認知症の早期診断 介護並びに回復と予防のシステム

アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病なので、発病を予防でき、早期治療により治せるのです

高く跳ばんと欲する者は、先ずその膝を深く屈せよ

2015-10-15 | アルツハイマー型認知症の予防と脳の活性化

 今日は、アルツハイマー型認知症に関するテーマでの私のブログを載せる日なのですが、

今回は、ダイヤランドの部屋から観る富士山の景色だけなのです。

 

安倍政権が、我が国が長期に継続して経済的にも社会的にも繁栄を続けるための政策として、今回打ち出した「一億総活躍社会」の実現に向けた具体的な政策課題と施策の条件について、私たちも具体的な提言をしようと、Tadを含めた3人が、ダイヤランド内にあるここ脳活性化研究所に籠りきりで、これまでの経験に基づく、政策提言能力をフルに発揮して、基本のコンセプトづくりに邁進している最中なのです。ブログを書く意欲も、注意の集中力も注意の分配力も使い果たしてしまっているのです。ごめんなさい。 

(時は今 雨が下知る 五月哉)という訳でもないのですが、いづれその時が来たら、その全貌或いは部分について、このブログでお披露目をするつもりなので、今しばらく待っていただきたいと願うのです。

    

   

   

   

   

   

   

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臨時掲載

2015-10-12 | アルツハイマー型認知症の予防と脳の活性化

 富士山の冠雪した姿をお届けします。初冠雪かと思いきや、新聞によると昨日がその初冠雪だったとか。残念!!!

 昨日は、天気が悪かったので、今日のほうがずっと綺麗と、自分を慰めるのです。

何か意欲を落とすキッカケが起きた時、その受け止め方がとても大事なのです。キッカケは、単なる例示であって、キッカケとなる事態や状況や事件が発生した時、それによって立ち上がれないほど意欲を落とすことになるかどうかは、その本人の受け止め方次第だからなのです。

かわいがっていた猫が死んだことがキッカケとなるお年寄りも居れば、東日本大震災を被災して、町も家族も家も過去の思い出もすべてを失ってもキッカケにならないお年寄りも居るのです。

ここで私がキッカケといっているのは、あのことなのです。「えっ!!」、あなた、もう忘れ果ててしまったというのですか。

私がキッカケといっているのは、私のあの文学的な表現「そのことをキッカケにして、立ち上がれなくなるほど意欲をなくしてしまい、生き甲斐なく、趣味なく、交遊なく、運動もせず、目標となるものもない単調な生活、ナイナイ尽くしの単調な生活に陥っていく」、そのキッカケのことを言っているのです。

 いろんな種類が数ある認知症の大多数、90%以上を占めている「アルツハイマー型認知症」というタイプの認知症は、廃用症候群に属する単なる「生活習慣病」なのです。

60歳を超えた年齢のお年寄りが、何かをキッカケにして、ナイナイ尽くしの単調な生活を続けていると、前頭葉を含む脳全体の機能が廃用性の加速度的で異常な機能低下を進行させていくことになるのです。その行き着く先に、アルツハイマー型認知症の発病が待っているということなのです。

「アルツハイマー型認知症」は、世間でいろいろな学者が主張しているようなものではないのです。発病自体を予防することもできるし、本当の意味での早期の段階、私たちの区分でいう「小ボケ」及び「中ボケ」の段階で見つけて、脳のリハビリ(食生活ではなくて、脳の使い方としての生活習慣の改善)に励めば、治すこともできるのです。

アミロイドベータとかタウタンパクとか、脳の委縮であるとかの発病の原因に関する仮説が主張されていますが、それらはすべて間違っているのです。それらの説はいづれも、アルツハイマー型認知症を発病して、その症状が進み、末期の段階であって私たちの区分で言う「大ボケ」の段階にまで症状が進み、さらにそのまま何年も経過した人の死後の脳の解剖所見に共通して確認される、アミロイドベータの蓄積による老人斑とか、タウタンパクの蓄積による神経原繊維変化とか、脳の萎縮とかを見て、それらが発病を惹き起こしているのではないかと想像しているだけなのです。原因と結果の間には因果関係が存在するのに、原因だとするそれぞれの説と発病という結果との間の因果関係については未だに立証できないでいるのです

