも出来ないとされている「アルツハイマー型認知症」について、世界で唯一、発病のメカニズムを解明し、早期段階の発見と回復並びに発病の予防自体を、市町村における「地域予防活動」として実践し、実証してきたその具体的な成果に基づいて、概要を公開するブログです。

「早起きは、三文の徳」と言う諺がありますが、アルツハイマー型認知症について正しい知識を身に着け、日常の生活習慣に取り入れて実践すれば、極めて大きな得をすることになります。みなさんが関心のあるテーマを検索しやすいよう、このブログのアーカイブをまとめましたので、活用してみてください。

なお、東日本大震災の被災地の仮設に住む高齢者たちの間に、不活発病と名付けられる症状を示す人達が激増しているとの報道がありましたが、その原因は体ではなくて脳にあるのです。ナイナイ尽くしの「単調な生活」が継続していることが直接の原因で「前頭葉」の機能レベルが異常なレベルに低下してきていることが原因なのです。詳しくは、下記A-12のブログをクリックして読んでみてください。

    

   :(「クリック」)をクリックすると、当該Noのテーマの記事に跳びます。


(A-01)認知症の解説は、どのブログも誤りだらけ(クリック

(A-02は、全体テーマの構想タイトルなので省略)

(A-03)脳機能のレベルと認知症の症状とのリンク(クリック

(A-04)主な認知症の種類と全体に占める比率(クリック

(A-05)器質的変化ではなくて廃用性の機能退化が本質(クリック

(A-06)アルツハイマー型認知症の対象は高齢者だけ(クリック

(A-07)脳を活性化させる魔法の散歩(クリック

(A-08)精神科医は、回復可能な「軽い段階」を見落としている(クリック

(A-09)末期段階の症状が認知症との誤解が世間の常識に(クリック

(A-10)脳血管性認知症と因果関係の確認(クリック

 

(A-11)脳血管性認知症に対する問題の提起(クリック

(A-12)不活発病の正体と回復方法(クリック

(A-13)脳の働きで見つける認知症と症状の3段階(クリック

(A-14)認知症の重症度別の人数の実態(クリック

(A-15)アルツハイマー型認知症は、治せる防げる(クリック

(A-16)軽度認知症(小ボケ)と脳の働き具合(クリック

(A-17)軽度認知症(小ボケ)に特有の症状(クリック

(A-18)中等度認知症(中ボケ)と脳の働き具合(クリック

(A-19)中等度認知症(中ボケ)に特有の症状(クリック

(A-20)重度認知症(大ボケ)と脳の働き具合(クリック

 

(A-21)重度認知症(大ボケ)に特有の症状(クリック

(A-22)アルツハイマー型認知症の回復と予防を国民的なテーマに(クリック

(A-23)老化の物忘れと認知症の記憶障害(クリック

(A-24)意識的な行為と脳の働き方(クリック

(A-25)認知症の専門家は、「前頭葉」の働きを無視している(クリック

(A-26)認知症の年齢別発症頻度とその意味(クリック

(A-27)年齢別の発症頻度の高さと日本人の価値観(クリック

(A-28)「かくしゃく老人」と生活の楽しみ方(クリック

(A-29)アルツハイマー型認知症になる「お年寄り」の特徴(クリック

(A-30)アルツハイマー型認知症発病のメカニズム(クリック

 

(A-31)アルツハイマー型認知症の早期診断と回復並びに予防(クリック

(A-32)ナイナイ尽くしの「単調な生活」が始まるキッカケ(クリック

(A-33)単調な生活が始まる「キッカケ」となる生活状況の事例(クリック

(A-34)症状の継続期間と「脳の老化のスピード差」をもたらす要因(クリック

(A-35)東日本大震災の被災地における「地域予防活動」が重要(クリック

(A-36)アルツハイマー型認知症の治療法は、脳のリハビリ(クリック

(A-37)アルツハイマー型認知症を予防するための「五カ条」(クリック

(A-38)アルツハイマー型認知症の脳の衰え方の特徴(クリック

(A-39)MMS下位項目の衰え方とその規則性(クリック

(A-40)アルツハイマー型認知症の早期診断と「二段階方式」(クリック

 

