Q: 認知症の大多数/90%異常を占める『アルツハイマー型認知症(以下、「AD型認知症」と略記する)』を予防するには、脳をしっかりと使う「生活習慣」が大事だと知りました。
ところが、私は幼いころから、音楽や体操は得意だったのですが、勉強(特に国語や算数)が苦手でした。還暦が過ぎたばかりの私が、「脳をしっかり使う生活」をするには、どんなことをどんな風にしたら良いのでしょうか。



A: することもないまま!
余るばかりの私の時間
身体も脳も、今日も居眠り
(撰者 大伴焼餅の講評) 「脳の使い方」の説明に入る前に、「脳の機能」について、概観しておきたいと思います。「脳の働きとそのメカニズム」を知り、且つ理解した上で、自分なりのやり方(脳の使い方)としての『生活習慣』を実践することが大切だからです。
①頭のてっぺんの所には、身体を動かす指令を出す「運動の脳」があります。脳卒中で、半身麻痺になる人がいます。「運動の脳」の左の部分が壊れると、右半身麻痺が起きます。右の部分が壊れると、左半身麻痺が起きます。「運動の脳」の左の部分が右半身を/右の部分が左半身を動かしているのです。
② 脳の後ろの左側部分には、勉強や仕事などをする為の「左脳」があります。「左脳」は、言葉や/計算や/論理や/場合分けなど、「デジタルな情報」を処理しているのです。
③ 脳の後ろの右側部分には、趣味や遊びや人付きあいなどを楽しむ為の「右脳」があります。「右脳」は、色や形や音や空間認識や感情など、「アナログな情報」を処理しているのです。
④
額のところには、脳全体の司令塔の役割りを担っている「前頭葉」機能(前頭前野の穹窿部に局在する複合機能体を言う)があります。私たちが/意識的に何かの「テーマ」を実行しようとするとき、どのようなテーマを/どのように実行するか、「運動の脳」を/どのような目的の為に/どのように働かせるか(身体を動かすテーマ)、「左脳」を/どのような目的の為に/どのように働かせるか(言葉や計算や論理や場合分けなどのテーマ)、「右脳」を/どのような目的の為に/どのように働かせるか(色や形や音や空間認識や感情などのテーマ)、全ては/脳全体の司令塔の「前頭葉」機能が、周りの状況を判断して決定し、指令を出しているのです(左脳、右脳、運動の脳という3頭の馬が牽引する「三頭立ての馬車」の/「御者」の役割をしているのが、「前頭葉」機能なのです)。
具体的な場面で説明しましょう。 ①老人会でゲートボールを楽しむ時の/周囲の状況や関係等を考慮した遊び方も、②お茶を飲みながら/友達と趣味や遊びや家庭の問題等の世間話に花を咲かせる時の話の展開の仕方も、③友達を家にお呼びして/得意の手料理でもてなす時の相手との関係に配慮したもてなし方も、④家の周りに/樹木を植えたり草花を咲かせたりして/楽しむ時の景観や観る人の視点を考えた配置や植え方も、脳全体の(司令塔の役割り)を担っている「前頭葉」機能が、関係し/予測される様々な条件や状況を判断して、為すべき「テーマ」を発想し、実行内容を計画し、「何を/どのようにするか」をケース・ワーク(洞察/推理/シミュレーション/忖度/憶測)した上で/最終的に決定し、脳の各部に、必要な指令を出して、目的を実行させているのです。

認知症研究の専門家とされる人達から、未だに、発病のメカニズムが不明であるとされている「AD型認知症」の場合は、脳全体の司令塔の役割を担っている「前頭葉」機能を中心とした「脳の機能レベル(働き具合)の直接のアウトプット」それ自体が、「症状」として発現して来ることになるのです。それが、「AD型認知症」の「症状」が発現してくるメカニズムなのです。
年をとる(加齢)につれて、『前頭葉』機能の働きが衰えて来る(人間であれば誰でも、「前頭葉」機能を含む/脳全体の諸機能についての/『加齢』に伴う機能の老化のカーブ、厳密に言うと、「正常な老化」のカーブが、存在している=「二段階方式」が、世界に誇る「脳機能データ(エイジングライフ研究所提供のデータとして、「NHKの人気番組、チコちゃんに叱られる」にも登場)のです。とはいえ、『前頭葉』機能が正常なレベルに在る(保たれている)限りは、「AD認知症}の症状が発現して来ることは、絶対に起きて来ない性質のものなのです!!!
