kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

涌井1か月ぶりの14勝目でマジック「8」が点灯!!!

2010-09-11 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

           2010プロ野球観戦記NO.41

            ○埼玉西武 4-2 千葉ロッテ×

▼埼玉西武-千葉ロッテ 23回戦(埼玉西武10勝13敗) 観衆33,920人

チ  ー  ム 
千葉ロッテ
埼玉西武

【投手-捕手】
(ロ)吉見、薮田、古谷、伊藤、小林宏-的場、斉藤、田中
(西)涌井、藤田、シコースキー-細川

【責任投手】
勝:涌井14勝7敗
S:シコースキー2勝3敗33S
負:吉見6勝7敗

【スタメン】千葉ロッテ
6西岡
8清田
4井口
D福浦
5今江
3金泰均
7大松
2的場
9角中
-----
1吉見

【スタメン】埼玉西武
4片岡
8栗山
6中島
3フェルナンデス
D中村
9高山
7坂田
5阿部
2細川
---------
1涌井

【4カード連続勝ち越しで、今季最多の観衆に応える】

9月に突入して再び打線が活発になってきました。その反面、先制点を奪われ追いかける展開が増えていますが、ファンとしては勝てば良いので、まあどんな形でも1位なので勝てば2位以下のチームはきついので、ナベQ監督が言うように勝てる試合は確実に勝ちましょう。
今日の先発はエース涌井と左腕吉見です。涌井は前回Kスタ宮城でまさかの大逆転負けを食らう原因を作ったのと、交通事故の影響など今日の試合内容はそうした意味でも注目されました。

今季の涌井は序盤(1~2回)に失点するケースが多いので注意して見ていましたが、先頭の西岡に3塁打を打たれ、1死から井口に2塁打を打たれやはり失点してしまいました。2回にも先頭の金に安打されたが、ここは後続を断ち無失点。西武打線は1回裏、0-1から先発吉見を崩す。1死から栗山の2塁打と四死球で満塁に。中村三振後の2死、左腕に強い高山が放った打球は大松の頭上を越す2塁打で2-1と早くも逆転し涌井を援護する。高山は3回の1死1,3塁でもタイムリーを放ち3打点。
西武は4回にも1死1,3塁のチャンスを作るが2番手薮田に中島が併殺打で追加点を取れず、これ以降中盤はロッテ中継ぎ陣を攻略出来なかった。

涌井は3回以降は安定した内容で、ロッテがチーム方針としている「待球作戦」も制球が安定していたので通用しなかった。3回以降は1四球無安打でロッテ打線を7回まで完全に封じ、好調な西岡も出塁出来なかった。
8回に片岡の捕手へのゴロで1点を追加し、4-1で最終回はシコースキーを投入。今江の犠牲フライで1点を失い、最後は2死1塁で大松にファウルで粘られたが力の無いレフトフライで試合終了。最近のシコースキーは疲労からか球速も140キロ前半が多く、この日のように最後はハラハラさせられるが、取りあえず何とか抑えているパターンだ。

これで今カードの勝ち越しが決まりこれで4カード連続になった。それでもハムとロッテには負け越しているので、ホームでの対戦を3連勝で終えて苦手意識を払拭しておきたい。ロッテは唐川を欠いて先発陣のやりくりがきつく、その先発が試合を作れないので救援陣にしわ寄せが来ているようだ。
打線も金泰均が日本の猛暑を乗り切れずに夏バテ、西武戦を得意にする大松も不調、正捕手里崎を欠き、荻野貴の復帰も絶望で打線も苦しいようだ。3位の座もオリやハムが猛追しており危うくなってきた。

試合内容としては特に見るべき点は無かったが、オープン戦ではないので勝つことが大事。SBとハムは杉内とダルのエース対決となりダルが完投勝利で11勝目を上げたことで、この結果、西武にマジック「8」が点灯した。
このまま順調に行けば、来週末の福岡遠征中にナベQ監督の胴上げが見れそうだが、出来れば23日の最後の西武ドームでの試合で決めるのが一番だね。仮に、25日のKスタ宮城まで引っ張りそうなら、日帰りでも宮城まで行きます!!!
高山ヒーイン.jpg涌井ヒーイン.jpg

明日の先発は帆足とペンです。ペンは7月末に加入した投手で初対戦の外国人投手。ここのところケッペルとかウルフに苦戦したので、ペンを打ち崩して3連勝を狙いましょう。
それにしても今日は最後の週末カードとなったことから、今季最多の3万3千を超す観衆が詰めかけた。GW以上の集客でこれで今季150万人超えとなった。まあ、以前は180万人超えの年もあったけど、やはり勝たないと人も来ないよね遠い所沢まで...。
高山と涌井.jpg

<ナベQ監督のインタビュー>
しんどいゲームでしたけど、最終的にはうちの形で勝利出来たことが大きかったです。
ワク(涌井投手)は、ここのところなかなか勝ち星に恵まれず、責任感が強いのでフラストレーションが溜まっていたと思います。今日も状態は良くはなかったですが、初回の1点だけでゲームを作り、終盤まで持ち込んでくれたので、しっかり仕事をしてくれました。
久(高山選手)が今日はカバーしてくれました。
2アウトになってから大事なところで打ってくれたのが良かったと思います。打線は序盤良い形で点を取りながら、中盤はなかなか点が取れませんでしたけど、最後あの1点を取ってくれたことは大きかったです。
今年1年間、共に闘って来てくれたファンの皆さんの為にも、これから変なゲームは出来ません。

 


西武、乱打戦を制し明日にもマジック点灯か?