(A-41)個別・集団別のデータとその時系列管理(クリック

(A-42)「二段階方式」の活用とアルツハイマー型認知症の予防活動(クリック

(A-43)市町村による地域予防活動の展開(クリック

(A-44)認知症の主な種類とその比率 Q/A Room(クリック

(A-45)アルツハイマー型認知症の診断と基準 Q/A Room(クリック

(A-46)物忘れは認知症の始まりなのか Q/A Room(クリック

(A-47)介護及び予防活動は、何を基準に考えるのか Q/A Room(クリック

(A-48)アルツハイマー型認知症の脳の働きと症状との関係 Q/A Room(クリック

(A-49)アルツハイマー型認知症のチェックリスト(小ボケ)Q/A Room(クリック

(N-50)アルツハイマー型認知症のチェックリスト(中ボケ)Q/A Room(クリック

 

(A-51)アルツハイマー型認知症のチェックリスト(大ボケ)Q/A Room(クリック

(A-52)アルツハイマー型認知症の段階的症状(総集編)Q/A Room(クリック

(A-53)アルツハイマー型認知症の早期発見とその方法 Q/A Room(クリック

(A-54)アルツハイマー型認知症を予防する脳の活性化方法 Q/A Room(クリック

(A-55)地域予防活動と保健師さんに期待される役割 Q/A Room(クリック

(A-56)認知症の地域予防と脳を活性化する生活習慣の指導 Q/A Room(クリック

(A-57)認知症の地域予防活動と展開上の基本的な骨格 Q/A Room(クリック

(A-58)アルツハイマー型認知症の発病と単調な生活習慣 Q/A Room(クリック

(A-59)アルツハイマー型認知症とその治療薬の開発 Q/A Room(クリック

(A-60)アルツハイマー型認知症の原因と予防法(脳の使い方)Q/A Room(クリック

 

(A-61)アルツハイマー型認知症の予防を国民的な課題に Q/A Room(クリック

(A-62)アルツハイマー型認知症の最初の段階と不活発病 Q/A Room(クリック

(A-63)アルツハイマー型認知症と脳の機能レベルとの関係 Q/A Room(クリック

(A-64)アルツハイマー型認知症からの回復と治療薬 Q/A Room(クリック

(A-65)アルツハイマー型認知症の発病とそのキッカケ Q/A Room(クリック

(A-66)アルツハイマー型認知症の発病と単調な生活が始まるキッカケ(クリック

(A-67)アルツハイマー型認知症の症状の進行と段階的症状の各期間(クリック

(A-68)単調な生活が始まるキッカケとなる生活状況(クリック

(A-69)単調な生活が始まるキッカケとなる生活状況とその経過(クリック

(A-70)保健師さんが核になるアルツハイマー型認知症の地域予防活動(1)(クリック

 

(A-71)保健師さんが核になるアルツハイマー型認知症の地域予防活動(2)(クリック

(A-72)アルツハイマー型認知症専門ブログ(発病の原因、回復と予防)(クリック

(A-73)アルツハイマー型認知症の正体は、生活習慣病なのです(クリック

(A-74)脳血管性認知症の診断に関わる種々の問題の指摘と国民的課題提起(クリック

(A-75)アルツハイマー型認知症の症状は、こんな風に段階的に現れるもの(クリック

(A-76)アルツハイマー型認知症を発症する脳の機能レベルと症状との関係(クリック

(A-77)アルツハイマー型認知症の発病原因を知る鍵と脳の働き方メカニズム(クリック

(A-78)アルツハイマー型認知症の発病原因と生き方(日本人の価値観)(クリック

(A-79)アルツハイマー型認知症の発病原因と生き方(その2)(クリック

(A-80)発病の引き金となる「単調な生活」の開始とそのキッカケ(クリック

 