①『第二の人生』を送っている/②「60歳を超年齢の高齢者」が、③ナイナイ尽くしの「単調な生活習慣」の継続が、引き金(「加齢」に起因した「正常老化」の進行を/基盤の要因として、正常老化に加重される要因となることに注意)となる事によって、④「前頭葉」機能を含む/脳全体の機能が、⑤「廃用性の/加速度的で/異常な機能低下が進行して来る」事により、⑥働きが異常なレベルに衰えてくる結果として「前頭葉」機能を含む/脳全体の機能レベルの(反映/アウトプット)、それ自体が、「三段階に区分される類型的症状(「改訂版30項目問診票)」として、発現して来るのが、「AD型認知症」の特徴なのです(私たち「二段階方式」独自の考え方であり、世界初の指標となる主張内容)。
「AD型認知症」の発病としての段階的な症状は、軽い方から(早い段階から)、私たち「二段階方式」の区分で言う「軽度認知症(小ボケ)」、「中等度認知症(中ボケ)、「重度認知症(大ボケ)」の「三段階に区分される類型的症状(「改訂版30項目問診票』として、指標化)が発現して来るのです。解剖所見を基礎とした「仮説」であるアミロイドβの蓄積やら、タウ蛋白の沈着やらが原因で、発病/症状の重症化が進行して行く訳ではないのです(「アミロイドβ仮説」が提示する内容は、100%誤りで、憶測の類いに過ぎない代物)。
中でも、 複合機能体である「前頭葉」の諸機能の機能障害:即ち、様々な認知機能を発揮する上での基盤となる機能、①「前頭葉の三本柱」の機能と私たち「二段階方式」が名付けている機能の「意欲」、「注意の集中力」及び「注意分配力」の機能の「機能障害」に端を発していて、それ以降の連鎖である、②「評価の物差し」の機能の「機能障害」及び③「実行機能」の機能障害へと連鎖が繋がって行くのです(ここに提示する、「機能障害」の連鎖と言う問題も、私たち『二段階方式』が、世界で初めて提起する機能構造の問題なのです)!!
※(問題の提起)
① 『AD型認知症』の発病及び症状の重症化の進行は、人類最大の難問とされている「意識」が関わり、(「意識」が覚醒した/目的的な世界に於ける/脳全体の司令塔の役割を担っている、「前頭葉」機能が、廃用性の/加速度的で/異常な機能低下が進行して行き、異常なレベルに機能が低下して来た、その時が、「AD型認知症」の発病の時なのであり、私たち『二段階方式』の区分で言う、『軽度認知症(小ボケ)』の段階なのです。猶、『軽度認知症(小ボケ)』の段階では、左脳の機能も、右脳の機能も、未だ正常なレベルであることに注意して下さい。
①「前頭葉」機能が更に異常なレベルに機能低下が進行して行く中で、同時進行的に、②左脳の機能レベルも/、③右脳の機能レベルも/共に、異常なレベルとなって来たその時が、「中等度認知症(中ボケ)」の段階であり、更に、「前頭葉」機能も/「左脳」の機能も/「右脳」の機能も、同時進行的に機能低下が進行して行く先に、末期の段階である「重度認知症(大ボケ)」の段階が待っているのです(私たち「二段階方式」は、常に、客観的な主張/提示内容であることを/必達の条件としての課題としていて、3つの段階については、『前頭葉』の機能レベルの精緻な評価/判定に基づく評価点及び換算点の考えを導入した、極めて客観的で、精緻な内容を担保する上での「客観的な基準に因る定義」が、為されているのが特徴です(例えば、言葉とは裏腹に、提示内容が極めて主観的な内容の「MCIの基準」とは、異次元の世界なのです)。
猶、「DSM-Ⅳ」の第一要件の規定内容及び、「アミロイドβ仮説」の主張内容が、誤りであることの決定的な実証データとして、私たち「二段階方式」が、「正常下限、小ボケ、中ボケ及び大ボケのレベルの高齢者、14,689例」を解析した結果は、『「AD型認知症の発病高齢者である場合は」機能低下が進行して行く(厳密な順番が存在している)』ことを示しているのです。その順番は、『前頭葉機能⇒左脳の機能⇒右脳の機能⇒運動の脳の機能』となるのです!!!
