認知症の早期診断 介護並びに回復と予防のシステム

アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病なので、発病を予防でき、早期治療により治せるのです

権威が提示する「アルツハイマー型認知症」の学説の主張内容は、どれも、誤りだらけ( Iー05)

2024-01-20 | この先一週間-脳の活性化と私なりのテーマ
能登半島地震の被災高齢者とその家族に対し、啓蒙することが目的で、東日本大震災の翌年から、Gooブログ上にて、私たち「二段階方式」が有する「アルツハイマー型認知症」に対する知見【世界中で、唯一正しい内容であり、先駆的な市町村で展開された「住民参加型の地域予防活動」の顕著な成果により、主張内容が正しいことが疫学的方法により実証されている内容)を無料で公開することを表明したものを、ここに引用してあります。

今なお、世界的に通説とされている『アミロイドベータ仮説』の主張内容は、100%誤りのものなのです。我が国では、川下対策である「介護の予防措置」の制度化の理論的根拠とされていて、市町村で実践されているのですが、権威は有るものの、無意味川下対策に過ぎないうえに、誤りダラケの(ボケても安心な社会作り)が制度化されて、末期の段階で発病を見つけているだけの「発病のレッテル貼り診断費用」と治療の効能が皆無で単なる「対症療法薬」に過ぎないエーザイのアリセプト等の処方の費用並びに介護の予防措置実施の費用を含む『介護の費用』の総額が、単年度ベース(一般会計と特別会計の合計総額)で、23兆円を超える、天文学的な規模での血税の垂れ流し策として大手を振ってまかり通っていて、我が国を衰退させてしまうことを恐れるのです。

最も有効であり、効果が実証されている川上対策である『アルツハイマー型認知症の発病の予防』を明確な目的とした「住民参加型の地域予防活動」の国策化に因る全国展開を棚上げした儘で(政府大綱の第一条の規定で、将来の検討課題と規定し棚上げ状態)、川下対策に過ぎない(ボケても安心な社会作り)の政策の制度化による実施をこのまま放置していては、「持続可能な超高齢社会の維持」が、少子高齢化とも相まって、困難となってしまうのです。

以下は、
2012-03-01 | 「アルツハイマー型認知症」の早期診断(からの引用です!)

(プロローグ)
(1) このブログは、様々な種類が数ある認知症の内の大多数90%以上を占めていて、認知症研究の世界中の専門家達から原因もわからないし、治すことも出来ないし、発病の予防も出来ないタイプの認知症とされている『アルツハイマー型認知症』について、先駆的な市町村での自主活動であり、私たち「二段階方式」の考え方に基づいて、「二段階方式」の手技を活用して、「有償/有期の使用許諾契約」の締結の下で実践展開され、主張内容が正しいことが『疫学的方法により実証済みのもの』である種々の内容について、出来るだけ分かりやすく世の中に、(特に東日本大震災を被災された高齢者達とその家族に)知らせたいとの思いから、根拠となる脳機能データの開示を含め、概要を無料で公開するものです。

(2)『アルツハイマー型認知症』の発病のメカニズム、早期発見と早期治療に因る認知症からの回復、症状の進行の抑制及び適切な介護の在りかた、そして地域単位での「住民参加型の地域予防活動」の展開による『アルツハイマー型認知症』の発病の予防(発病時期の先送り)の仕方(脳イキイキ教室の運営が基盤)がテーマです。

(3) マニュアル化され、システム化された「二段階方式」と呼ばれる、そのシステムの使用は、有償/有期となっていますが、(使用許諾契約の対象は、市町村の健康・保健・福祉課、在宅介護支援センター、地域包括支援センターに限定されています)この報告の中で、その概要を逐次みなさんに公開していく予定です。

(4)『アルツハイマー型認知症』については、世界で最も権威があるとされている「米国精神医学会」が策定した「アルツハイマー型認知症」の『診断基準』である『DSM-Ⅳ』における定義で、「重度の記憶障害」の確認を第一の要件としている為に、『アルツハイマー型認知症』の専門家とされる「精神科医」による診断では、認知症が気がかりで訪れる人の診断の際、「重度の記憶障害」の症状を示している場合でないと「アルツハイマー型認知症」とは診断されないと言う結果を導くこととなってしまったのです。

※1 世界中の、アルツハイマー型認知症の権威(機関や精神科医)は、「アルツハイマー型認知症」について、重度の記憶障害の症状の発現を特徴とする「神経変性疾患」だと誤解しているのです(正しい中身/正体/本態は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病に過ぎないもの=私たち「二段階方式」独自の見解)。

※2  回復/症状の更なる進行の抑制が可能である、本当の意味での早期階階(私たち「二段階方式」独自の区分で言う「小ボケ」及び「中ボケ」の段階)を見つけるには、「DSM-Ⅳ」の第二要件の「失語、失行、失認」の項目を削除した上で、最後に取り上げられている、「実行機能の機能障害」という文言を『注意の分配力の機能障害に起因した実行機能の機能障害を介する/呈する前頭葉の機能障害』という要件を『第二要件』とすることが、不可欠となるのです。