(A-81)ナイナイ尽くしの単調な生活が始まるキッカケとその類型(クリック

(A-82)アルツハイマー型認知症の予防と脳を活性化させる生活習慣(クリック

(A-83)アルツハイマー型認知症の進行、段階的症状と治療の可能性(クリック

(A-84)アルツハイマー型認知症の治療と回復に係る問題点(クリック

(A-85)アルツハイマー型認知症の治療-小ボケからの回復(クリック

(A-86)アルツハイマー型認知症の治療-中ボケからの回復(クリック

(A-87)アルツハイマー型認知症の発病原因と症状の進行の特徴(クリック

(A-88)アルツハイマー型認知症の進行とその過程及び特徴(クリック

(A-89)アルツハイマー型認知症の発病及び進行と前駆的症状との関係(クリック

(A-90)アルツハイマー型認知症は治らないとされる本当の理由(クリック

 

(A-91)物忘れの多発は、アルツハイマー型認知症の前駆症状なのか(クリック

(A-92)アルツハイマー型認知症の発病とあなたのリスク度を考える(クリック

(A-93)アルツハイマー型認知症の発病予防に効果がある5つの秘策(クリック

(A-94)家族介護から市町村と地域とが協同展開する地域予防活動へ(クリック

(A-95)家族介護の負担を劇的に軽減させる地域予防活動の創成(クリック

(A-96)脳が活性化されたハワイ旅行の楽しい日々の想い出写真(クリック

(A-97)アルツハイマー型認知症発病のキッカケとなる転倒のメカニズム(クリック

(A-98)アルツハイマー型認知症の症状、症状の進行及び治療の方法(クリック

(A-99)それとは知れず密かに忍び寄るボケがアルツハイマー型認知症(クリック

(A-100)このブログのアーカイブ

    

(B-01)アルツハイマー型認知症の早期診断による回復と発病の予防(クリック

(B-02)認知症の予防と脳を活性化する生活習慣「一芸を極める」(クリック

(B-03)アルツハイマー型認知症の治療と予防を可能にする薬の開発の可能性(クリック

(B-04)脳の老化現象とアルツハイマー型認知症の初期症状との差異(クリック

(B-05)アルツハイマー型認知症の症状が進行する原因とその特徴(クリック

(B-06)アルツハイマー型認知症の回復が可能な本当の意味での初期症状とその正体(クリック

(Bー07)東日本大震災の被災地の高齢者とアルツハイマー型認知症の発病との関係(クリック

(B-08)「前頭葉」の異常な機能低下とアルツハイマー型認知症の初期症状(クリック

(B-09)アルツハイマー型認知症の発病原因から見た意識の枠組みとの関係(クリック

(B-10)アルツハイマー型認知症の発病原因から見る意識の枠組みーⅠ(クリック

 

(B-11)アルツハイマー型認知症の発病原因から見る意識の枠組みーⅡ(クリック

(B-12)アルツハイマー型認知症の発病原因から見る意識の枠組みーⅢ(クリック

(B-13)アルツハイマー型認知症は、防げる治せる(クリック

(B-14)アルツハイマー型認知症の予防と脳を活性化させる生活習慣の構築ーⅠ(クリック

(B-15)脳を活性化させる「生活習慣」の構築ーⅡ(クリック

(B-16)脳を活性化させる「生活習慣」の構築ーⅢ(クリック

(臨時掲載)情報発信基地としての伊豆高原の我が家(クリック)

(B-17)脳を活性化させる「生活習慣」の構築ーⅣ(クリック

(B-18)脳を活性化させる「生活習慣」の構築ーⅤ(クリック

(B-19)アルツハイマー型認知症の初期症状から見た発病のメカニズム(クリック

(B-20)脳の働き方とアルツハイマー型認知症との関係(クリック

    

