kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

柔道金メダリストの内柴容疑者逮捕、教え子に準強姦の疑い!!!

2011-12-06 22:47:12 | 時事ニュース・国内

 教え子の女子柔道部員に酒を飲ませて暴行したとして、警視庁は、アテネ、北京五輪の柔道男子66キロ級金メダリストで、九州看護福祉大で客員教授と女子柔道部コーチを務めていた内柴正人容疑者(33)を準強姦(ごうかん)の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は9月19日、合宿先の都内ホテルで未成年の女子柔道部員に酒を飲ませたうえで乱暴した疑い。同大はセクハラ行為に及んだことが発覚したとして、11月29日にコーチと客員教授を懲戒解雇した。
行為の具体的な内容について大学側は「合意なくして性的な脅迫をした」と説明。内柴容疑者は事実関係を認め「合意の上だった」と話していたという。

 

捜査関係者によると、被害者の女子部員は今年9月19日夜、内柴容疑者や他の部員らと合宿先の都内のホテル近くの飲食店などでチューハイなどを飲み、一人で立てないほど泥酔した。内柴容疑者は途中で、この女子部員を抱えるようにして席を立ち、ホテルに帰った後、暴行に及んだという。
それにしても馬鹿なことをしたもんだ。そもそも未成年の部員に飲酒させていたことも問題、その上で、確信犯的に泥酔させ介抱を装って行為に及ぶとは呆れたもんだ。内柴容疑者は妻子が居る身でありながら、未成年の部員を「合意の上」で暴行していたのだから、このままでは妻からも三行半を突き付けられる可能性も大であり、彼は家庭も将来も全てを失う。
講道館では内柴容疑者の黒帯はく奪と登録抹消まで検討しているとの報道もあり、そうなると事実上柔道界からの永久追放を意味しており、犯罪的セクハラ行為の代償は内柴容疑者の人生そのものを狂わせる結果となりそうだ。

「五輪金メダリスト」という、輝かしい実績を持ちながらも、異性に対する指導で人生を棒に振った内柴容疑者だが、学校側も女性コーチを配していれば防げたかも知れない。三顧の礼を持って監督・客員教授として迎えたのは実績に対してであり、その性格までは見抜けていなかった。


映画『50/50 フィフティ・フィフティ』を観て

2011-12-05 14:57:23 | アメリカ映画 2011

11-82.50/50 フィフティ・フィフティ
■原題:50/50
■製作年・国:2011年、アメリカ
■上映時間:110分
■字幕:石田泰子
■料金:1,800円
■鑑賞日:12月4日、TOHOシネマズ渋谷
 


□監督:ジョナサン・レヴィン
□脚本・製作総指揮:ウィル・レイサー
□製作総指揮:ネイサン・カヘイン
□撮影監督:テリー・ステイシー
□美術:アニー・スピッツ
□衣装デザイン:カーラ・ヘットランド
□音楽:マイケル・ジアッキーノ
◆ジョセフ・ゴードン=レヴィット(アダム)
◆セス・ローゲン(カイル)
◆アナ・ケンドリック(キャサリン)
◆ブライス・ダラス・ハワード(レイチェル

◆アンジェリカ・ヒューストン(ダイアン)
◆マット・フルーワー(ミッチ)
◆フィリップ・ベイカー・ホール(アラン)
【この映画について】
ガンで余命わずかと宣告された青年の葛藤(かっとう)と周囲の人々の姿を、笑いと涙を交えてつづるハートフル・ドラマ。コメディー俳優セス・ローゲンの親友で、ガンを克服した脚本家ウィル・ライザーの実話を基に、シリアスになりがちな闘病記を新鋭ジョナサン・レヴィン監督がユーモラスに描き出す。
迫り来る死を意識しながら病魔と闘う主人公を、『(500)日のサマー』のジョセフ・ゴードン=レヴィットが好演し、彼の親友をセス・ローゲンが演じる。(この項、シネマトゥデイより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
シアトルの公営ラジオ局で働く27歳のアダムは火山の番組を取材中で、信号はきちんと守り、ジョギングが好き(シアトルなので一昔前のマリナーズの野球帽を被っていた)で絵に描いたような律儀な性格だが、ガールフレンドで画家のレイチェルは、アーティストのせいかマイペース。同僚で親友のカイルも女好きでお気楽なタイプだ。
ある日、アダムは腰の痛みが治まらないので検査を受けると、「悪性神経鞘腫 神経線維肉腫」、つまり「ガン」と診断される。酒もタバコもやらないアダムだが、このガンは5年後の生存率が50%、転移後の生存率は10%という過酷な病気だった。