(KinukoとTadからの説明) 意識的/目的的に何等かの「テーマ」を発想し、実行しようとするに際して必要不可欠の、「状況の理解と判断」、「テーマの発想」、「実行内容の計画」、『実行した場合に予測される結果についての事前の洞察、推理、シミュレーション」、「最終的な実行内容の選択、決定」、「実行の決断」等と言った①『前頭葉』機能の諸機能の発揮は、②「評価の物差し」の機能が行う評価/注意/関心/観方に基づいて、③『注意の分配力』の機能が、④「実行機能」を駆使することが必要不可欠であり、且つ、それらの過程での、各種認知機能を発揮する上で、(一定の機能レベル)の下での「認知機能の発揮/機能の発揮度の確保」が要求されることになります。「機能の発揮度」が低いと、上述した「前頭葉の各種認知機能」が、ちゃんと働かないからです。
その各過程での情報の交信(受け取り、処理、発信)に要求される「機能の発揮度」は、「前頭葉」機能の中で/最も基盤となる機能である『前頭葉の三本柱」の機能(意欲、注意の集中力及び注意の分配力の機能)が、正常なレベルの下で働くことが、必要不可欠の条件となります。この①「前頭葉の三本柱(意欲⇒注意の集中力⇒注意の分配力)」の機能に下支えられる形で、②「評価の物差し」の機能及び③「実行機能」が、所定の機能を発揮し、発揮度が確保される機能構造、私たち「二段階方式」が世界中で初めて発見し(解明した)ものであり、『機能発揮上の二重構造』の関係と名付けているものが、存在していのです。
この機能構造の下で、『意識が覚醒した/目的的な世界』では、①『評価の物差し』の機能に因る/評価/注意/関心/観方に従い、②『注意の分配力』の機能が、③「実行機能」を駆使して、所定の目的を実行し、目標を達成して行く」のであり、その意味で、「意識」が覚醒した/目的的な世界に於ける(脳全体の司令塔の役割を担っている)『前頭葉』機能は、「前頭前野の穹窿部」に局在する「前頭葉の三本柱」の機能/「評価の物差し」の機能/及び「実行機能」により構成されている『複合機能体』であると言うのが、私たち「二段階方式」が、(世界で初めて)独自の見解として、提示する「テーマ」なのです。
そもそも、この「前頭葉の三本柱」機能の機能レベルは、「高齢者」と呼ばれる年代の入り口の60代にもなると、『加齢』に因る「正常老化の性質」の下で/機能レベルが大幅に衰えて来て、70代では/ピーク時の(20代の前半)時に比べて/半分程度に迄衰えて来ているのです。80代、90代と年をとるにつれて、更に低空飛行になって行くのが特徴なのです。
『前頭葉の三本柱』の機能に内在する性質、私たち「二段階方式」が世界で初めて発見し、私たち独自の呼称を付している『正常老化の性質』は、上述した「機能発揮上の二重構造の問題」が、複合機能体としての『前頭葉』の機能にも存在していることとなる訳なのであり、所謂、『前頭葉の活性化』と言うテーマを語る際には、「前頭葉の三本柱」の機能に内在する「正常老化の性質」の問題並びに(①「前頭葉の三本柱」の機能、②「評価の物差し」の機能及び③「実行機能」の)複合機能体である『前頭葉』機能を構成している要の機能が、「前頭葉の三本柱」の機能であることの理解が、極めて重要となる訳なのです(即ち、『①「廃用性の加速度的で異常な機能低下の進行」に因る/②「機能障害」の連鎖が開始される出発点が、『前頭葉の三本柱の』機能なのです!!