(B-21)アルツハイマー型認知症の「中ボケ」の症状と記憶障害との関係&2(クリック

(B-22)アルツハイマー型認知症の症状と記憶障害との関係&3(クリック

(B-23)アルツハイマー型認知症の症状と記憶障害との関係&4(クリック

(B-24)学者や研究者は、何時まで、「迷路」をさ迷い歩くのか(クリック

(B-25)アルツハイマー型認知症の発病と脳の老化の問題(クリック

(B-26)脳が活性化される生活とは、例えばどんなことなのか(クリック

(B-27) 認知症の)90%以上がアルツハイマー型認知症なのです(クリック


 注)本著作物(このブログに記載され表現された内容)に係る著作権は、(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。

 エイジングライフ研究所のHPここを「クリック」してください。

       機能からみた認知症の見わけ方(IEでないとうまく表示されません)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知症の90%以上がアルツハイマー型認知症なのです(B-27)

2015-01-01 | アルツハイマー型認知症に対する正しい知識

  信じれば 仏に見える 魚頭

      見れども見えず 聞けども聞こえず  By kinukototadao

 

        

&認知症の専門家とされる人達の誤りの数々

世の中には、認知症の専門家とか名医とかいうふれこみで、テレビに登場する人たちがたくさんいます。テレビに登場したとか、肩書とかだけで、皆さんは、その人達の言うことを信じてしまうのです。

アルツハイマー型認知症は、発病の原因もわからないし、治すことも出来ないし、ましてや予防することができるだなんて世迷い事だと言われて、信じ込んでしまっているのです。

 ノーベル賞の受賞者を抱える立派な組織が、アミロイドベータの血液中に含まれる量で、アルツハイマー型認知症の初期の段階を判定できるなどと新聞発表すると、疑うこともなく信じ込んでしまうのです。血税が無駄なことに費やされ、若く有為な青年たちが結果が出ることが無いテーマに何年間も従事させられて無駄に過ごしてしまうことになるとは考えもしないで。

    

「アルツハイマー型認知症」は、廃用症候群に属する単なる「生活習慣病」であって、「前頭葉」(前頭前野のことを言うものとする。以下、同じ)を含む脳全体の機能レベルの直接のアウト・プットそれ自体が、認知症の段階的な症状として発現してくるにすぎないからです。認知症の専門家とされる人達、脳科学者と称する人たちが、「意識的な世界」を支配しコントロールていて、脳全体の司令塔の役割を担っている「前頭葉」の働きについてよく知らないことが、「アルツハイマー型認知症」の発病のメカニズム(原因)に気づかないことや回復の可能性と言う視点からの3段階に区分される段階的症状の存在に気づかない最大の原因となっているのです。

「前頭葉」の個別機能の機能発揮度に関わる意欲、注意の集中力及び注意の分配力という「前頭葉の三本柱の機能」が抱える加齢による機能の老化の問題並びに使われる機会が極端に少ない「生活習慣」に起因する「前頭葉」の廃用性の機能低下の問題に目を向けない限り、迷路におけるラットの行動を追い掛け回したり、血液中のアミロイドベータの量を追跡している限り、「アルツハイマー型認知症」の発病のメカニズムに気づくことはないし、回復させることが可能な本当の意味での「早期の段階」を的確に検知し判定することはできるはずもないのです。

 そもそもそうした認知症の専門家としての権威があるとされている人達こそが、権威こそ世界一でも内容に重大な誤りがあるあの「DSM-4」の規定(アメリカ精神医学会が定める、「アルツハイマー型認知症」の診断規定)の要件(「記憶の障害」を「第一の要件」とし、「失語、失行又は失認のいづれかの症状の確認を「第二の要件」としている)を全く疑うこともなく、信じ込んでいるからなのです(ここを「クリック」してください)。

    

    