2010-09-10 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
千葉ロッテ
埼玉西武 12


【投手-捕手】
(ロ)成瀬、薮田、小野、伊藤-的場
(西)西口、岡本篤、小野寺、藤田、シコースキー-上本、細川

【責任投手】
勝:藤田6勝3敗
負:小野4勝4敗

【本塁打】
福浦12,13号(ロ)、今江8号(ロ)、フェルナンデス8号(西)、中村18,19号(西)

【戦評】
9月も残り試合が少なくなってきて、どの試合も大事な試合で確実に勝ちを積み重ね2位以下のチームにプレッシャーを与えたいです。特に、地元西武ドームでの試合は今カード3試合と23日の楽天戦だけに、出来れば前回のお返しに3連勝、悪くても2-1で乗り切りたいです。昨夜はハムに完封負けを喫したので、今日は打線が奮起する番です。

先発は西口とエース成瀬でした。

ハムとの3連戦は先取点を取られてばかりで、常に追いかける展開でしたので、今カードでは何としても先取点を取って逃げ切りたいな~。なんて思っていたら今日は先取点を取ったので、携帯で途中経過を見て「ヨシヨシ」と思い、帰宅してTVを見たらいきなりロッテの猛攻を浴び、福浦と今江の連続本塁打などで西口5失点で轟沈。苦手ロッテ相手に、しかもエース成瀬だっただけに4点差は痛いと感じたのですが...。
西口4回途中KOでリリーフした2番手の岡本篤がロッテの反撃を3イニングス食い止めている間に、打線が成瀬を捕えた。
5回に片岡の犠牲フライで1点、そして6回にクリーンアップが仕事をした。先頭の中島の激走が内野安打を呼び、続くフェルがライトへ2ラン本塁打、更に、中村がレフト後方の売店まで飛ぶソロ本塁打で同点に!!!
7回にツヨシの3塁打で2点勝ち越されてもライオンズ打線は力強かった。細川の安打を皮切りに2死1,2塁からフェルの2塁打で再び1点差に。そして、中村は小野に2ストライク0ボールと追い込まれてから、ファウルで粘りフルカウントから放った打球は左中間席に飛び込む逆転3ランで遂に2点のリードを奪う。

ロッテも必死の反撃で、8回表、この回から登板した藤田から福浦がソロ本塁打を放つ。そんでも今日の西武ナインは勝利への執念を全員が表現した。8回裏、1死1,3塁で片岡は伊藤のスライダーを完ぺきに捕えた3ラン本塁打でロッテの息の根を止めた。最終回はシコースキーがセーブの付かない場面ながら無失点に抑えた。SBがハム相手に延長戦を馬原で落としたので、明日の試合で西武が勝利しSBが敗れると「マジック8」が点灯する。
それにしても昨日のウルフは打ちあぐねたが、最近の打線の勢いは凄い。少々の点数なら中盤で確実に逆転しているので頼もしい。
今日の試合で敢えて苦言を呈するとすれば、上本の配球に偏りがあり4回はそうした点をロッテ打線に読まれた。同じことはロッテの的場にも言える。小野はシュートが得意の投手だが、中村に3ランを打たれた場面、的場は敢えて外角中心の配球で勝負を挑んだが完全に裏目に出た。
最後に、今日の勝利投手は本来は小野寺のはずだが、何故か藤田。その藤田は先頭の福浦にいきなり被弾する。最近はこういうパターンが多いんだよね。心の中のどこかに内角勝負を躊躇っているのかも知れない。頑張れ藤田!