落ち込んでいてもしかたがないと腹をくくったアダムは、医師の指示に従って抗ガン剤治療を受け、さらにセラピストのキャサリンの診察を受けることに。まだ24歳でセラピーの経験が少ない彼女に不安を抱きつつアダムは前向きに病気と闘おうとするが、抗ガン剤治療は思った以上に過酷だった。
そんな中、スキンヘッドにしたアダムはアランやミッチという患者仲間に励まされて病を乗り越えていく。一方、カイルはアダムと一緒に行った本屋で美人店員に声をかけ、まんまとデートの約束をとりつけたところ、そのデート先のギャラリーでレイチェルが他の男とキスする現場を目撃してしまう。これをきっかけにレイチェルは看病疲れを告白、ついにアダムも彼女との別れを決意する。

そんな折、病院にバスで通うアダムをキャサリンが送ってくれ、彼女と話しているとアダムはリラックスしている自分に気づく。しかし、患者仲間のティムが息を引きとり、さすがにアダムも自分の余命をリアルに意識し始めた。さらに彼は医師から、抗ガン剤が効いていない現実を知らされる。大きくなった腫瘍は摘出手術を行わないと、転移の危険があるという。「自分が生きる確率は50/50(フィフティ・フィフティ)。半分の確率に賭けるのもいいじゃないか」と決意を固めたアダムは、愛する両親とカイル、そしてキャサリンに見送られ、手術台に上るのだった……。

最近この手の作品が増えているような気もしますが、やはり27歳という若年で癌を宣告されたらどんなに強靭な精神の持ち主でも「死」を意識するだろう。本作は脚本を書いたウィル・レイサー氏の体験談で、レイサー氏がセス・ローゲンと親交があり、そんな関係で脚本化したそうで、実際にセス・ローゲンもプロデューサーとして名を連ねている。
実話に基づいた作品だが、果たしてどこまでが本当の体験談でどこまでが脚色されたのか判り辛いが、随所に洒落っ気のあるシーンが目立つのでセス・ローゲンのアイデアもかなり盛り込まれている可能性大だ。

主人公のがん患者を演じるジョセフ・ゴードン=レヴィットは「(500日)のサマー」や「メタルヘッド」での怪演が記憶に新しい俳優で、本作では出演が撮影開始前に急遽決まったとのこと。それでも彼の演技の奥深さを感じさせられた。でも、あのバリカンで頭を丸めるシーンは見ていてドキドキしました。
対するセス・ローゲン、「グリーン・ホーネット」では勝手に一人で目立っていて悪評を振りまいていた?が、本作では良い意味で他の出演者とは異なるカラーを出していた。癌発症で落ち込むアダムを天真爛漫な性格そのままに励ます親友の役で、こういう個性が彼の持ち味となりそうだ。
女優陣では癌発症後、浮気現場をカイルに目撃されたレイチェル役のブライス・ダラス・ハワード(ロン・ハワード監督の娘)は浮気がばれる役(男としたら許せないけどね)、研修中の頼りなさそうなセラピストを演じるのはアナ・ケンドリック。アダムから別れを告げられてから、アダムを精神的に支えることになるアナ・ケンドリック、「マイレージ・マイライフ」では嫌な新入社員役を演じていたけど、その美貌はこれからが楽しみな女優さん。でも、車内が滅茶苦茶汚くてアダムに嫌味を言われていたけど、綺麗な女性でもあれでは幻滅だな自分だったら。