 これから先1年も経過すると、私たちが警告してきた「マグマ」が噴出してくることになります。生き甲斐なく、趣味なく、交遊なく、運動もせず、目標となるものもない、ナイナイ尽くしの「単調な生活」が継続されていると、使われる機会が極端に少ない「生活習慣」の下で、置かれている状況を判断し、状況判断に沿ったテーマを見つけて、その内容を計画し、脳の各部に実行の指令を出す役割、脳全体の司令塔の役割を担っている「前頭葉」が、廃用性の加速度的な機能低下を進行させていくことになり、その先に「アルツハイマー型認知症」の発病が待っているるからなのです。「加齢」による「正常老化」(私たちの発見と命名)の進行とナイナイ尽くしの「単調な生活」の継続と言う「生活習慣」による「廃用性の機能低下」との相乗効果による「前頭葉」を含む脳機能の加速度的な機能低下が発病の直接の原因なのです。アミロイドベータの蓄積やタウ蛋白の蓄積や脳の委縮が「アルツハイマー型認知症」発病の直接の原因ではないからです。それらは単に、症状進行の「副産物」に過ぎないのです。従って、「アルツハイマー型認知症」は、「前頭葉」を含む脳機能の低下に対応する形で、私たちが類型化した症状を基礎として区分する「三つの段階」、回復させることが容易な「小ボケ」、回復させることが未だ可能な「中ボケ」及び回復させることが困難な「大ボケ」の段階をたどることが特徴なのです(ここを「クリック」してください)。 

あの「東日本大震災」の被災地の60歳を超える年齢の「高齢者」たちの症状が進んできて、私たちの区分で言う「中ボケ」(中等度認知症)の後半から末期の段階である「大ボケ」(重度認知症)の段階の症状を呈する人たちが、日本中のどの地域と比較しても、異次元と言える発病の程度と規模とで発現してくることになるからです。「東日本大震災」の記憶が社会の中で次第に風化していく現象の中で、「アルツハイマー型認知症」の驚異的な発病の率と規模と言う形で、再び日本全国の皆さんの脚光を浴びることになってしまうのです。 ここまで症状が進んでくると、認知症の権威とされる人達も、不活発病とやらでもなくて、老化現象でもなくて、「アルツハイマー型認知症」そのものを発病していたこと及び現在も発病する人たちが増え続けていることに気づき、私たちの主張の正しいことを認めざるを得ないことになるのです(ここを「クリック」してください)。

    

我が国全体としての高齢化率は、25%を超えるところまで来ました。これを社会現象として言い換えると、認知症全体の90%以上の割合を占めている「アルツハイマー型認知症」の発病者達が、世の中にあふれかえることを意味しているのです。「アルツハイマー型認知症」の特徴は、「身体が持つのに、脳が持たない」ことなのです。私たちの区分で言う末期の段階である「大ボケ」(重度認知症)の段階の症状が発現してきても、身体が持つのです。何か別の病気が原因で死を迎えることになるまで、脳の機能レベルは低下し続けていく(「大ボケ」レベルの症状の中で、さらに症状が重いものになっていく)ことになるのです。脳の使い方としての生活習慣の違いから、人によっては、その進行度合いに差があるにしても。このまま発病の予防策を考えることもなく及び本当の意味での早期の段階(小ボケ及び中ボケまでの段階)で見つけて正常なレベルに回復させるための対策を打たないで、「蛇口を開き放し」にしたままで居ると、早晩「介護保険制度」が財政面から破綻してしまうことになるのです。私たちは何の為に生きるのか、特に高齢者と呼ばれる年齢の人達には、「第二の人生をどのようなテーマをもって、どのような日々を生きる」のか、「前頭葉」を含む脳の使い方としての「生活習慣」が問われているのです。我が国は、1000兆円を超える累積債務を負っているのです。子供達や孫達に何を残すのか、国民全体で深く真剣にこのことを議論すべき時に来ている、今や私たちは、「がけっぷち」に立っているのです。

      