明日の先発は涌井と左腕吉見。涌井は最近チームを勝利に導いていないので、満員が予想される中でエースらしい投球でロッテ打線を牛耳って下さい。

<ナベQ監督のインタビュー>
どっちに転ぶかわからない中で、うちの選手の気持ちが出て、「ここ!」というときに自分の持っているものを出してくれました。1点先制した後、ビッグイニングを作られて状況的に良くない中で、何とか1点でも取っていけたことが大きかったです。ランナーを貯めたところで効果的な一発も出ましたので、選手の気持ちや意地が凝縮されていたと思います。
初戦を取ったことは大きいです。残り少ない試合数の中で、勝てるゲームは取っていかないといけないです。今日は序盤劣勢でしたけど、みんな何とか崩そうという気持ちがあらわれていました。

 

 


AORの名盤、スティーヴ・キプナーの「ノック・ザ・ウォール・ダウン」(1979)

2010-09-09 00:00:00 | 音楽

 

 

<曲目>
1. THE BEGINNING/ザ・ビギニング
2. KNOCK THE WALLS DOWN/ノック・ザ・ウォールズ・ダウン
3. LOVEMAKER/ラヴメイカー
4. SCHOOL OF BROKEN HEARTS/失恋教室
5. WAR GAMES/ウォー・ゲーム
6. I’VE GOT TO STOP THIS HURTING YOU/ディス・ハーティング・ユー
7. LOVE IS IT'S OWN REWARD/愛の報酬
8. CRYIN’S OUT FOR LOVE/クライン・アウト・フォー・ラヴ
9. GUILTY/ギルティ
10. The Ending/エンディング
11. I Had To Find It Out For Myself
12. Love Is It's Own Reward (Instrumental)/愛の報酬(インストルメンタル)

Musicians:

Drums
:Jeff Porcaro,Mike Lingle
Percussion:Victor Feldman
Bass:David Hungate,Kenny Lee Lewis
Guitar:Dean Parks,Steve Lukather,Jay Graydon,Larry Carlton,Tom Seufert,Steve Kipner
Keyboards:Michael Omartian,Greg Mathieson,Steve Porcaro,David Foster,Geofrrey Leib,Robbie Robinson
Trombone:Bill Reichenbach
Trumpets:Jerry Hey,Gary Grant
Sax:Don Roberts
Background Vocal:Steve Kipner,Peter Beckett,Bill Champlin,Tom Seufert,Bobby Kimball,Tom Kelly,Carmen Twillie

最近になって一気にAORのリイシュー化が進み音楽専門月刊誌にまでレビューが書かれるなど、ちょっと前までは考えられない状態に嬉しい意味での戸惑いを感じています。
AORには1作しか発表しなくても「AORの名盤」とファンの間から称されるアルバムは少なくありませんが、スティーヴ・キプナーの「ノック・ザ・ウォール・ダウン」もその仲間の一つです。この度のリイシュー(再発盤)ではボーナス・トラック2曲を含む「+2」としてメデタク陽の目を見ることになりました。このアルバムはエアプレイでデヴィッド・フォスターとコンビを組んだ、名ギタリストでもある、ジェイ・グレイドンがプロデュースとギターで参加しています。

1曲目はアルバムの冒頭を飾るに相応しいロック調のナンバーで、終始、ジェイ・グレイドンのギターが印象的だが、エンディングはいきなり訪れ、「もう少し聴きたい」との余韻を残して2曲目に移る。
その表題曲である2曲目ではラリー・カールトンがアコギで加わり、デヴィッド・ハンゲイト(TOTO)のベースも良い味を出している。プレイヤーのピーター・ベケットらとのバック・ヴォーカルとの絡みも良い。
3曲目はソングライターとしてのキプナーの本領発揮と言えそうな曲。中間部でのジェイ・グレイドンのソロは短めで、曲の良さで勝負している。キーボードでデヴィッド・フォスターが参加している。
4曲目は力強いキプナーのヴォーカルと、ビル・チャンプリンやボビー・キンボール(TOTO)らのバック・ヴォーカルの終盤での絡みが印象的。この辺のアイデアはジェイ・グレイドンによるものだと察する。
5曲目はジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイト、スティーヴ・ルカサー、ボビー・キンボールらのTOTOのメンバーらが勢揃いしている。ここでも前曲同様にバック・ヴォーカルのコーラス隊が耳に残る。
6曲目は、このアルバムの中でもこれだけがバックの演奏陣が異なる。その訳は不明だが共作者であるトム・シューファートがギターとバック・ヴォーカルで参加していて、この曲にはジェイ・グレイドンが参加していない。アルバムの中でも異色の曲で、全体的にシンセの音が大きいのが特徴。
7曲目はキプナー自身の多重録音によるコーラスから始まる。冒頭からエアプレイの様な雰囲気が漂うが、ここでもデヴィッド・フォスターが参加しているので至極当然?メディアム・テンポの曲で、前曲から再びキプナーらしさが戻ってくる。
8曲目はイントロと中間部でドン・ロバーツのサックスが入る。ポップな曲調にこのサックスが良い味を醸し出している。
9曲目は冒頭にしっとりとした展開になるように見せながらも、曲は一転して軽快なリズムで展開して行く。ジェイ・グレイドンのギターがグイグイと引っ張り、最後に再び冒頭の様な展開になり幕となる。しっとりとした部分は別れた恋人への反省とか後悔を述べているようだ。
10曲目はアルバム本来のラスト。1曲目の「The Beginning」で始まりラストは文字通り「The Ending」で終わる。どちらもキプナーとジェイ・グレイドンの共作で、グレイドンのギター・ソロがこれでもかと言うほど炸裂して終わる。
11曲目と12曲目は今回のリイシューに際してボーナス・トラック
として加わった。11曲目は冒頭からジェイ・グレイドンのギターが炸裂するミディアム・テンポの曲で、表題曲とのカップリングでシングル発売された際にB面(LP時代ですので)として収録されていた。
12曲目は7曲目のインスト版でこれもシングルB面で発売されていた。ジェイ・グレイドンのギターが延々と続きますので、彼のファンなら涙ものかな?