ストーリー的には癌治療の辛さ、特に、病院での治療で知り合った高齢者の二人の一人が、急に亡くなったことで落ち込むアダム。最後は、しい治療に挑むことで覚悟を決めるのだが、最後まで身近で励まし続けていたのが冗談ばかり言っているカイルだった。そして、いつもお節介ばかり焼きたがる母だった、そこにこれからはキャサリンがその輪に加わって、メデタシメデタシ。
それにしてもアメリカの医師って、日本のように深刻に(別に私は癌経験者では無いですが)告知しないのですね。


横浜DeNAベイスターズ誕生、春田新オーナー「5年で優勝」明言!新監督はOBの工藤氏就任へ

2011-12-01 16:56:33 | 野球全般

プロ野球オーナー会議が開かれ、横浜ベイスターズのTBSからの買収を決めていた交流サイト運営大手、ディー・エヌ・エー(DeNA)の球界参入を11-1で承認した。
東北楽天はDeNAの参入に対して当初から否定的な態度でオーナー会議での議決で島田オーナーは否決に回ったが、野球協約では当該球団(横浜ベイスターズ)も含めて全会一致ではなく3/4以上の賛成が必要と明記されていることから買収は正式に承認された。但し、一部の他球団からは条件付きで承認に回ったとの情報もあり、恐らくパの某球団だと思われるが大歓迎されての参入ではなく、取りあえず参入して健全な球団保有が出来るかを当面は見極められる立場であることは間違いない。
球界への買収参入(楽天はオリックスと近鉄の合併に伴う新規参加で球団買収参加ではない為)はダイエーを買収したソフトバンク以来で、若者を中心とした顧客を抱えるDeNAが球界に新風を吹き込ませることが出来るだろうか?

新球団のオーナーとなる春田DeNA会長は会見で「GMになる方には、来季の目標として最下位から抜け出してくれ、3年以内にクライマックスシリーズ進出、5年以内に優勝できるようにしてくれと申し上げるつもり」と語っている。そのGMには北海道日本ハムの元GMで東京ヤクルトの前監督である高田氏の就任が確実視されており、新監督には尾花氏から球団OBでもあり名球会会員でもある200勝投手工藤氏(西武-ダイエー-読売-横浜-埼玉西武)へとバトンタッチされることがこちらも濃厚だ。
監督候補には一時新庄氏、桑田氏の名前が取り沙汰され、特に桑田氏には連日マスコミが取材に押し掛け本人も監督就任に色気を見せていたが、最終的にはOBでもあり球界屈指の理論家でもある工藤氏へ監督就任を要請する。工藤氏が監督に就任するとなると福岡ソフトバンクの秋山、埼玉西武の渡辺も含めて3人目の西武OB監督誕生となる。

一方で4年連続最下位と低迷している戦力補強に関しては、主砲村田がFA宣言しており読売移籍が秒読み態勢に入っており春田新オーナーは慰留するとのことだが残留は無さそうだ。しかし、読売を自由契約となったラミレス獲得がこちらは濃厚で、村田の後釜として4番に座ることになる。
FAでは横浜OBでもある小池(中日)と鶴岡(読売)の復帰も画策しており、更に、工藤を尊敬する杉内(福岡ソフトバンク)の獲得も視野に入れているものの杉内は読売が強力にプッシュしており横浜移籍は難しいだろう。
戦力補強と同時に横浜DeNA球団の最大の課題は低迷する観客動員だ。12球団最低の観客動員と共に、球団経営を圧迫しているとも噂される横浜スタジアムとの関係見直しも重要だ。球場側(横浜市)との不平等契約のままでは収益改善は限界があるので、新球団は横浜市とどこまで突っ込んだ話し合いが出来るかが焦点だ。

来季はまず、最下位を脱出することが命題で、如何にしてハマスタを連日満員に出来るか、親会社の協力とバックアップで若者の関心を野球に惹きつけられるか、宿題の数は多い。


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