その場合に、あの「DSM-4」が規定するアルツハイマー型認知症診断の第一要件とされる「記憶の障害」の規定にも惑わされているのです「記憶の障害」がアルツハイマー型認知症の症状の中核をなすものであり、その記憶の障害の症状を惹き起こしている原因が、アミロイドベータの沈着であるとか、タウタンパクの沈着であるとか、脳の委縮であるとか考えるが故の仮説に過ぎないのです。私たちは、アミロイドベータの沈着も、タウタンパクの沈着も、脳の委縮も、アルツハイマー型認知症を発病してその症状が進み、末期の段階である「大ボケ」の段階にまで症状が進み、さらにそのまま何年も経過したこと、そのために起きてきた結果だと考えているのです。結果としてもたらされているに過ぎない外観的な内容だけを観測して、それらが「アルツハイマー型認知症」を発病させている直接の原因と考えていて、然も、「記憶の障害の症状」が中核となる症状だと勘違いしているだけなのです。

世界中の認知症の専門家とされる人達にそうした勘違いを起こさせている主犯が、上述した「DSMー4」の第一の要件なのです。その責任は極めて重大と言うべきなのです。その既定の誤りにも気づかないで、権威に惑わされて、正しいものと信じ込んでいて、「アルツハイマー型認知症」の発現のメカニズムはおろか、段階的な症状のことも知らないで、物忘れの症状さえ見つけると、「軽度認知障害」(MCI)だとか叫ぶ人達が、テレビに出てきて、名医だとか「アルツハイマー型認知症」の第一人者だとか紹介されて、喜んで、平気で出鱈目な内容を語るのです。

30代にもなるとすでにその発現がみられる「物忘れ」の症状であれ、昨日レストランに行ったことさえ思い出せなくなるような症状とか、ついさっき食事をしたばかりなのにもうそのことさえも忘れてしまっているような「大ボケ」の段階で確認される重度の症状とか、所謂「記憶障害」の症状は、脳全体の司令塔の役割を担っている「前頭葉」機能の働き具合と密接不可分の関係にあるのです。「物忘れ」の症状は正常な機能レベルの下で及び後二者は廃用性の機能低下の下で、前頭葉の三本柱の機能である、意欲、注意の集中力及び注意の分配力の機能低下に厳密に沿った形で、「記憶障害」の症状が発現してくることさえも知らない人達が主張する仮説に過ぎないのです。

脳全体の司令塔の役割を担っていて、私たちが何かをしようとする世界、私たち人間の意識的な世界を支配しコントロールしている「前頭葉」のことを知らないが故の単なる主張に過ぎないのです。前頭葉は、脳の中の空白地帯とされ、研究が遅れているのです。調べ方がわからないからなのです。その為、私たち人間とは脳の構造も機能レベルも異次元というべきマウスを研究の対象にして、マウスが檻の中で迷路をあちこちさまよいながらエサを求めて動き回るだけの行動を研究して、私たち人間の脳の働きを空想しているのです。

私たちは「二段階方式」と呼称する精緻な神経心理機能テストを開発して、前頭葉を含む脳全体の機能レベルとそれに厳密にリンクした14689例にも上る症状(正常な機能レベルで発現してくる症状、正常下限の機能レベルで発現してくる症状、前頭葉を含む脳の機能が異常なレベルで発現してくる症状)を調べて解析し、その成果をもとにして、アルツハイマー型認知症の予防を目的とする地域予防活動を、440を超える市町村で1995年から実践指導してきたのです。アルツハイマー型認知症を発病して認知症の症状が発現してくる場合の症状についても、三段階に区分される「前頭葉」を含む脳全体の機能レベルに厳密に対応した「三段階の症状」を類型化し例示しているのです。三段階に区分する理由は、脳リハビリによって回復させることが可能であるかどうかの視点からなのです。

そうした基礎的なことも知らないで、中核症状とか周辺症状とかの区分を行って、訳が分かったような気分になっている認知症の専門家といわれる人達とは、根本的に手法も手技も主張の内容も異なるのです。認知症の専門家とされる人達がテレビによく登場してきます。その人達がアルツハイマー型認知症について物知り顔に話すのを聞いていると、私のほうが哀しくなってきてしまうのです。その人が語る内容が支離滅裂だからです。

 「記憶の障害」がアルツハイマー型認知症の中核的な症状だと勘違いしていて、重度の「記憶障害」の症状さえ認められると、アルツハイマー型認知症(アルツハイマー型認知症ときちんと区分けすることさえしないで、「アルツハイマー病」と言う人が多いことにも驚かされるのですが)だと勘違いしているのです。側頭葉性健忘症や緩徐進行性失語や緩徐進行性失行のことさえ知らないで、「50歳代の働き盛りの人達の間で、アルツハイマー型認知症を発病する人が増えてきている」などと平気で発言したりもするのです。

                              あー、嘆かわしや。

(いつもの富士山)