こうしてアルバム一枚を聴いてみると、やはり、シンガーソングライターとしての曲の良さと、ジェイ・グレイドンのプロデューサーとしての確かな仕事ぶりには感服します。
演奏陣も6曲目以外はTOTOのメンバーであるジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイト、スティーヴ・ルカサー、ボビー・キンボールらに加えて、ラリー・カールトンやジェイのパートナーであるデヴィッド・フォスターらが参加していてキプナーのヴォーカルを見事に引き立てている。
プロデューサー特権?でジェイ・グレイドンがギターで目立ち過ぎとも思えますが、この辺は愛嬌として受け流しましょう。ジェイ・グレイドンは、この頃からギタリストとしてより、プロデューサーとして自信を付けたようで、そのきっかけとなったのがマーク・ジョーダンの「ブルー・デザート」と本盤であることは間違いないでしょう。
スティーヴ・キプナーはコンポーザーとしてオリビア・ニュートン・ジョン「フィジカル」を筆頭にシカゴ、ジャック・ワグナー、ジョージ・ベンソン、マーク・ジョーダン、エアプレイ、近年ではクリスティーナ・アギレラ等と枚挙に暇がないほど多くの楽曲をアーティストに提供してきた。AORアーティストと言えば一発屋で、その後のキャリアも細々と続くだけのパターンが多い中で、彼は今でも現役の第一線で活動しています。

このアルバムは、AORが華やかだった時代の最中に発売された一枚として、AOR史に残る一枚だと思います。これからも私の愛聴盤として残って行くことだと思います。

 


西武、一発攻勢でハムに連日の逆転勝利!

2010-09-08 23:46:07 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
北海道日本ハム
埼玉西武


【投手-捕手】
(ハ)糸数、須永、吉川-大野、尾崎
(西)石井一、小野寺、星野、岡本篤、グラマン-細川

【責任投手】
勝:石井一9勝4敗
負:糸数2勝2敗

【本塁打】
坂田8号(西)、フェルナンデス7号(西)、小谷野13号(ハ)

【戦評】
残り試合も減って来て、特に、西武ドームでの試合は今週の6試合と23日の1試合だけ。来週からは関西遠征と九州遠征が控えているので、苦手にしている2カードですが確実に白星を稼ぎたいです。先発は左腕石井一と糸数でした。
2回に中田の犠飛でハムが先制したものの、西武は直後の2回裏、坂田の一撃はレフト席へ突き刺さる2ラン本塁打で逆転。
4回表に同点にされるが、再び直後の4回裏に得点を上げた。先頭のフェルが糸数が投げた内角球を一発で仕留めるソロ本塁打で再び突き放す。その後、2死1塁で原が放った打球はショートとセンターの間に落ちる幸運な安打となり、1塁走者の坂田が一気に本塁へ突入。タイミングはアウトだったが、返球を受けた捕手大野が落球し1点追加。
2死だったこともあるが坂田の思い切りの良さを引き出した河田3塁ベースコーチの判断も的確だった。(昨年までのSコーチだったらどうかな?)

坂田の見事な走塁でハムにダメージを与え、更に、片岡の3塁打と栗山のタイムリー安打でこの回一気に5点を奪った。この回だけで5安打2四死球打者10人の攻撃は繋ぎの気持ちがあったからだと思う。
これで戦意喪失となったハムは主力投手を休ませ須永、吉川と2軍クラスの若手を投入した。ハムは8回に小谷野が岡本篤からソロ本塁打を放つが焼け石に水で、試合には何の影響も無かった。
先発の石井一は6回終了で降板した。2番手の小野寺は従来のフォークとは異なる落ち方をする球種が有効で無四球だった。3番手星野は稲葉に対してワンポイントで登板し三振を奪った。この三振を奪った球は、背中からストライクゾーンに曲がり一瞬体を避けた稲葉は呆然と見送り三振となった。星野がこれだけキレのあるカーブを投じたのは何年ぶりかな?あのカーブがあれば左相手に安心して起用できる。
4番手岡本篤は小谷野に被弾し、5番手グラマンは今日は三者凡退で終えた。グラマンはまだまだ球速は戻っていないが、今日のチェンジアップのキレは良かった。

今日は2位SBが西武戦とは打って変わってやる気のない楽天相手に2試合連続完封勝利を飾ったが、3位ロッテは今日もオリに敗れた。楽天は何であの粘りをSB戦に発揮しないのだろうか?

<ナベQ監督のインタビュー>
良い形で点を取ってくれて、相手に流れを与えず、序盤にビッグイニングを作れ、一久も最少失点で抑えゲームを作ってくれました。選手一人ひとりがこれからのゲームが大事だというのは分かっているので、しっかり地に足をつけてゲームが出来ていると思います。
相手ピッチャーのことを考えながらオーダーを組みますが、出た選手がしっかり結果を出してくれているので良い競争が出来ていると思います。ここのところ序盤に良い形で点が取れるので、今日みたいに粘り強くピッチャーが投げていれば良いの試合が出来ると思います。

連勝は出来ましたので、明日は当然3連勝を狙っていきます。

 

 


4点差を逆転!中島の犠牲フライでサヨナラ勝利

2010-09-07 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
北海道日本ハム
埼玉西武 1x

【投手-捕手】
(ハ)ケッペル、榊原、宮西、建山、林、武田久-鶴岡
(西)許、藤田、シコースキー-上本

【責任投手】
勝:シコースキー2勝3敗32S
負:林1勝2敗

【本塁打】
糸井15号(ハ)

【戦評】
この対戦カード、前回の札幌3連戦は1戦目に99.99%勝ちを確定しながらも、伏兵の一発をきっかけにサヨナラ負けを喫し、その後7連敗したので何とかしなければなりません。先発は許とケッペル。
試合は3回に許が2死無走者から4安打と四球で一気に4点を先制され、序盤から大きなハンデを背負う形に。
ハムの先発ケッペルとは初対戦かな?外国人投手特有の短いインターバルから、手元で動く球を中心に投げタイミングが全く合わず打てる感じがしなかった。その先発ケッペルは6回終了で99球を投げたところで降板、7回からは継投となった。

この7回、ケッペルから替わった榊原に対し先頭の中村が2塁打で出塁。簡単に2死となったが、ここから打線が奮起した。上本が安打で繋ぎ、代打の代打平尾が替わった宮西からしぶとく1,2塁間を抜くタイムリー。更に、チャンスに弱い片岡がタイムリーで2点目。ここまで来るとホームの有利さが発揮され、西武ドームも盛り上がってきた。栗山がしぶとく四球で繋ぎ2死満塁で中島が渋くレフト前に落とし遂に同点!
同点になったらホームが有利。4番フェルの打球も渋く2塁手田中賢の頭上を越えてこれが5点目となり逆転に成功。

所が8回から登板した藤田が2死無走者の場面で糸井にソロ本塁打を打たれ同点。9回表、しシコースキーを投入しハムの攻撃を三者凡退で退け9回裏の攻撃へ期待が懸る。
9回裏、8回から登板の林が先頭平尾を四球で出塁させる。ここで片岡は初球をバント、この打球を処理した林が1塁へ悪送球(記録上は田中賢の失策)で無死2,3塁。ハムは満塁策を取り、無死満塁で武田久を投入。しかし、この場面を抑えるのは至難の業であり、中島が軽くミートした打球はライトフェンスまで飛び、楽々と犠牲飛球になり、西武が4点差を跳ね返してサヨナラ勝利を飾った。

0-4で帰宅したけど、正直嫌な展開でした。それでも選手達の勝負を諦めない姿勢が、7回の大逆転劇に繋がった。試合を決めたのは中島で流石だが、そこまで繋いだ選手達も立派だった。チーム全体で掴んだ見事な勝利だぜ。SBが勝ったので1.5差は変わらないけど、ロッテはオリックスの金子千相手に負けたので一歩後退となった。

願わくば8回に登板した太陽、今後は不用意な被本塁打を避けるような投球、そして捕手上本も慎重な配球が求められる。太陽が失った1点を、チーム全体で跳ね返したことで彼も少しは救われたでしょう。最後に、右肩痛で2軍調整中だった岸が来週にも2軍の実戦で登板するそうだ。先発は無理だろうから、中盤以降に2イニングス程度をピシャリと抑えてくれれば大きいけどどうかな?

明日の先発は石井一と糸数です。

<ナベQ監督のインタビュー>

序盤に4点を取られて、糸口を掴めない中、選手の粘りを感じたゲームでした。みんな詰まった当たりでしたけど、気持ちが現れ、非常に効果的に点が取れたと思います。
相手のミスもありましたが、そのミスを活かして、最後は良い形で勝てたことが良かったです。本当にチーム全体で勝ち取った勝利だと感じています。許の悪いところも出ましたが、その後はゼロを続けて行ってくれたので、それも逆転のきっかけになったと思います。
どの試合も大切ですが、前回状態の良い中で札幌で3連敗しているので、今回その借りを返さないといけないですし、これからを占う上でも大事なゲームが続きますので、1試合1試合集中していきたいと思います。チームの気持ちは1つになっています。
これからプレッシャーのかかるタフなゲームが続くので、気持ちの部分を大切にしていきたいです。

 

 


別府の秘湯巡り中の神戸の女性看護師、変死体で発見

2010-09-06 22:27:16 | 時事ニュース・国内

大分県別府市明礬(みょうばん)の雑木林で若い女性の絞殺遺体が見つかった事件で、県警は6日、DNA鑑定により、遺体の身元を神戸市垂水区の看護師、横手宏美さん(28)と確認した。また、横手さんは家族に先月31日夜、「明日、別府の山の上にある温泉に行く」と電話で連絡していたことが分かった。横手さんの軽自動車が見つかった場所から西側に約500メートル先には無人の露天温泉があり、今月1日、この温泉への行きか帰りかに、事件に巻き込まれた可能性も出てきた。
県警の調べでは、横手さんが使っていた軽自動車は、遺体発見現場の約200メートル東方の道路脇にとめられていた。別府市内の男性が1日午後1時ごろ、この場所にとまっているのを目撃。3日にも同じ場所にあるので不審に思い通報した。

(以上、毎日新聞より転載しました)

映像で見る鍋山の湯

いや~、このニュースを聞いて仰天しました。実は、管理人はこの鍋山の湯にほぼ一年前の9月下旬、行き入浴しました。この女性の目的がもとから秘湯ハンティングだったようで、その意味では私と同じだったようです。この鍋山の湯は別府温泉郷の一つでもある明礬(みょうばん)温泉から道を外れて途中から砂利道の林道を進みます。
砂利道で路面も凸凹しているので、慎重な運転とそれに伴うテクニックも無いと辿りつきません。私は小型車のレンタカーで行きましたが、大型車だと底を擦る危険性もありますよ。
訪れる人は多いみたいで、簡単な道路標識はありますがうっかりすると見落としそうな程の大きさで、私のように、事前にネット等で情報を仕入れていかないと迷うでしょう。
鍋山の湯は小高い丘の様なロケーションからの別府市内の眺望が素晴らしく、まわりは何も遮るものがなく、まさに自然に抱かれての露天風呂としてTV等でもたまに紹介されています。鍋山の湯だけではなく、周辺にもヘビン湯と鶴の湯という同じような露天風呂もあり、私は三か所全て巡りました。

私が鍋山の湯に入浴した時、やはり、同年代の男性二人組と一緒になりました。鍋山の湯は実は浴槽は2か所あるのですが、手前の方は私は入浴しなかったけど、若い女性が一人で入浴するのは勇気のいる場所です。
脱衣所もなく浴槽のある周囲は木々で囲まれていて、仮に、入浴中に不慮の事故にあっても助けを呼べるような場所ではありません。この様な大自然の秘湯巡りは私も大好きで、何か所も行っていますが、男性ならまだしも、20代女性の一人旅もたまに見かけますが「勇気があるな~」って感心することもあります。女性オンリーのグループ数人でこういう所に堂々と入浴に来ているケースは決して珍しくはないのですが、20代女性の一人旅は馴れていても注意が必要です。

そして、この別府温泉の秘湯巡り、私も行く前から「置き引き」「車上荒らし」などに注意するようにとのネットでの情報を念頭にしていました。実際に、「ヘビン湯」にはこんな山奥に必要なの?と思いましたが街灯がありました。そこには置き引きなどの被害がある旨、書かれていましたので、男性と言えども警戒は必要です。
この被害女性、秘湯めぐりが好きだったのでしょう。気の毒に思います。死亡推定時刻が夕方から夜にかけてと報道されています。
道端に路駐して露天風呂を目指していたようですが、路駐しなくても手前に一応駐車場らしきスペースはあります。こういう場所に行くには、利用者が多い時間帯を狙っていくべきだとも思いますが、女性一人旅で男性の目を気にせずに入浴したくて、この時間帯を狙ったのでしょうか?
逆に、犯人はそういう行動パターンを熟知して狙ったのですかね?地元民は滅多に行かないそうで、行きたい人には注意を呼び掛けているとか。折角、大自然の中での入浴を思う存分楽しみたかったのでしょうに、これでこの温泉が今後閉鎖とかならないように願うばかりです。


西武、悪夢の大逆転サヨナラ負け

2010-09-04 23:16:35 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
埼玉西武
東北楽天 6x


【投手-捕手】
(西)涌井、シコースキー-細川
(楽)川井、薮、青山、片山、小山-中谷、嶋

【責任投手】
勝:小山4勝3敗
負:シコースキー1勝3敗31S

【本塁打】
中村16号(西)、高山8号(西)、大島1号(西)

【戦評】
いや~野球は最後まで分からないという見本のような試合でした。だってね、2点先制して、小刻みに中盤以降も3本塁打で突き放し、エース涌井も3~8回まではほぼ完ぺきな内容。隙も無かったし、このまま完投勝利!!途中経過でロッテもSBも苦戦していたから「シメシメ」2.5差だぜ~。
ファンとしても野球の怖さを教えられました。ゲームセットの瞬間まで気を抜いては行けません。涌井が9回裏、先頭の鉄平から5連打を食らい降板。急遽登板したシコースキーも流れを止めることは出来ず、何と6点を奪われ悪夢のサヨナラ負け。