「アルツハイマー型認知症」は、学説(因果関係の証明がなされていない、単なる仮説)が主張する、アミロイドベータやタウ蛋白や脳の委縮が原因で発病するわけではないのです。上述のように、廃用症候群に属する単なる「生活習慣病」であって、「前頭葉」を含む脳全体の機能レベルの直接のアウト・プットそれ自体が、認知症の段階的な症状として発現してくるにすぎないのです。発病自体の予防も出来るし、早期の段階で見つけて治すことも出来るのです。発病を「予防」する(「前頭葉」の機能レベルを正常なレベルに保ち続ける)上で不可欠で唯一の方法は、「前頭葉」を含む脳全体を活性化する生活習慣の構築とその実践なのです。早期の段階(私たちの区分で言う「小ボケ」及び「中ボケ」)で見つけて「治す」(「前頭葉」を含む脳の機能レベルを正常なレベルに回復させる)不可欠で唯一の方法は、「前頭葉」を含む脳全体を活性化させる「脳リハビリ」を実践する生活を継続することなのです。 

 但し、発病を「予防」することも早期の段階で見つけて「治す」ことも、その重要不可欠な役割を医療機関に期待することは出来ないのです。脳の使い方としての「生活習慣」を構築させる体験を目的とする集団による「地域予報活動」の指導も、早期の段階で見つけて「脳リハビリ」実践の個別指導により「治す」ことも、費用以上の収益を稼ぐことが必要不可欠の命題となる医療機関にとっては、とてもではないが担うことができない役割だからです。事業体としての必要な「事業収益」を稼ぎだすことができないので、「事業としては、全くペイしない」からです。「前頭葉」を含む脳全体の機能レベルを的確に判定するには、私たちが開発した「二段階方式」のような精緻な「神経心理機能テスト」を含む手技の活用が不可欠となるのに、その使用に伴う「保険点数」が低すぎるので、医療機関は関心を持たないのです。

医療機関は、その使用に伴う医療費が極めて高額なCTやらMRIやら、時にはPETまで使って、(最も重要で不可欠である「前頭葉」を含む脳の機能レベルを判定するのではなくて)何の関係もない脳の形(萎縮の度合い)とやらを判定して、その上、回復させることが困難な末期の段階(私たちの区分で言うところの「大ボケ」の段階)で見つけて、効能の直接の因果関係が実証されてもいないのに、症状の更なる進行を遅らせる効果が期待されるとかいう「お題目」で、何種類かの薬を飲ませるだけなのです。回復させることが可能な本当の意味での「早期の段階」(「小ボケ」及び「中ボケ」)を見つけるのではなくて、回復させることが困難な「末期の段階」(大ボケ)で見つけることにしか関心を示さないのです。 

      

認知症全体の90%以上の割合を占める「アルツハイマー型認知症」の「発病の予防」は、市町村が中核となって地域と協働して実践する「地域予防活動」を展開することでしか並びに回復させることが期待可能な段階である本当の意味での「早期の段階」で見つけて、治すために不可欠の方法である「脳リハビリ」の実践を家族に対し指導する活動を地域の「コンビニ」が担うことでしか、窮状を打開する方策は見つからないと私たちは考えているのです。手を打たないで、このまま放置していると、日本全国津々裏々、限界集落はもちろんのこと大都市でさえ、「アルツハイマー型認知症」を発病したお年寄りがあふれかえることになってしまうのです(ここを「クリック」してください)。

 2015年からは、伊豆高原における「エイジングライフ研究所」としての従来の活動と南箱根ダイヤランドにおける「脳活性化研究所」としての新規の活動とを「車の両輪」として頑張るつもりです。ただ私は、寒い冬がとても苦手なので、本格的な活動は春3月になってからになります(ここを「クリック」してください)。

 注)本著作物(このブログN0-127に記載され表現された内容)に係る著作権は、(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。

   

&アルツハイマー型認知症の発病原因に関わる学説の問題

    

    ① 「エイジングライフ研究所のHP」は、この紫色の部分をリックしてください。

  ②もう一つのブログである、「 脳機能からみた認知症」は、この紫色の部分をリックしてください。

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする