kintyre's Diary 新館

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映画『源氏物語 千年の謎』を観て

2011-12-21 16:50:59 | 映画・邦画

11-89.源氏物語 千年の謎
■配給:東宝
■製作年・国:2011年、日本
■上映時間:136分
■鑑賞日:12月19日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)
■入場料:0円(招待券)

 


□監督:鶴橋康夫
□原作・脚本:高山由紀子
□脚本:川崎いづみ
□撮影:藤石修
□照明:磯野雅宏
□美術:今村力
□衣装:宮本まさ江
□音楽:住友紀人
◆生田斗真(光源氏)

◆中谷美紀(紫式部)
◆東山紀之(藤原道長)
◆安倍晴明(窪塚洋介)
◆伊本雅裕(藤原行成)
◆東儀秀樹(一条天皇)
◆蓮佛美沙子(彰子)
◆榎木孝明(桐壺帝)
◆真木よう子(桐壺更衣、藤壺)
◆多部未華子(葵の上)
◆芦名星(夕顔)
◆田中麗奈(六条御息所)
◆室井茂(弘徽殿女御)

【この映画について】
日本文学史に輝く、日本一のベストセラーでロングセラーである恋愛絵巻「源氏物語」。これまでにも何作も映画化されてきたが、本作は「源氏物語」をベースに、その誕生秘話を描いたフィクション。光源氏と恋人たちのめくるめく情事と、現実の世界での紫式部の秘めた恋を同時進行させている。多くの女性を愛さずにはいられない光源氏と、そうと分かっていながらも源氏の魅力に抗えない愛人たち。物語の主人公たちと同様に、式部自身も秘めた想いを止める事は出来ないのだった。
平安王朝時代を再現した宮廷の内装や衣装の絢爛豪華さは、「源氏物語」ファン必見。出演は、生田斗真、中谷美紀、東山紀之ほか。監督は『愛の流刑地』の鶴橋康夫。(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
絢爛豪華な平安王朝の時代。一条帝の心を娘の彰子(しょうし)に向けさせ、あわよくば彰子が帝の子供を身籠り天皇の外戚として権力を確固たるものにしようと企む時の権力者・藤原道長は、紫式部に帝の気を引く様な物語を書くよう命じる。その物語の題名は『源氏物語』。
主人公は今上帝と桐壺更衣の間に生まれた光源氏。だが、帝の寵愛を受ける桐壺更衣は、嫉妬心に燃える帝の正妻・弘徽殿女御(こきでんのにょご)によって殺害される。光源氏は宮中の女性たちの憧れの的だったが、桐壺に瓜二つの義理の母・藤壺への狂おしい思いを断ち切ることができずにいた。その苦しさから逃れるため、正妻・葵の上(あおいのうえ)、艶やかな大人の色香を放つ六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)、はかなげでつつましやかな夕顔と、奔放に愛を求めて彷徨うのだった。

やがて、女の心の奥に潜む“嫉妬”という魔物に追いつめられてゆく光源氏……。紫式部が綴る『源氏物語』は、たちまち帝の心を掴み、道長の思惑通り、帝と彰子の間に男の子が生まれた。これによって道長の栄華は確固たるものとなり、紫式部の役目は終わるはずだった。しかし何故か紫式部は『源氏物語』を書き続ける。
そんな中、道長の友人で陰陽師の安倍晴明は、物語に没頭する紫式部に不穏な気配を感じ始める……。光源氏に心奪われる女性たちに深く嫉妬した御息所の修羅の心が、道長への思いを心に秘めた式部自身の心と重なり、生き霊となって現実と物語の空間を越え始めていたのだ。愛と嫉妬と憎悪にゆがむ時空を超えた紫式部、道長、光源氏の運命。そして、陰陽師・安倍晴明がその生き霊を追う……。

源氏物語に精通していない管理人が、学校で習った程度の予備知識で(招待券で)観に行きました。紫式部が道長に依頼されて、帝の彰子への気を引く為に書いたという設定は面白かった、というか実際はどうだったか知りませんが。現実の世界と、紫式部が読み聞かせる創造上の世界がシンクロして、注意深く観ていないと「あれ?今、どっちの世界?」ってな感じになってしまいがち。
ドラマの主人公も光源氏と紫式部の双方とも言える扱いで、後半は紫式部が主役のような部分も多かった。キャスト的には光源氏を演じた生田斗真は色白の美青年の趣があってイメージ的にもピッタリ、紫式部役の中谷美紀もこれで良かったと思う。他のキャストで目立っていたのが田中麗奈、六条御息所役で、自分より若い源氏への愛にのめりこんで行き、遂には生霊になる難しい役なのだが、エキセントリックに演じていて静かな役所が多い中で光っていた。
この映画で目立っていたのはストーリーや豪華な出演陣よりむしろセット、映像の美しさだった。壮大なスケール感を象徴するのは、琵琶湖畔に総工費約2億円を投じて建造された道長の邸宅「土御門邸」のオープンセットで、平安時代にタイムスリップしたような感覚に陥った。また、出演者が身に付けていた衣装も華やかさに満ち溢れていて眼を奪われた。


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2 コメント

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総工費約2億円 (まっつぁんこ)
2012-02-11 20:00:09
ハリウッドだったら10倍かけそうだけど邦画にしてはがんばりましたね。(笑)
衣裳や造作物他がきわめて日本的でなかなか良かったと思いました。
>総工費約2億円 (kintyre)
2012-02-12 22:35:37
こんばんは、ハリウッド同様の予算を投じるのは困難ですが、この映画ではストーリーとか演技より、衣装や美術に目が奪われました。平安朝のイメージ通りの映像で、とても良かったです。

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