※3『アルツハイマー型認知症』は「(世界中の権威達の間で、今なお、人類最大の難問とされている)意識が覚醒した世界」であり、目的的な世界が関わる認知症なのです。意欲及び注意の集中力に下支えられた『注意の分配力』の機能が、「評価の物差し(意識の首座=自我)」に因る評価/関心/注意に従い、前頭葉の個別認知機能群である「実行機能(Executive  Function)を駆使して、目標を達成していく上での『重大な支障』が起きて来る認知症なのです。
その発病を惹き起こす/症状の進行を加速させていく引き金となる要因(原因)は、「DSM-Ⅳ」がその第一要件で確認を要求している「記憶障害」という要因ではなくて、仕事というテーマの遂行とは無縁の日々の暮らし方となる『第二の人生』を生きる高齢者の日々「脳の使い方」としての生活習慣ナイナイ尽くしの単調な『生活習慣』の要因なのです(自分なりに追求する特定のテーマが無く、生き甲斐無く、趣味無く、交遊無く、運動する機会も無く、目標も無く、何かを楽しみ/喜びを感じる機会も無い、単調な生活習慣が継続する為に発病/症状の更なる進行が惹き起こされる老化・廃用型の生活習慣病なのです)。

※4 或る日降って沸いた出来事/状況(キッカケ)の発生と継続に因り、『今日も、明日も、明後日も、そうした状況が継続して行く暮らし方、「脳の使い方」としての単調な『生活習慣』の継続に対して、自分自身が納得がいかないのに、その状況の解消が出来ないことで、心が折れ意欲を喪失して、何事に対しても挑戦できなくなることに因って、ナイナイ尽くしの単調な『生活習慣』が開始され、継続されていくことになるのです(『前頭葉』の機能について廃用性の異常な機能低下が進行して行く先に、「アルツハイマー型認知症」の発病が待っているのです=私たち「二段階方式」の区分で言う「小ボケ」の段階)。

※5 「DSM-Ⅳ」の規定は、第一要件及び第二要件共に、『重大な誤りの内容』の規定なのです。
注)本ブログ中では、「前頭葉」は、前頭前野の穹窿部に局在する「複合機能体」であるとの考え(By Tad)の下で説明して行きます。

(5) そのベース(重度の記憶障害の発現を特徴とする神経変性疾患との誤解)の上で、家族も極めて重度の記憶障害の症状が出てくるようようになって、どうにも手に負えなくなって初めて精神科医のところに連れていくので、「アルツハイマー型認知症は、原因も分からないし、治らない病気」に、されてしまったのです。

(6)『アルツハイマー型認知症』は、治らない病気ではないのです。発病を見つけている段階が遅すぎる、言い換えると、末期の段階(私たち「二段階方式」の区分で言う「大ボケ」の後期で、失語や失認や失行紛いの症状を確認して初めて、発病を見つけている(発病のレッテル貼りをしているだけの診断)から、原因も分からないし、治らないだけなのです。   
※  その結果、回復/症状の更なる進行の抑制が可能な極めて軽度の認知症の段階は、「不活発病」や「脳のフレイル」や「老化現象」の名前を張られるだけで、見過ごされ、放置されたままなのです。
   
(7)    私たち「二段階方式」は、意識との関わりに着目し、『意識が覚醒した世界に於ける脳全体の司令塔の役割りを担っている『前頭葉』の機能レベルを精緻に判定できる手技を独自に開発して、前頭葉を含む脳全体の機能レベルに厳密にリンクした(小ボケ、中ボケ及び大ボケの)三段階に区分される「類型的症状」を指標化して、発病者がどの段階にいるのかを確認しているのです』(前頭葉を含む脳全体の機能レベルに見合った『脳のリハビリ』の継続的実践に因る回復/症状の進行の抑制の措置を講じる上で、極めて重要な作業)。  
 
※1「不活発病」/「脳のフレイル」のレッテルを貼られているのが、最も初期の段階の症状(小ボケ=回復/症状の更なる進行の抑制が可能)であり、「老化現象」と混同されているのが中期の段階の症状(中ボケ=症状の更なる進行の抑制が未だ可能)であり、原因も分からないし治らない介護の対象とされているのが末期の段階の症状(大ボケ=症状の進行の抑制さえも、最早困難)なのです。

※2『アルツハイマー型認知症』に関して出版されている本は、その殆どを読みました。「アルツハイマー型認知症」をテーマにしているブログやホームページも、それなりのレベルで書かれているものは、殆ど読みました。
それらの殆どの記事で、『アルツハイマー型認知症』の発病原因や症状の進み方の特徴、或いは、症状の進行の抑制等について書かれている内容は、『誤りだらけ』と言うほかありませんでした。

(8) 『アルツハイマー型認知症』のことをテーマにしているこのブログでは、根拠となる多数の脳機能データを開示することにより、専門家を含めて世間の『アルツハイマー型認知症』に対する誤解を解消させていく一助となればと考えています。

(9)開示する内容は、エイジングライフ研究所が1995年の活動開始以来、450を超える市町村で(市町村の保健師さん達との共同により)展開してきた、アルツハイマー型認知症の早期発見と回復及び発病の予防を明確な目的とした「脳イキイキ教室」の運営を主眼とする「住民参加型の地域予防活動」の実践の成果に基づきデータ化され、システム化されているものの概要です。

(10)この記事は、3月11日から、週1回のペースで、テーマに分けて具体的な内容を載せる予定です。 アルツハイマー型認知症について、正しい知識を世の中に広め、早期発見と回復並びに予防と密接な関係がある、日々の『脳の使い方』としての「生活習慣」の改善(猶、食生活は、無関係の要因なので、注意して下さい)に向けて、国民的な関心を呼び起こしたいと考えています。

注)本著作物(このブログN0-01に記載され表現された内容)に係る著作権は、(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。特に、医学会や介護の分野に籍を置く人たちは、一部の(内容や脳機能データや様式)の引用に際しては、著作権法の規定の順守/厳守をお願いします。


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