kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

西武、打線爆発しM7!ロッテを3タテ

2010-09-12 23:48:03 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

                       2010プロ野球観戦記NO.42
                     ○埼玉西武 12-3 千葉ロッテ×

▼埼玉西武-千葉ロッテ 24回戦(埼玉西武11勝13敗) 観衆33,921人

チ  ー  ム 
千葉ロッテ
埼玉西武 14

【投手-捕手】
(ロ)ペン、小野、川越、根本-的場、田中
(西)帆足、長田-細川

【責任投手】
勝:帆足11勝8敗
負:ペン1勝3敗

【スタメン】千葉ロッテ
6西岡
8清田
4井口
D福浦
5今江
3金泰均
7大松
9竹原
2的場
-----
1ペン

【スタメン】埼玉西武
4片岡
8栗山
6中島
3フェルナンデス
D中村
9高山
7坂田
5阿部
2細川
---------
1帆足

【中村3ラン、高山満塁弾、大島ソロの3本塁打でお祭り騒ぎ】

遂にマジック8が点灯しました。8月の8連勝中にも一度点灯の可能性があったのですが、その後、大型連敗を喫していたので消滅していました。
SBは「予想通り」9月になって勢いがなく、けが人が戻ってきた西武がナベQ監督の予想通り9月になって勢いを取り戻しました。これで、優勝決定前後に岸が間に合えば万全でしょう。今日の先発は左腕帆足とペンでした。ペンは7月末に加入した外国人で西武戦は初登板。

ペン.jpg

帆足は昨日の涌井と同様に初回に失点した。先頭の西岡と井口を「安打」で出塁させたが、但し、西岡の打球は中島がダイビングして弾いたもので、井口のは阿部が強烈な打球のバウンドを合せ損なったもので、どちらも「失策」と紙一重で帆足には多少気の毒だった。この二人を塁に置いて好調な福浦に2塁打を浴びていきなりの2失点。
0-2と劣勢でスタートしたが、好調な打線は2点ビハインドも単なる「ハンデ」である。
1回裏、先頭片岡の四球と盗塁の無死2塁から栗山のセンター前打で1点。1死後、フェルが安打するものの2塁走者の栗山の判断ミスで進塁出来ず嫌な雰囲気が。
それでも後続の中村が栗山のミスを一気に帳消しにした。ペンの初球を打った打球は「弾丸ライナー」となって低い弾道で左翼フェンスを超える3ラン本塁打となり4-2と、逆に西武が2点をリードする展開に。

剛とナカジ.jpg

活発な打線は2回にも2死無走者から片岡出塁(ペン牽制悪送球で2進)後、栗山のセンター前タイムリーが出る1回と全く同じ展開で1点追加。3回には阿部が初回の拙守を取り返すタイムリーで1点、そして、4回には2死満塁の場面で2番手小野から高山が初球を叩くと打球はあっと言う間に満員のレフト席へ吸い込まれる、高山自身プロ初の満塁本塁打で西武ドームは歓喜のるつぼと化した。これで10-3、ロッテの息の根を完全に止めた。

高山.jpg大島.jpg

7回には途中出場の大島が2ラン、8回は代打平尾の2点タイムリーなどで14点を奪い、マジックは「7」となった。この試合、ロッテに先取点を奪われたがロッテは繰り出す投手がことごとく失点するなどで打線も勢いに乗れない。帆足は1~2回は不安定だったが、打線の援護もあって徐々に投球も安定し8回を投げた。
これで負け越していたハムとロッテとの地元での6連戦を5-1で終え、来週は関西遠征と福岡遠征が待っている。特に、関西遠征では苦手としている金子千との対戦があるので、ロッテの二線級投手だけでなく金子千もここで打ち込んでおかないとダメです。

栗山.jpg中村.jpg

今日は長田の登板のみで中継ぎ陣を休ませたのは大きい。マジックは現時点では「7」で最短での優勝は18日だが、現実的には20日頃か23日が有力かな?出来れば地元でナベQ監督の胴上げが最高だけど、敵地福岡で憎きSBの前での優勝決定も有りかな?中村が復活し、フェルも好調を維持しているので、後は今日無安打だったナカジが復調してくれれば良いね!
四人まとめて.jpg

<ナベQ監督のインタビュー>
序盤少しボールが高かったので、帆足は、ばたついたところもありましたけど、味方の大量点に守られて、途中からは本来の帆足に戻ってうまく打ちとってくれました。
なるべく先に点をやらない形が理想ですが、先制されても今は逆転するチーム力があるので、慌てずに攻略出来ました。打線の状態が全体的に上がっているので、良い形でランナーが貯まったところで、しっかり結果を出せていると思います。
9月に入ってから、チームがひとつになった力が出てきているので、これからの大事なゲーム1つ1つ勝っていきたいと思います。

 


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