kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

西武、優勝へ赤信号...福岡で3連敗!

2010-09-20 23:09:47 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

一体この結果を予想した西武ファンがいただろうか?いるはずが無い。

福岡での雌雄を決する3連戦、ゲーム差と残り試合数を考えれば1勝2敗で御の字、3連敗さえしなければ苦しいのはSB。それどころか、あわよくば福岡で胴上げか若しくはマジック1か2で23日の本拠地最終戦で歓喜の胴上げ。
これが私を含めて多くの西武ファンが願っていた「シナリオ」の筈だった。1,2戦目はTV観戦、今日は外出していたので携帯で途中経過を随時確認していた。

まずは第1戦、片岡の先頭弾で幸先良く先制し杉内も調子が出ないようで序盤からリードを奪い「シメシメ」の展開。所が、エース涌井が5回に松中にまさかの逆転弾を浴びる。
それでも打線が奮起し、8回裏に奪われた3点を、9回表に抑えの馬原から3点を奪い返したものの、延長戦に突入も小久保にシコースキーがサヨナラ弾を浴びジ・エンド。
涌井で落としたのは大きいが2戦目はSBに相性の良い左腕帆足。その第2戦も片岡が連日の先頭弾とフェルのアーチで先制。しかし、帆足はベンチの期待を裏切り多村に逆転の3ラン本塁打を浴びる。それでも3回に再びリードを奪うものの、帆足は味方が点を奪うと直後に失点する最悪のパターン。結局、中盤に小野寺の投じたカーブがすっぽ抜けた球が「危険球」と判断され退場。これをきっかけに救援陣が崩壊。折角、この日から復帰した岸も起爆剤となり得なかった。

そして3戦目の今日。ここで勝てばまだまだ西武が有利。今日も1回に中島とフェルの連続弾で3点を先制も、裏に1失点。4回に片岡の2塁打で追加点を奪うが、ここで片岡が右ふくらはぎを痛めて途中交代。
この交代で急遽原が2塁へ入ったそうだが、原の2塁守備ははっきり言って怖い。原は3塁だと安心出来るが、2塁は不安一杯だが片岡に替わる2塁手は居ないのが現状。結局、この原の2塁守備の不安が的中したようで、併殺を奪えず逆転を許し、そのまま1点差敗北。

今日の試合で片岡と石井一が負傷し途中交代。フェルも足の状態は万全ではないが打撃は9打席連続安打で好調だ。
この結果、2位SBとは0.5差となった。残り試合は西武が4でSBが3で直接対決は終了。CS進出争いはオリが一歩後退で、ハムとロッテの3位争いになってきたが、残り試合数はロッテが1試合多いのがミソ。
もう余裕をかましている場合では無くなった。打撃陣は残塁は多いが杉内や馬原を打ち崩すなど好調なので、後は、首脳陣が作戦を誤らないことが大事だ。ブラウンの昇格は?

投手陣は先発投手が長いイニングスを投げられないので中継ぎ陣にしわ寄せが来て疲弊している。但し、2日間試合が無いのでここで疲労を回復させてギアを入れるだけだ。岸は中継ぎで早い段階で待機して投入したいし、西口も先発機会が無いなら中継ぎ待機だ。
左腕が土肥だけなのは不安だが23日から星野を緊急昇格させるか?で、誰を落とす?太陽かな?その太陽、気持ちが出ていない。この期に及んで右打者の内角攻めが出来ない何て言っている場合じゃない!!

兎に角、相手チームや相手投手は関係無い。打線は打って打って打ちまくれ!投手はごちゃごちゃ言わんと、気持ちを込めて投げるだけ。その気持ちが強ければ相手が勝手にコケるさ!


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