   

(初冠雪した富士山)

    

       

 注)本著作物(今日の私のブログに記載され表現された内容)に係る著作権は、(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。   

    エイジングライフ研究所のHP左の部分を「クリック」してください)

      脳機能から見た認知症(具体例をベースとしたもう一つのブログです)

 

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臨時掲載  自分らしさをテーマにした「小さな旅」を楽しんでみよう(B-46)

2015-10-01 | アルツハイマー型認知症の予防と脳の活性化

   古希を聞き 死出の旅路か 草枕

    水杯を 誰に拒まん  By kinukototadao

 

   

& 自分らしさを演出できる旅を楽しんでみよう

○ 自分らしさを楽しむ「小さな旅」を企画してみよう

新聞で見てタイトルが気になっていたところ、雑誌の企画で見て行ってみたいと思っていた処、テレビで観て行ってみたいと思っていた処、友達とおしゃべりしていて急に行ってみたくなった処、そこへ行って楽しむ「小さな旅」を企画するのです。

一緒に旅を楽しむ相手は、気心が知れていて、好みが合っているお友達、似たような環境にいて、24時間ずっと一緒に居ても気づかれしない人がいいと思うのです。お互いに相手に対して気づかいしないで済むことが大切だと思うのです。それでいて、実は、秘かに気遣いしてくれている人。ちょっと要求が多すぎるかな。

日程的には、3泊4日から4拍5日くらいの期間。これより短い日程だと、行っても直ぐに帰ってきたみたいで、少し物足りなさを感じると思うから。

費用は、あなたの懐次第。余裕があれば、少し贅沢目に、余裕が無ければ、少し抑えた節約型で良いのではないかしら。

旅する時期は、旅の「テーマ」次第ということで良いのでは。思い立ったが吉日のケースもあるかしら。

     

○ 旅の「テーマ」

その旅に何を求めて旅するのか、それがその旅の「テーマ」です。

Nickさん御夫婦は、四国へ行かれたことが未だないので、四国。

できれば、最後の清流として名高い四万十川を入れたいということでした。私たちは、「二段階方式」の市町村展開の関係で、たいていの場所には行っているので、Tadの希望を入れて、大歩危/小歩危を旅程に入れることにしました。テーマは、「四国遊覧」とし、自然を楽しむことをメインに、桂浜や鳴門等定番の観光地も幾つか訪れることにしました。Tadが強く注文したのは、強行軍にならないこと、ゆったりとした日程でということでした。

 ○ プラニングの準備

先ずは、本屋さんに行って、目的地周辺に関する旅行本を探しましょう。何種類か選んで、地図入りの解説になっているかも要注意事項です。

○ 私が立てた小さな旅のプラン

日程は、時間短縮のため四国への往復に飛行機を利用することと、

現地滞在時間をできるだけ有効に使うという観点から、東京都内に前泊する関係上、4泊5日になりました。

○大雑把な経路と旅の概要

● 初日は、東京都内に前泊。ヒルトン・グランド・バケーションズ・クラブの会員なので、ポイントが使える関係で、Conradに泊まってみることにしました。一寸だけ、リッチな気分をという算段。

●二日目は、Jalを使って、高知に飛び、レンタカーを借りて、桂浜や高知城を楽しんだ後、大歩危の「ホテル大歩危まんなか」が宿となります。インターネットで探しただけなのだけど、楽しみ。

●三日目は、大歩危の観光と散策(かずら橋への挑戦)を楽しんだ後、自動車道を使って、阿波の鳴門に向かいます。宿は、エクシブ鳴門です。Tadが、翠陽の中華懐石が希望なので、ここに泊まることにしたのです。Tadの要望には、無抵抗で従うのが、私の習性だから。

●四日目は、淡路島に渡ってから、鳴門の渦潮観光が目的。事前の調査で、淡路島からの方が、渦潮観光に良いと分かったからです。お泊りは、再度エクシブ鳴門。夕食は、私の要望で、和食です。

●五日目になる最後の日は、鳴門から高松までのドライブを楽しんだ後、金比羅山への挑戦です。786段すべてを徒歩で行くのは、到底無理な話なので、途中500段のところまでは車で行き、そこから、徒歩で階段上りに挑戦する予定です(これぞ、捕らぬ狸の皮算用)。

 

   

〇 Tadが立てた詳細で具体的な旅のプラン

● 二日目の楽しみ事

羽田発09:35(By JAL493)

高知空港着11:05(レンタカーの配車予定時間は、11:40)