シコースキーは恐らく準備をしていなかったのかな?涌井が完投ペースで来ていたので、肩慣らし程度で待機していたかもよ。急いで肩を作っても結局間に合わなかった。エース登板試合を落とすと連敗するパターンが続いているので嫌な負け方だ。明日は中4日で岩隈と帆足の対戦。今日は涌井で勝って、あわよくば岩隈も打ちこんで3連勝との目算は崩壊。SBもロッテも負けただけに、今日の敗戦は痛かった。

<ナベQ監督のインタビュー>
野球の怖さだね! 涌井は終盤まで完璧な投球だったんだけどね。いつもより球数も少なかったし、普通はすんなりいくんだけど…。何が悪かったのか今はわからない。エースとしての気弱さが出たかな。今日は流れを決める大事な試合だったんだけどね。シコースキーもノーアウト2,3塁と厳しい場面での交代だったので、ちょっと酷だったね。
フェルナンデスの足は少し炎症を起こしているようだけど、肉離れではないと聞いている。

 

 


中村、復帰後初アーチが満塁弾で楽天を圧倒!

2010-09-03 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
埼玉西武 14
東北楽天

【投手-捕手】
(西)平野、岡本篤、グラマン-細川
(楽)長谷部、松崎、山村、川岸、佐竹-嶋

【責任投手】
勝:平野3勝3敗
負:長谷部3勝5敗

【本塁打】
中村15号(西)、細川8号(西)

【戦評】
大混戦の首位争いの中で、何としても1位でフィニッシュしたい西武。9月後半は23日以外はビジターでの試合が組まれているので、何としても前半のホームでの試合で貯金を確実に稼ぎたいです。今カードはビジターですが、リーグ内で唯一勝率5割以下で「借金担当」の楽天相手に負け越す訳には行かない。マー君が今季絶望で登録抹消中で先発陣のやりくりさえ大変なチーム相手なので、出来れば頭を取って3連勝と行きましょう。先発は平野と左腕長谷部です。
この二人、西武は2007ドラフトで長谷部を入札したが外し服部も外し平野を指名。その平野は埼玉出身ながら宮城県を本拠とするJR東日本所属で、ドラフト前は楽天志望と伝えられていた。長谷部は期待され入団したが伸び悩み、平野は夏場になってローテに定着してきた右腕。

前置きが長くなったけど、この試合は事実上1回で決した。こんな試合も珍しかった。

先発の長谷部は立ち上がりから制球が定まらず、西武の打者は打席に立っているだけで良く、ボールを振る機会さえ与えられない。まず、先頭片岡から4者連続四球で1点、ここで5番中村はストライクを取りに来た真ん中のスライダーをレフト席へ叩きこむ満塁本塁打(今季三本目)であっという間に5-0。
2回には打者9人で4安打1四球に中村の失策も絡み、途中で松崎に交代したが5失点で2回終了で10-0と大差が付いた。長谷部の独り相撲で楽天は出鼻をくじかれた。楽天打線は調子の出ない平野を攻め5回までに3点を返すが、長打力の差は歴然で、6回に再び西武打線が爆発。

高山の2点打の後、山村が投じた球は細川が大好きな真ん中低目でこれを叩くと左中間席へ飛び込む2ラン本塁打で14-3に。もはやこんな試合をホームで見せられた楽天ファンに同情したくなるような西武打線の猛攻が続いた。試合は最終的に西武打線を上回る14安打を放った楽天打線だが8与四球と1四球と2本塁打の差が如実に出た。
14-4と立ち上がりの10点は最後まで縮まることなく西武が仙台で大勝した。明日は、エース涌井と川井の対戦。エースらしい投球が出来ていない涌井ですが、この勢いをもらってビシッとした投球で4連勝と行きましょう。

なお、首位争いをしているSBと千葉ロッテは揃って敗れたのでゲーム差は1.5と広がりました。

<ナベQ監督のインタビュー>
初回に4者連続フォアボールなんて初めてじゃないかな。
久しぶりにサンペイ(中村選手)のホームランが出たね! あの1本で終わらずに、7回に右投手から1本ヒットを打ったのが大きいし、良い兆しだね。これで吹っ切れてくれるといいんだけれど。
平野の調子はあまり良くなかった。もっと右、左打者のインサイドをつくピッチングをしないとね。この先、こういった状況のゲームが続くので先頭打者をきっちり抑えていかないと厳しいね。それでも各イニング1点で押さえて、ズルズルいかなくなったところは成長の後が見られるけどね。

 