(まとめ)
どのような「テーマ」の、どのような実行の仕方によって、「脳をしっかりと使う機会を/どのように確保するのか」と言うことなのです。「薬」も、「サプリメント」も、「食事」も、全く関係ないのです。もしも効果があると言う人(機関や企業)がいたら、その人(機関や企業)は、「AD型認知症」発病のメカニズムを理解していない人(機関や企業)なのです。
その意味で老婆心ながら提言すると、「仕事一筋」の生き方、「左脳偏重」の生活習慣を疑うこともなく、社会的な規範として抵抗もなく受け入れて「第一の人生」を送ってきた人達は、特に大きなリスクを抱えていることになるのです。こうした生き方をしてきた(価値観/「評価の物差し」の機能)に支えられて「第一の人生」を送ってきた)人達は、「第二の人生」に入っていくと、「仕事」以外のことには、価値を見出し難いのです。第一の人生での体験が少ないことも一因なのですが、「趣味とか/遊びとか/運動とか」に価値が見出せなくて、「熱中」することが出来ないのです。年をとった自分がそうしたことに「熱中」することに評価がおけないし、恥ずかしいことと考える人達も少なくないのです。「若い者が働いているのに、年寄りが遊んでなんかいられない」等と公言するのです。その上、(昔の時代とは、異なり)/最近の日本人は、相互に家に呼び合うような「密な人づきあい」は、余りしない文化なのです。

こうした価値観を変えることが出来ない人達は、「第二の人生」が始まり、生きていく上での「楽しみや/喜びや/「目標」や/「生き甲斐」を与えてくれていた「仕事」がなくなったとき(仕事と言うテーマとは日々が無縁の暮らし方となるのが、「第二の人生」の特性なのであり)、「仕事以外のテーマ」をどのように設定して、どのように「脳を使う場」を持って、毎日を過ごしたらいいのかが、分からないのです。「生き甲斐」や「喜び」や「感動」を与えてくれるものもなく、「目標」となるものもなく、『有り余る時間をもてあます』ことになる人が、意外と多いのです!
(そうした生き方)しか選択出来ない人たちが、『「第二の人生」が始まったら、数年しか経っていないというのに、早々とボケて行く』ことになる訳なのです!!
生き甲斐や目標もなく、趣味や遊びや人付きあいもなく、運動もしない、ナイナイ尽くしの「単調な生活習慣」を送っていると言うことは、脳の機能面から言うと、「前頭葉」の機能の中でも最も基本的で不可欠な機能であり、「認知度」(認知機能を発揮する度合い)を左右し/下支えする働きをしている「前頭葉の三本柱」の機能の出番が/極端に少ない生活を送っているということになるのです。
即ち、もともと「加齢」により機能が衰えていく性質(「正常老化」の性質)を持っている『前頭葉の三本柱』の働きが、ナイナイ尽くしの「単調な生活習慣」が継続されている状況の下で、脚の筋肉と同じように、「廃用性の異常な機能低下」を起こして来ることになるのです。「認知機能」を発揮する上での機能発揮上の(「二重構造」と「三層構造」)のメカニズムが働く結果として、「前頭葉の三本柱」の機能が、「廃用性の/加速度的で/異常な機能低下」を起こし/機能低下の度合いが進行して行くにつれて、「評価の物差し」の機能に、更には、「実行機能」に連鎖して行くことの反映(結果)として、理解、考察、発想、創意、企画、計画、観察、分析、洞察、推理、予見、シミュレーション、抑制、工夫、修正、機転、興味、創造、感動、判断及び決断等の「前頭葉」機能の認知機能の働き具合も/連鎖、連動して、機能の発揮度が異常なレベルに低下して行くのです。
ナイナイ尽くしの「単調な生活習慣」が継続する状況の下で、『前頭葉』機能を含む/脳全体の機能が廃用性の異常な機能低下を起こし/重症化が進行して行くとき、私たちがこれまでに集積して来た「脳機能データ」によると、加速度的に全体としての機能が衰えていくのです。このことについて、「前頭葉の三本柱」以外のそれらの認知機能の衰え方についての直接のデータとしての蓄積が無いので、推測(仮説)の域を出ないのですが、そもそもそれらの個々の認知機能自体にも、「加齢に伴う正常な老化」の性質が有り、且つ、使われる機会が極端に少ない生活習慣が継続するもとでの、『廃用性の異常な機能低下という性質がある』のではないかと/考えるのです。
個々の認知機能がもっている「二面の性質」と上述する「二重構造」との問題が、相互に作用することにより、それらの「相剰効果」として、私たち「二段階方式」が集積してきた「脳機能データ」が示す/「加速度的な機能低下の進行」が起きてきているのではないか/と考えるのです。



そこで、いよいよ「脳の使い方」の主題に入りたいと思います。「脳を使う」ということは、意識的/目的的に、何等かの「テーマ」を実行するということなのです。
ところで、脳を使うって/どんな「テーマ」を実行することだと/あなたは思っているのですか。 ①「仕事」をすることですか? ②「勉強」することですか? ③「遊ぶ」ことは、どうですか?
