kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

西武、乱打戦を制し明日にもマジック点灯か?

2010-09-10 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
千葉ロッテ
埼玉西武 12


【投手-捕手】
(ロ)成瀬、薮田、小野、伊藤-的場
(西)西口、岡本篤、小野寺、藤田、シコースキー-上本、細川

【責任投手】
勝:藤田6勝3敗
負:小野4勝4敗

【本塁打】
福浦12,13号(ロ)、今江8号(ロ)、フェルナンデス8号(西)、中村18,19号(西)

【戦評】
9月も残り試合が少なくなってきて、どの試合も大事な試合で確実に勝ちを積み重ね2位以下のチームにプレッシャーを与えたいです。特に、地元西武ドームでの試合は今カード3試合と23日の楽天戦だけに、出来れば前回のお返しに3連勝、悪くても2-1で乗り切りたいです。昨夜はハムに完封負けを喫したので、今日は打線が奮起する番です。

先発は西口とエース成瀬でした。

ハムとの3連戦は先取点を取られてばかりで、常に追いかける展開でしたので、今カードでは何としても先取点を取って逃げ切りたいな~。なんて思っていたら今日は先取点を取ったので、携帯で途中経過を見て「ヨシヨシ」と思い、帰宅してTVを見たらいきなりロッテの猛攻を浴び、福浦と今江の連続本塁打などで西口5失点で轟沈。苦手ロッテ相手に、しかもエース成瀬だっただけに4点差は痛いと感じたのですが...。
西口4回途中KOでリリーフした2番手の岡本篤がロッテの反撃を3イニングス食い止めている間に、打線が成瀬を捕えた。
5回に片岡の犠牲フライで1点、そして6回にクリーンアップが仕事をした。先頭の中島の激走が内野安打を呼び、続くフェルがライトへ2ラン本塁打、更に、中村がレフト後方の売店まで飛ぶソロ本塁打で同点に!!!
7回にツヨシの3塁打で2点勝ち越されてもライオンズ打線は力強かった。細川の安打を皮切りに2死1,2塁からフェルの2塁打で再び1点差に。そして、中村は小野に2ストライク0ボールと追い込まれてから、ファウルで粘りフルカウントから放った打球は左中間席に飛び込む逆転3ランで遂に2点のリードを奪う。

ロッテも必死の反撃で、8回表、この回から登板した藤田から福浦がソロ本塁打を放つ。そんでも今日の西武ナインは勝利への執念を全員が表現した。8回裏、1死1,3塁で片岡は伊藤のスライダーを完ぺきに捕えた3ラン本塁打でロッテの息の根を止めた。最終回はシコースキーがセーブの付かない場面ながら無失点に抑えた。SBがハム相手に延長戦を馬原で落としたので、明日の試合で西武が勝利しSBが敗れると「マジック8」が点灯する。
それにしても昨日のウルフは打ちあぐねたが、最近の打線の勢いは凄い。少々の点数なら中盤で確実に逆転しているので頼もしい。
今日の試合で敢えて苦言を呈するとすれば、上本の配球に偏りがあり4回はそうした点をロッテ打線に読まれた。同じことはロッテの的場にも言える。小野はシュートが得意の投手だが、中村に3ランを打たれた場面、的場は敢えて外角中心の配球で勝負を挑んだが完全に裏目に出た。
最後に、今日の勝利投手は本来は小野寺のはずだが、何故か藤田。その藤田は先頭の福浦にいきなり被弾する。最近はこういうパターンが多いんだよね。心の中のどこかに内角勝負を躊躇っているのかも知れない。頑張れ藤田!

明日の先発は涌井と左腕吉見。涌井は最近チームを勝利に導いていないので、満員が予想される中でエースらしい投球でロッテ打線を牛耳って下さい。

<ナベQ監督のインタビュー>
どっちに転ぶかわからない中で、うちの選手の気持ちが出て、「ここ!」というときに自分の持っているものを出してくれました。1点先制した後、ビッグイニングを作られて状況的に良くない中で、何とか1点でも取っていけたことが大きかったです。ランナーを貯めたところで効果的な一発も出ましたので、選手の気持ちや意地が凝縮されていたと思います。
初戦を取ったことは大きいです。残り少ない試合数の中で、勝てるゲームは取っていかないといけないです。今日は序盤劣勢でしたけど、みんな何とか崩そうという気持ちがあらわれていました。

 

 


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