映画『東京島』を観て

2010-09-02 00:00:00 | 映画・邦画
映画『東京島』を観て





後日、更新します。


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石井一、7回1失点の好投で8勝目

2010-09-01 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

          2010プロ野球観戦記NO.40@大宮 
             ○埼玉西武 7-4 オリックス×



▼埼玉西武-オリックス 20回戦(埼玉西武12勝8敗) 観衆18,597人

チ  ー  ム 
オリックス
埼玉西武

【投手-捕手】
(オ)近藤-前田大
(西)石井一、藤田、シコースキー-細川

【責任投手】
勝:石井一8勝4敗
負:近藤5勝10敗

【本塁打】
坂田7号(西)、坂口5号(オ)

【スタメン】オリックス
8坂口
9荒金
4後藤
Dカブレラ
3T-岡田
5バルディリス
7田口
2前田大
6大引
-------
1近藤

【スタメン】埼玉西武
4片岡
8栗山
6中島
3フェルナンデス
D中村
9佐藤
7坂田
2細川
5原
---------
1石井一

【坂田貴重な3ラン、今年最後の大宮でオリを破る】

上本の奇跡的逆転サヨナラ本塁打の勢いをそのままオリにぶつけたい所でしたが、昨夜は前橋で苦手金子から序盤に3点を奪いながら悔し過ぎる逆転負け。オリには負けたくないのに、これで連勝しても2-1と勢いに乗りたいカードだけに残念な敗戦。2戦目の今日は今年最後の県営大宮での試合で、管理人に取っては2年ぶりの観戦です。

今日は観戦の為に有給休暇を取得して早めに球場に向かいました。球場前はかなりのにぎわいで、西武ドームでは見かけない屋台も出てたりと、「地方球場」ならではのカラーが出ていました。
それでも球場内の売り子の大半は西武ドームでの売り子と同じ顔触れだったり、観客の顔触れも西武ドームでの常連さんが多く、まあ西武ドームと似た雰囲気でした。ただ、何時ものようにデジカメ持参で観戦に行きましたが、いざ、写そうと思ったらメモリーカードを忘れていて、そんな訳で今日は写真レポ無しです、スンマセン。

今日の先発は左腕石井一と近藤でした。近藤は好調な石井一とは逆に最近は序盤からの失点が多く、オリファンは不安?
初回、オリは坂口が四球で出塁したけど、後続が連続三振とエンドラン失敗で結局三人で終わり。逆に西武は大宮に駆け付けたファンからの大声援を浴びて、先頭の片岡の2塁打を皮切りに4連打を含む6安打を集中し4点を先制。最近の試合でここまで鮮やかに初回から大量点を奪ったのは何時以来かな?

3回には坂田の豪快な3ラン本塁打がレフト席上段に着弾し、この時点で7-0と大量リードを奪い楽勝ペースに。近藤は序盤に7失点を喫したが、オリベンチは中々交代させなかったが、これは中継ぎ陣の負担軽減と近藤への懲罰かな?
オリ打線は毎回のように走者を出すものの本塁は遠く、点差は縮まらない。結局、7回に荒金のタイムリーで石井一から1点を取るのが精いっぱい。最終回には調整登板したシコースキーが坂口に3ラン本塁打を打たれ、尚も、走者2人を置いてT-岡田を打席に迎える。一発が出ればヤバかったが、フルカウントから何とか三振を奪って、ヒヤヒヤしながらも7-4で勝利。いや~それにしても最終回は肝を冷やしたね。まさか、こんな展開になるとは思わんかった。

最後に、中村は空振りばかりで、打席での「オーラ」が全く感じられませんね。最後は代打平尾を送られるなど、不振なのか調整途上なのか、このままではスタメン落ちかな?
久し振りの県営大宮だったが、西武ドームとは異なり久し振りの屋外球場でしたが、サウナ同然の球場とは違って、風も心地良く昼間の猛暑も忘れて快適?な観戦でした。それでも、帰途の途中、埼京線と中央線がトラブルで30分も遅れての運転となり、帰宅したのは時計の針が0時を告げる直前でした。

<ナベQ監督のインタビュー>
昨日やられているので今日は何としても勝たなくてはいけないゲームだったけど、序盤から打線が繋がって大量点を取り、石井一も粘り強く良いピッチングをしてくれて、終盤まで良い形でいけました。
最終回はちょっとシコ(シコースキー投手)がやられましたけど、その後をなんとか打ち取ってくれた。今日は勝ったということが大きいと思います。
打線は立ち上がり相手投手の不安定なところを連打でうまく繋いで、ここのところ当たりが出てなかった坂田も、良い場面で本来の彼のバッティングで追加点を奪ってくれた。もうちょっと点を取れるチャンスはあったが、ここのところの戦いの中で序盤に7点を取れたというのは良い兆しだと思う。
これからの20試合では、取れる試合はきっちり取っていかなければならないし、今日みたいなタフなゲームが続いていくと思うので、選手のみんなもそこらへんをしっかり頭に入れて、これから戦っていきたい。

 


時計