高知空港から高松空港までの3泊4日コースでレンタカーを借りて、先ずは、今日の昼食をいただくことに。だって、腹が減っては戦は出来ぬというでしょう。高知を代表する料理と言えば、黒潮の海の幸と皿鉢料理でしょう。(高知市本町2-1-19:本池澤088-873-3231)。

腹が満腹したところで、いざや、高知城へ。築城から400年余り。高知城は、国の重要文化財に指定されている追手門や天守閣、本丸正殿等が見どころ。高知城を堪能したら、桂浜へ。夫婦仲良く連れ添って浜を散歩した後は、五台山に在る竹林寺へ。四国霊場第31番札所。本尊は、知恵の仏様として知られる文殊菩薩。古希を目前にした私には、時すでに遅いと言うべきか。

境内には、本堂、大師堂、五重塔、宝物館等の見どころがたくさんあり、更には、県下三名園に数えられる見事な庭園もあるのです。

今日のお宿へ:

竹林寺の参詣を追えたら、今日のお宿である「大歩危峡まんなか」を目指します。峡谷の湯宿 大歩危峡まんなかは、四国のまんなかに位置し、大歩危峡や祖谷のかずら橋などの観光に便利な場所にあります。露天風呂からは、眼下に吉野川と渓谷を観賞できるのです。

そして、旅行の楽しみの一つは、なんといっても美味しいお料理。

 

   

● 三日目の楽しみ事

今日の日程は、ここ大歩危峡及び小歩危峡を楽しんでから、宿泊地である阿波、徳島は、鳴門に在るエクシブ鳴門に向かうだけの日程。

朝食を早々に済ませたら、大歩危峡観光遊覧船にホテル前から乗船して、ホテル大歩危峡まんなかの桟橋を出発してから、下流の2kmを往復する4kmの船旅です。紅葉の時期には少しばかり早いかなと思うのだけど、30分間の舟下りが今からとても楽しみです。

舟下りを体験したら、再びレンタカーで、小歩危まで上って行き、そこで折り返した後、東に向けて行き、平家屋敷民俗資料館を訪れるのです。ここは、安徳天皇の御典医、堀川内記の屋敷を資料館にしていて、平家の赤旗、武具、古文書などの宝物が展示されているのです。源平の昔を偲び、しばし歴史のロマンに浸ってみたいではないですか。そのあとは、いよいよかずら橋。平家の落人達が考案したと言われる吊り橋は、日本三大奇橋の一つとして有名なのです。敵方である源氏の追手達が来れば、断ち落とせるよう、野生のシラクチカズラで編まれているのです。祖谷川の上流14kmの地点にあります。昼食は、いこい食堂で名代の祖谷そばとアメゴの炭火焼きを食す予定。食後は、阿波十郎兵衛屋敷目指して一直線。少し無理でも、14時からの人形浄瑠璃の上演に間に合わないといけないの。その後は、阿波おどり会館で16時からあわ踊りを鑑賞する予定。

今日の泊りは、エクシブ鳴門。夕食は、Tadの強い希望で、レストラン翆陽での中華懐石なのです。食事もさることながら、料理ごとに出される器がとても洒落ていて、紹興酒にも酔いしれるのです。

 

   

● 四日目の楽しみ事

今日は、淡路島に渡り、淡路島側から鳴門の渦潮を楽しもうという算段なのです。聞くところによると、淡路島側からの方が鳴門大橋を渡れるうえに、その他の利点(国家機密)も多いということなのです。渦潮観光の後は、鳴門公園の千畳敷展望台内にある食事処、うづ乃屋で昼食の予定。鳴門海峡を眺めながら名物の鯛料理を味わいたいと思っているのです。

戦の前の腹ごしらえが終わったら、大塚国際美術館を訪れます。大塚国際美術館は、世界に類例のない陶板名画美術館で、世界25ヶ国の190余りの美術館が所蔵している1000点余りの西洋名画を陶板に焼き付けて、原寸大で再現しているのです。

今日のお泊りは、再び鳴門に帰って、エクシブ鳴門です。夕食は、今度は私の希望を入れて、和食ということにします。

 

   

● 五日目の楽しみ事

今日は、四国旅行の最後の日です。高松と言えば、金毘羅宮ですよね。問題は、石段の数。どこまで挑戦できるか、500段近くの駐車場まで車で行って、お昼を食べて、それから徒歩での登段と言うことになりますが、どうなることやら。

● その他

実は、小型サイズのスケッチブックと五色の色のボールペンを買ったのです。私なりに印象が深かった場所で、下手な(but、横好きではない)スケッチを楽しもうと考えているの。

 

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