④「趣味や/人付き合い」を楽しむことは、どうですか? 5
①「勉強」するということは、「左脳」を主に使うことになります。「左脳」は、言葉、論理、計算、場合分け等の「デジタルな情報の処理」を担当しているからです。
②「仕事」をすることが、脳を使うことですか? 「仕事」も「勉強」と同じく、「左脳」を主に使うことになります。
③「遊ぶ」ことや「趣味や人付き合い」を楽しむことは、「右脳」を主に使うことになります。「右脳」は、色や形や音や時間や空間、感情等の「アナログな情報の処理」を担当しているからです。④「散歩」をすることは、「運動の脳」を使うことになります。「運動の脳」は、身体を動かす働きを担当しているからです。
ここで忘れてならないことは、『意識』が覚醒した/目的的な世界に於ける脳全体の司令塔の役割を担っている「前頭葉」機能のこと。「左脳」が/「デジタルな情報の処理」を実行するときも、「右脳」が/「アナログな情報の処理」を実行するときも、「運動の脳」が/「身体を動かす」ときも、三頭立ての馬車(左脳、右脳、運動の脳の三頭の馬が牽引)の御者の役割をしている「前頭葉」機能の指示なしには、勝手には動かない仕組みになっているからです。三頭の馬のどれかが動くときには、必ず「前頭葉」機能からの指示があるのです。言い換えると、「前頭葉」機能に因る、支配管理の機能発揮構造の下で、『前頭葉』機能自体が、(三頭の馬を主導しつつ、同時に協働して)働くというのが、「意識的/目的的な世界」に於ける、人間の脳が働くときのメカニズムなのです。言い換えると、「三頭立ての馬車」を運行する場面では、(場面があるということは)、不可分的に/「前頭葉」機能が働く場面が、必ず有ると言うことになる訳なのです。


「AD型認知症」の発病を予防(「発病時期」の先送り効果)する方法とは、日常生活のいろんな場面で、「前頭葉」機能を含む/脳全体の機能をしっかり使ってやることなのです。
「趣味」や/「遊び」や/「人づきあい」や/「運動」/或いは、「地域活動等の社会活動」を/自分なりのやり方で「楽しむ」生活を「習慣」化することに尽きるのです。
自分なりの/「楽しみ」や/「喜び」や/「目標」や/「生き甲斐」が得られる『生活習慣』/『第二の人生』の生き方を、継続して送ることで、「前頭葉」機能の出番を増やしてやる(しっかり使ってやる)ことに因り、『前頭葉』機能を含む/脳全体の機能が、「活性化」する生き方を日々に実行して生きて行くしか/他に方法は無いと言うのが、データと実践に裏付けられた私達の考えなのです。
『第二の人生』を、ボケとは無縁で/自分らしく活き活きと生きる為に不可欠な「生活習慣」を打ち立てる上での「大原則」。「左脳」中心、(仕事偏重)だった「第一の人生」とは生き方を変えて、『第二の人生』では、「右脳」重視の生き方への転換を図り、周囲の目を気にせず、自分らしさが前面に出るような生き方をして、自分がイキイキしていると感じられる『脳の使い方』としての視点と意味で言う(「生活習慣」)を/毎日の生活の中に打ち立て/継続して実践することが、必要不可欠の条件となるのです。

やることが楽しくて、「意欲」が自然と湧いて来て、熱中できるような「テーマ」、「注意を集中」したり/「注意を分配」(複数の異なった「テーマ」を同時並行して実行する機能 )したりすることが、できるだけ多い「テーマ」に取り組む中で、自分らしい「生き方」、自分らしい「生活の楽しみ方」を追及し、そうした暮らし方(「生活の仕方」)が「生活習慣化」するよう、意識的に自助努力して頂きたいのです。
○ 熱中し、夢中になれる/趣味や遊びを、出来るだけ多く持つ
○ 出来るだけ/たくさんの友達と/出来るだけ親しく交わる
○ 自分なりの/楽しみや、喜びや、生き甲斐の元となるテーマと目標を見つける
○ 精神的な張りと/適度に緊張感のある毎日を過ごす
○ 散歩程度でも良いから、運動する機会を出来るだけ多く持つ
アディオス! 再見! さようなら!!
注)本著作物(このブログA-39に記載され表現された内容)に係る著作権は、(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。